Dlife・アメリカンドラマを真似る日本のテレビ界
最近、コールドケースの日本版をDlifeで放送していた。アメリカの人気ドラマの版権を買ってのリメーク作品だった。なんと今月から「スーツ」というタイトルまで同じドラマがフジテレビで始まった。日本のドラマが脚本がマンネリだったりタレント主義だったりすることの反動なのだろうか。多分、原作のファンには違和感があり、初めての人には新鮮に見えるだろう。
2012年にDlifeが放送された頃、こんなに面白いテレビがタダで見られるのに驚いた。「世界の番組まるごと無料放送」の売り文句はウソじゃなかった。当時はアメリカでの放送から何年も遅れたLOSTとかダメージを見ていた。熱心なファンはDVDで早く見ていたせいだろうか、或いはBSのためなのか視聴率は低かったと思う。
大手のCMが少ないから採算取れずに撤退するのではと危惧していた。あるとき番組への応援メッセージを募集していて、試しに送ったらテロップで流された。よほど投稿が少なかったのだろう。
今年はよく見ている。ホームランドはお気に入りだがシーズンは終わってしまった。続いてクリミナル・マインド、ブラックリストなど。脚本とテンポの良さが飽きさせない。映画もテレビもアメリカは不安を上質なエンターテインメントに変換して商売していると想うことが多い。だから、ドギツイ内容のサスペンスでも人間の背景を巧妙に描く。日本だと安易な人情モノに流れるところだ。
面白い番組は他にもあると思うが、時間が足りなくなるので数は抑えている。字幕にして1.3倍速、CMは多いがスキップするから苦にならない。
だから、いつ放送中止になっても文句は言えない(笑)。
そもそもDlifeは視聴者のことを考えないていない節が多い(笑)。9月は週1回ではなく週二回連続とか時間帯も違ったりの不規則な番組編成が多くて録画予約が大変だった。おかけでホームランドの録画、失敗したワ。見逃し配信も見逃したワ。シーズンが終わっても、次のシーズンが放送されるか否かも分からない。
テレビは固定資産税みたいにNHK受信料がかかるしBS受信も加算される。有料放送が増えているらしいから、そのうちタダで見られるのは質の低いものか人気番組の数年遅れ放送になるのだろうか。地上波の民放など一つ二つ消えてもいいけどDlifeは困る。で、想うのは、昼間は日本のテレビ局、深夜から早朝まではDlief担当みたいな合同化はムリなのだろうか。
« 三時間で訂正した上尾市役所行政経営課 | トップページ | 畠山市長は前任者の轍を踏む? »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ディーガ4CW201の評価(2022.01.27)
- ドラマ桜の塔、主人公が犯人だった(2021.04.17)
- Dlife・アメリカンドラマを真似る日本のテレビ界(2018.10.16)
- 映画・野火が伝える屍とフィリピン遺骨収集事件(2018.08.23)
コメント