中野サンプラザ・公共施設の建築で思い出したこと・・・
中野サンプラザの解体問題などが争点になった区長選は、見直し派が当選した。
当落 | 候補者名 | 所属党派 | 得票数 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 酒井 直人 | 無所属 | 36,758 | |||||||||||
田中 大輔 | 無所属 | 27,801 | ||||||||||||
吉田 康一郎 | 無所属 | 14,534 | ||||||||||||
市川 みのる | 無所属 | 12,064 |
あの建物は遠くからも目立ってイイ感じだったけど、壊して一万人のアリーナ構想という。
昔、あの地下のプール教室へ通ったことがあるが、冬場になると帰りが寒くて長続きしなかったことを思い出した・・・相当古い建物だからどうするんだろう、と他人事ながら心配する。
どこの自治体も悩んでいることだが、無責任な政治屋が新しいハコモノを建てたがるから困ったもの。で、もう一つ思い出したのが「もうハコモノ作りません」と宣言した市のこと。はたの市ではなく「秦野市(はだの)」と読むのだった
。

分権時代の自治体職員より引用
・・・はっきりと、もう新しい箱物は作らないということを、真っ先に掲げています。これは、学校も建て直さないとかそういう意味ではないんです。必要なものはきちんと、建て直していく。要は、新しい何とかセンターとか、何とか館とか、そういうものはもう造らないという意味です。
なぜ、そう言うのか。今あるものは、もう持ちきれないという計算の結果が出ているんです。今あるものを持ちきれないのに、なぜ新しい物を造ることができるのかということです。ですから、・・・
要するに維持するだけでも難しい時代になってんだよね。秦野市のこの宣言は有名らしいけれど、その後本当にどうなったのかは分からない。地元の建築業者が干上がった・・・のニュースは無いと思うが・・・
秦野市 103.76km2 総人口165,560人 一般会計520億円
関連 上尾市公共施設の現状と更新費用の40年見通しの警告書
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