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2019年1月29日 (火)

羽生市図書館、文化ホールそして寺島実郎氏の講演会

初めて羽生市へ行った。

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高速を使うほどではなく、一般道でも空いていたが1時間かかった。まず隣にある羽生図書館へ立ち寄る。
 
モダンな建物で広くはないが、一通りそろった良い施設だった。入口に郷土コーナーがあり、田山花袋の展示があったた。
 
田舎教師の舞台となったのが羽生なのだと。粗筋は忘れたが、良い本だったということと、切ない終わり方だったと記憶する。
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「雑誌の持ち去りは 犯罪です」
雑誌コーナーに貼ってある警告シール。
過去に盗難にあった雑誌棚に貼ってあるようだ。
こうでもしないと収まらないなら仕方ない。防犯タグは初期費用が高いから、むしろその費用を蔵書に回した方が良いのだろう。
 
上尾と違うのは、郷土資料関係は申請しないと入れない特別室になっていた。また、AV視聴コーナーを上尾市は今は廃止しているが、ここにはあった。見ていたのは子供。学習室も仕切り付きで40席位あり、生徒たちが十数名勉強していた。
 
日曜の昼どき、一階の図書館には20名ほどしかいない。中心部では無いし周囲は田園風景だ。隣の産業文化センターもイベントが無いと閑散だ。
 
北風の強い日で寒かったから、陽当たり良い窓辺に座ったが、ブラインドカーテンで遮られていた。上尾の本館二階はガラスブロックの壁面だから、明るさを確保しながら冬場は温かい。

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●お目当ては「多文化共生シンポジウムin羽生」における寺島 実郎氏の基調講演会
 
朝、関口宏のサンデーモーニングで見たばかりだが、赤坂から高速でやってきたと言う。世界認識を深める~多文化共生という視界~なのだが、噂にたがわぬというかそれ以上に驚いたことがある。
数字の裏付けのある話をしたい」。
冒頭のあいさつだ。
 
 講演会と言うと一枚切りのレジメがあればよい方だが、寺島氏はなんと自分で作ったデータ資料集、A4で129頁もあるものをくれた。データびっしりで貴重な本が貰えたのはラッキーだった。講演会と言うよりも研修会に近いので、かすかにいびきが聞こえてきた。
 
 二部はオロゴンさんなどが登場して賑やかなパネルディスカッションだが、渋滞を避けるために早めに帰った。
 
 久しぶりに一般道でリッター12.6kmが出た。普段の倍。
 

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

「数字の裏付けのある話をしたい」という寺島氏の言葉に納得です。様々な場面で、実証データや根拠が重要ですね。
逆に言えば、数字の裏付けの無い、情緒的な話やスローガン(たとえば、「夢・感動教育あげお」)には要注意。
「10年前と比べても、学力は横ばい状態が続いているので、市教委はメンバーを一新し、全く新しい施策に転換します」くらい言ってもらいたいが、今の市教委には無理な話かな?

多分ですが・・・
教育熱心で所得の高い若い親の場合は、文教都市浦和を目指すでしょう。
塾も充実していますから。

モロ、「数字の裏付け」のある意思決定です。

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