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2019年2月20日 (水)

上尾市の4つの選挙費用、そして1回5万円の噂

2019年度予算を紐解いて分かる、民主主義のコスト
 
 
 今年は4つの選挙がある。昨年に選挙費用を書いたが(こちら)、新年度予算書で詳しく確定した。なお選挙費という総額は2.9億円である。
 
投票月 選挙名,
前回投票率
選挙費用
(金額は千円)
  賃金
 

4/7投票

 
 

県会議員選挙39.4%

 
 

45,615

 
 

17,870+α

 
 

7

 
 

参議員選挙50.6%

 
 

65,963

 
 

27,637

 
 

9

 
 

県知事選挙26.8%

 
 

51,241

 
 

21,911

 
 

12

 
 

市会議員選挙36.8%

 
 

94,138

 
 

18,448

 
合計

241,128

85,866

 県や国の選挙は市の負担分はやや軽くなり、上尾市議会選挙が9400万円と一番高くなる(実は高くつくが正しい)。そのコストは有権者数で一人500円。その程度かと思うが、実投票人数でやると1400円になる。

投票所で見かける立会人等の市民は一選挙当たり200人位がいて、約一万円位だ(規程集で見られる)。表の賃金とは、投開票事務従事者等賃金とよび、これは応援人員への支払いである。主に市職員だが金額的に一割はパートである。

中小企業とは違い、しっかりした就業規則の下でキチンと賃金計算をするから、朝から深夜の開票まで頑張ったら、休日と深夜加算がついてハウマッチ?

「日曜に、そんな仕事やりたくない」

「いえ、欲しいものが有るから」

誰しも、その判断は報酬次第だろう。

どうだろう。年4回チャレンジして、投票率なんかどうでも良くて20万円なら

都市伝説でしょう・・・(^-^?)

----

で、ここからが本題。投票のコスト削減や投票率向上をホンキで考えたことは無いと思う。

Kigou01

港区の方式 「記号式投票では、投票用紙にあらかじめ候補者の氏名を印刷してあります。投票したい候補者の氏名欄に○印のゴム印を押して投票します。」

私案としては、市税を千円加算しておき、投票に来た人に五百円玉還付すると投票率は上がるはず。10円の差で店を代える主婦のように、「人は損失を回避する」が行動経済学だから。他にも投票割引という民間店舗との協賛企画もある。

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