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2018年10月19日 (金)

白岡市生涯学習センターへの見学会と上尾市との比較

一体何が違うのか?

追記10/27 見学してきたので(見学記)、表の内容を追記・訂正。

追記10/21 末尾に白岡市の用地選定のまともすぎる考察を抜粋した。ひるがえって、上尾は逮捕市長と腰巾着職員や議会多数派がアホ過ぎた。アホに仕えるのは辛いが、これを読んで恥ずかしくならないなら辞表を書くとよい。


図書館本館を守る会では10/25木に上記施設への見学会の参加者を募集している。白岡市の担当者からの説明も受けられる。畠山市長たちは遠くの立派な図書館見学をしていたが、むしろ身近で手の届きそうな事例なのでこっちの方が良さそうだ。A30228

白岡へは行ったことが無いが、施設計画における白岡市と上尾市の比較をしてみた。まだ梨の直売があれば行ってみたい。

Photo

白岡市の生涯学習センター(こもれびの森)の詳細はこちらへ。なお白岡市役所HPでは「住みよさランキング県内3位」と、はしゃぎ杉だ(東洋経済のアレはあまり意味は無い)。

一つ気になることがある。既に開館しているのに市役所HPには相変らずイラスト画ばかり、白岡市民からもリアルな報告や写真がブログやツイッター上に見られない、という違和感だ。何を意味するのだろう…

比較 白岡生涯学習センター 上尾市複合施設(島村案)
市人口、一般会計/h30 5.2万人、144億円
(2つの値の上尾比率は、ちょうど4.3倍
22.8万人、620億円
駅の1日乗車人数/JR東 13,000 上尾42,000 北上尾15,700
納税者所得,県内/2017推定 354万円,6位 328万円,19位
既存図書館:床面積、蔵書、利用者数 177㎡、9万冊、8万人、築39 2200㎡ 、33万点、21万人(2017年で築38年)
場所 市役所西側の公有地
駅歩15分、1.2km
私有地。北上尾駅18分
候補地選定 3か所、用地選定を自主公開し内容も明瞭
こちらのp35-39
4カ所、情報公開請求でのみ告知、建設視点のみで評価した
敷地面積 8,000 7152
床面積 4,780 5034
駐車/駐輪 120 / 80台 84 / 200
図書館部面積 1,808 、施設の38%
管理室、トイレ、玄関等除く狭義
約2000
蔵書数.万冊 22 43
開架, 閉架 15 ,  7=計22万冊収蔵可だが今12万冊 18 ,25
来館予測(万人/年 25 90
来館予測人数/日 平日600~休日1200 3000人/300日稼働
複合施設の中身 図書館、資料館、ギャラリー、音楽・軽スポーツ室、集会室2、会議室3、創作室、学習室、音楽スタジオ 1F 図書館、ギャラリー、市民ホール
2F 青少年センター、郷土資料、研修室、会議室
飲食施設 業者に出店依頼するも採算ムリと断られた
館内二か所飲食可の場所、歩2分に食堂
喫茶程度、飯が食えると勘違いした人多いだろう
検討委員会 2年で15回
それ以外は不明
実施設計完了後に開始
h29/8~4回予定(3回後に中止)
検討委員 15人、うち議員2、公募2
公募が少ないと思うが、呼び掛けても来ないのが実情と(上尾も同じ)
11人、公募2、他は指名
計画の説明会 駅頭、公民館など8カ所で出張説明会。延548人。それでも計画知らないは37%いた 市民から要望されて1日のみ(三回開く。119人)
議会で説明するので、広い会場で市長参加は無しと回答
■建設 以下、鈴木茂議会報告、H28/7 等より
設計方式 複数企業からのプロポーザル方式 指名競争入札
提案者 ㈱アール・アイ・エー ㈱楠山設計
設計料(万円) 基本から実施設計まで7600 基本設計2257
実施設計9325
総事業費 (億円) 26
(うち、図書購入1億円)
国の補助金はなし
38
図書購入費はなし
補助金の類を見込む
土地代 市有地につき 0 土地と移転補償 2.9億円を上記に含む
建設費 建設、設備、外構含めて22億円 21.4
設備費 13.6(逆算推定)
年間維持費 ?(明快な値不明) 図書館のみで3.2(現本館2.9)
施工会社 川口土建・井上JV
川口土建は年商290億円/h29
地元建設業者ばかり
島村工業は年商187億円/h29
その他 (仮称)上尾市中央図書館基本構想
嘘が混じる粗悪なもの
その他1F総合受付はシルバー人材  
 
追記
用地決定の考察について、白岡市生涯学習施設基本構想 P35~39より引用
 
 ・・・市の財政事情を考慮し、事業費の軽減を前提としたうえで、交通アクセス 周辺環境 施設連携 用地条件の良さなどを総合的に 検討した結果、将来の発展性が見込まれる市役所周辺の公園・レクリエーションゾーン及び公共公益ゾーンを建設候補区域とした。
 
 ( 3つの候補地を上げている )
 
公共用地を建設候補地として選定した理由
 ① 事業費の軽減・・・  ② 建設費の確保・・・  ③ 整備期間の短縮・・・
 
⑵ 建設候補地のメリットデメリット ・・・ 表
 
1)建設用地の選定
 ・・・これらの役割を果たし市民の誰もが利用 しやすい場所として、事業費の軽減、交通アクセス、周辺環境、他の公共施設との連 携、用地条件の良さなどを選定条件として、総合的に評価した結果、メリットが多く、 デメリットの少ない「千駄野運動広場」が建設用地として最も望ましいと判断できる。
 
③ 交通手段
 ・・・自動車・自転車・徒歩などが想定される。 自動車の場合、白岡市のほぼ中央に位置しているため、市内外多方面からアクセスしやすい位置にある。また、自転車・徒歩の場合、主に白岡駅方面からの来館者が多いと想定される。
 
④ 周辺公共施設との相互利用
 ・・・市役所周辺の公共公益ゾーンに位置しており・・・
 ・・・周辺の公共施設の相互利用や施設連携が可能となり、 回遊性の高いゾーンとして期待できる。
 
 

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