撒かれたエサが分断を作り、北上尾館の人気化は本館衰退へ-5
偽装計画シリーズ 1反対 2ハガキ 3陽動 4過信 5餌付け 6動議
予算案が通ったら(県警しか)止められなかった、が教訓。
ネットには常に刺激的な表現があふれています。だから「餌付け」も軽く読みましょう。さて「3陽動」で十分と思ったのに、そうでもないから投稿を早めました。
1.現本館は二年半休館とし、その後は(仮)上町分館として複合施設へ。
分館面積や中身は不明ですが、地元対策として地域民室は用意するでしょう。あの程度の工事に二年半もかける狙いは、以下のように北上尾館のファンを増やして固定化するための時間です。後戻りできないように・・・
2.北上尾館を人気化させて閉鎖できなくなるのがシナリオ
議会でも閉鎖するとは答えていません。「一時的」との答弁はそれで正しいのです。館仕様は「3陽動」の中ほどに書きました。現本館2Fは970㎡ですが階段やトイレも含めてのこと。つまり借上げ2000㎡のうちの図書館1000㎡は広く感じるかも。大石分館の460㎡で5万冊よりも少ないのは、本よりも居場所重視と思います。または三年後に面積広げるとか。
2億円の内装費はPAPA側工事によるために割高感があるのは、工事管理費に15%入れたら3000万円というように民間の自由です。
Wi-Fiは磁石のように今までと違う人を吸い寄せます。夏場は人気です。スマホ画面だけを眺める”利用者”が長居をしても、「そこ座らせて」とは言えません。
電子書籍は全体の貸出増にはならないと思いますが、新しもの好きで政策達成感に浸りたい人は行政や議員にもいます。例えば、教育委員会は電子黒板の学校導入を『戸田市と本市のみ』と自慢するのは、効果への責任が無い気楽さです。音楽配信もやっていますが、その報告と検証は不明です。
学習室は人気がでます。今が貧弱すぎだから。隣席との仕切りを入れた机は本館の事務机とは大違い。中高生にはWi-Fi付きで人気化しますが、居心地の良さは睡魔も強いですよ。専用の持込PC席は社会人の学習に好まれ、時間別利用にするかもね。
とまあ、商業施設の中に小ぎれいで先端的な北上尾館は、現本館よりも多様な客層に支持されます(読書層には向かないかも)。
北上尾館を図書館だけではなく、コミュニティゾーンやドリンクゾーン等々を一体的なものとして市民は認識しますから、図書館として駄作でも…
人気あるのに二年半で閉鎖しないで(泣)。立派な施設をナゼ解体するのだ(怒)、と言われます。三年後、残留を望む市民の声に応えてあと五年延長と言って、地元議員共々点数稼ぎができます。
公共マネジメント(こんな表現に市民はからきし弱い)を前面に、老朽施設の統廃合は待ったなしとして成功例を挙げたり、「旧本館」と突き放す表現をし、電子書籍を例にして「一カ所に蔵書がたくさんある必要がないのが今の時代」とかなんとか言っちゃって現本館複合化を練ります。
「利用しない役人に言われる筋合いはない」ですよね。
3.反対運動は弱体化へ
島村案の中止は、別件W逮捕と工事直前という幸運の産物です。初期予算で動き出すと止められないことは前回の教訓のはず。
空になった本館から北上尾館へ人は流れます。公益無視の島村案には反対の大義があり、利己的動機も混じっていたけど大義がそれを隠しました。今回は前とは違い利用者エゴの綱引きも予想されます。単館と複合施設型の好みの相違は反対運動を弱体化します。変わらないのは、上尾行政の誠実性の無さです。
議会の反応。政策フォーラムは市長に寄り添い、新政クラブや公明党は条件次第でしょう。共産党は選択を迫られます。高齢化も進み、以前ほどの反対運動は起きないでしょう。
12月市議選でまた図書館を争点にしますか。仮に計画を撤退したら、また損害が発生して二回連続です。できますか、と言いたいけど小牧市はではまだやってます(呆)。
4.透明性が無いから3/20水に止めよう。
市提案の予算案から上記計画を除いた新政クラブの修正案で可決させます。市案が良くても、半年ズレたところで誰も困りません。このような「姿無き図書館像」を担当部門が描くはずがありません。
勘違いしないで下さい。北上尾館がダメと言っているのではありませんよ。二つの計画が怪しいと言っているのです。
止めてオープンにしましょう。
to be continued
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