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2019年3月16日 (土)

不退転のダークサイドシティ上尾からの決別宣言-2

決別シリーズ 1告発 2意志 3カメラ 4 

 

「ひるまない」という意思。

 

木曜日の畠山市長による告発答弁(小川議員向け)の奥深くには「こんな人達を選んではいけませんよ」という市民へのメッセージがあるはず。そして応援してひるみません"という意思の表れでしょう。

 

埼玉新聞は一面トップ、読売・朝日も報じます。その日の一般質問は糟谷・小川議員の二人だけ、記者が来るわけが無いはずですから市長室が招いたのでしょう。市長発言は前記事に書いたので、新聞からは小林守利様の発言を中心に紹介します。記事は後ほど貼り付け。

 

1.埼玉新聞…上尾市議会 市長と議長が対立 Web版はここ(紙面はこちら)

 

 (今年2月の市長室で) 小林議長から「事前調整をせずに議案を(議会に)出して修正されたら、上尾市の恥」「これまで議案については事前に話があり、そこでとうするか決めるのは議会だった」「われわれは(過半数を超える)18人。どういうことでもできる」。

 

 取材に対して小林議長は、「議案の事前調整は必要 これまでは(執行部と)そうしてきた」「事前説明もなしに、議案を提出されるのは違う。上尾には上尾の郷土にあったやり方がある。市長が一方的に自分の意見を公式な場で述べるのはどうかと思う」と反発した。

 

 市幹部の一人は「二元代表制下で、上尾では議会の関与が、その趣旨を超えている。予算などの議案以外にも(議員の関与は)職員の幹部人事まで及んでいる」と体質改善を訴えた。

 

2.読売新聞…予算案「事前調整」巡り火花

 

読売は、上の①を2/8と伝えます。市長答弁は「こじつけだ」、「市長が(議案などについて)全て秘密にしている」、「上尾には上尾のしきたりがある」と主張。なお記事には「地方自治法では予算編成などの権限は自治体の長にある」と解説しています。

 

3.朝日新聞…議長と最大会派 上尾市長が批判

 

 市長は小林議長から直接、「多数を占めている我々(新政クラブ、公明党)と事前調整して、議会の意向を踏まえた議案を提出すべきだ」と。取材に対し小林議長は「上尾には上尾のしきたりがある。指摘はしても、最終責任者は市長だと常に言っている。現執行部は議会とのコミュニケーションが足りない」。

 

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小林氏が事前調整の正当化理由として「上尾の郷土にあった」とか「上尾のしきたり」としか語れないのは、「事前調整のための法的根拠は無い」と認めたも同然です。恥ずかしい位に幼稚なのですが、正当化できないことを分かっているから『18人いる、なんでもできる』と密室でジャイアンみたいに凄んだと想像します(スネ夫の方が比喩的に適切なのか自信はありませ)

 

女性は、「えー、コワーイ」。「キモッ」でしょうか。

 

畠山さん達のホンネは「ふざけるな」かも知れませんが、答弁原稿なので温厚で素朴な口調になっており、引用された小林発言の品の無さと際立たせています(前記事)。答弁を聞いて、うろたえる小川さんは見苦しく映りますが(こちらへ )、動員支持者は理解できたのでしょうか。そして、議長席の小林さんの( ゚Д゚)とか、新政クラブや公明党議員の様子を見たかったです。

 

●余計なお世話としてのアドバイス

 

物足りないのは、告発文に『二元代表制』を出さなかったこと。小川さんには難しすぎて傍聴する支持者の前で恥をかかせたくないという配慮と思いますが、市民に対しては「前は八百長式二元代表制だった」と説明すべきです。

 

民度向上に不可欠だからです。上尾の諸悪は支持者と無関心層に宿ります。
「難しいこと言うと伝わらない」という配慮はいりません。一般に、「難しいこと」をいう方が不思議に納得します。最近の詐欺事件の報道でも被害者はそう語っていましたよ()。特に今回は知性の対称性が重要です。

 

たぶん、小林さん達は「事前調整は必要だ」を日常的一般論として宣伝するはずです。「分厚い予算書や概要書をいきなり見せられ、そこで判断できるわけない」と。だから「相対の打ち合わせは自然だよね」という論法です。それへの対応は、以前はこんなこと言われて圧力を感じた、と事実の列挙が良いです。根回しによる生産性を云々したら、いくらでも論破できるでしょう。「一般質問の下書き手伝った」って(笑)。彼らは一線を超えていたのですから、旧体制下の職員聴取をし、公開して自らの恥をさらすことが本当の決別です。あなた方も彼らのサポーターを演じたことを忘れてはいけません。

 

ハコモノでも福祉でも、利権的な政治家(や党)の一番の関心事は、予算(カネ)を支持者に再配分することです。他人のカネを、自分のカネのように振る舞い、褒められたら、癖になりますね。「政治家とドロボーは紙一重」って思うのは私だけです

 

 

 

埼玉新聞③は「人事への介入問題」です。

 

小川議員は前年2月の市長室人事を、一年後に質問するのは不満の表れです。つまり旧市長室職員はロクデナシ人事であり、現幹部の中にも問題がひそんでいると言ったも同じです(庁内の家政婦は見たはずです)

 

(夫婦で管理職やって1700万円になるって聞いたけど、そりぁウソだよね)

 

 つづく 

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