上尾の逮捕記念日を忘れさせまいとする読売記事だが…
忘れた人はバカであり、忘れたい人は繰り返す人である。
10月30日は上尾市民が忘れてはいけない教訓の日だ。しかし、駅舎襲撃にもつながった上尾暴動事件(渋谷のハロウィン騒動どころじゃない)を60年史に刻むのに、半年前の大事件を無かったかのように扱ったのは、昔のことは覚えているが今を忘れる悲しい認知症である。
ちょうど一年たったが、果たして何が変わっただろうか。と振り返る事は有意義であり、その意味で読売新聞はよくぞ報道してくれた。記事は、二月に庁内でコンプライアンス(法令順守)の研修をしたと伝える。
「逮捕劇は、それを許してしまう体質や土壌が市役所内にあったはずだ」
と講師は語る。「はっとした。トップの問題とするのではなく、自分にも責任があると考えなければいけない」
この感想は記事の通り一人であり、参加した”全員”ではなかったという事が、60年史から除外した態度から証明されたことになる。
つまり認知症ではなく、『変わらない上尾』が続いている。
惜しいのは、「市職員や市議会の質を上げねば」と代弁で結ぶのは奇麗ごとである。50過ぎた人間が変われるわけない。
人を替えること。
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