上尾市長選分析-8 ツイッターは有効か
ツイッターはスマホで簡単に発信できるために盛んだが、ツイートの統計分析を見るときはPC版になる。下は2017/10/29~12/31のアナリティクスからの集計である。
ツイート内容 | 日付 | インプレッション | エンゲージメント | 率 |
---|---|---|---|---|
島村市長と田中議長のワンツー逮捕へ | 10月30日 | 15,229 | 682 | 4.50% |
捜査員が上尾市役所に捜索へ | 10月30日 | 2,762 | 137 | 5.00% |
上尾市長選の開票速報実施中 | 12月17日 | 2,206 | 182 | 8.30% |
若い市民も市長選挙に参加しよう。 | 11月16日 | 2,125 | 41 | 1.90% |
鈴木茂氏は自民党を離党した。 | 11月23日 | 2,030 | 73 | 3.60% |
二人の分断者・静かなる怒りを込めて | 12月16日 | 1,978 | 356 | 18.00% |
市長選挙に立候補が噂される人物 | 11月6日 | 1,645 | 23 | 1.40% |
民進党の畠山稔氏が出馬声明発表 | 11月14日 | 1,492 | 45 | 3.00% |
上平の新図書館建設は工事停止 | 11月17日 | 1,398 | 48 | 3.40% |
上尾市長選の選挙公報を評価 | 12月11日 | 1,377 | 65 | 4.70% |
ニュース性のあるツイートは市外の人にも見られるのでアクセス数が多い。個人的にはあまり使わなかったために効果を実感しないが、テーマに関してブログは狭く深く、ツイッターは広く浅い影響力がある。ただし表示(インプレッション)数はあまり当てにならないかもしれない。
●陣営のネット対応について
ツイッターはアカウント無くても見られるし、匿名性があるから利用者数と発信頻度がFBの比ではない。政治問題を語るのだから匿名性が無ければ不特定多数と広く交流することができない。ツイート(発信)とリツーイト(拡散)と賛同を得たり、質問に答えたり何処で演説や集会をするという連絡を伝えるにはお手軽なツールだ。
畠山陣営のSNS活動はなかった。リアル選挙活動のみ。
鈴木氏はFBを選挙のために開始しているが、本人用と選対本部の二つがあり紛らわしい。FBは友達の集まりであり閉じた世界、一般人が見に来るわけでもないから選挙の効果は狭い。FBよりも(簡単な)ツイッターを始めなかった点では時代遅れと言う感じだ。
秋山陣営はツイッターは盛んだが、本人代理の支援者と思われる(それでも良い)。動画もあって選挙戦術としては完成している。ただしフォロワー数は130人程度と少ない。ちなみに12月末以来、ツイッターもブログも休止中だ。
ネットは組織力の乏しい弱者の道具として有効だが、上尾市長選では存在感は無かった。市長選を話題にしてツイートする市民は、政治関心度の高い無党派層、共産党系と秋山陣営の順と見ていたが、ツイート(発信)したのは50アカウントにも満たないのではないか。
SNSが選挙を盛り上げるのではなく、若い世代を市政に近づかない(or近づけない)限り、SNSで盛り上がることは無いだろう。
●フォロワー数
上尾でツイッターのフォロワー数の多い順がわかるが、政治を扱うとなると極少数。100位内では、55秋山もえ、80糟谷たまき、97ダンディつば太郎@孤高の戦士のみ。
つづく
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