読まないまま集まる、世にも奇妙な読書会
上尾に「まちの映画館」をつくる会の企画
先日、同会による映画会を見たネット上のつながりで参加しました。感想や書評を語る普通の読書会ではなく、未読本(自宅の積読く本)を持ち寄り、ぐるぐる読書という新スタイルで楽しみますとのこと。他人と別々の本を読み合い、感動や情報を共有しようというらしいです。
小説ではなくビジネス書で行います。”ちか まどか ”さんというファシリテーターによる指導につき参加費500円。(Read for Action)
・自己紹介 参加者5人、市民活動支援センターにて
・チェックイン
・本の紹介
・質問つくり…付箋紙に書き込む、これをグループ人数(=冊数)繰り返す
・回答つくり…一人ずつ発表、これを同上繰り返す
・その他 全体で発表回数は30秒から数分を一人十回?と多い。
持参したのはマーケティング本、子育て教育本、自己啓発本、財テク本など。私が書棚から探したのは「倒産にはしかたがある/青春出版社」。3.11以後、余計な本(モノ)は捨てるので積読はあまり無いのですが昭和の超古本が日の目を見ました。
下はageocinemaインスタグラムより・・・インスタ映えってこういうことかと感心!
僅か数分、興味もない他人の本を読み(正しくは眺めて)、質問を書くのは、初めは戸惑います。これを五回転、次に回答を数分で書き発表し合うをまた五回転(たぶん・・・)。
読解力と探索力のスピードが問われますが、そんな堅いものではありません。(他人だからこその)異なる視点で、本人がつまらないと感じた本に対して本人が気付かない発見をすることで刺激し合うという、非常識な読書会です。まぁ早い話、如何につまらない本をネタに盛り上がれるカイ?でした。
読み・書き・発表のターンを"数分おきに繰り返す"ことは、(優劣はないものの)ゲーム性と緊張感があります。Q&Aが乏しいと形式に陥る可能性がありますが、(何であれ)読書好きが集まればよいわけです。
発表回数がめちゃくちゃ多いのは、能動的になる仕掛けですから短時間で要領よく話す訓練要素があります。内容はその人の素養範囲でこなせば良いものの、発表ターン後に1討論があると深まる気がします。他者視点の刺激を受け入れられるかがキモです。
最後のバイオグラフみたいな振り返りシートはイイかも。アンケート書いたのに持ち帰ってしまいました・・・スミマセン。
持参本の中には、皆さんが書いたQ&Aがペタペタ貼ってあるため、捨てられないで第二の積読状態へ。本としては命拾いでした。
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