うまいタイミングでホーランエンヤを見る
10年に一度とか、日本三大船神事の一つというフレーズは興味を引くには十分だった。島根県のローカル放送ではこの話題でもちきりだった。三大船神事を検索したら大阪天満宮の天神祭、広島厳島神社の管絃祭とコレだという。
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お祭りは「渡御祭」と「中日祭」と「還御祭」の三つからなり、5/18土曜日が「渡御祭」。よく分からないまま、10年に一度の日だから、と人に勧められて急遽見に行った。松江駅から徒歩10分ほどの川岸に数万人の人が集まっていたと思う。
平たく言うと、船のお神輿だった。100隻の船団というが、地域ごとの5隻の出し物の大型船が見もので、それが近づいてくると観客は拍手で応える。
こんな感じで人の頭越しに写真をとるはめになった。
装飾した大型船がゆったりとした櫂さばきで進みながら、唄声が響く。歌舞伎のようなド派手な衣装で、船の一番前では男役者、後ろが女装の役者が踊る。だから今日的に写真映えする。
鈴なりの両岸の客に見えるように、船が近づいてきて、橋と橋の間をなんと三周もしながら河港へと向かっていく。相当疲れそうだ。結局、どこにいても見えるのだが、あまりに人が多くて、背の低い年寄りなんか辛そうだ。
最初はちゃっかり本部席の横で見ていたが、結局ここが一番混雑していた。松江新大橋の上に行くと、隙間のある場所から見えるところもあったし、反対岸でも十分だった。
川岸にゴザが引いてあったが、有料席もなく、また香具師が店を構えているわけでもなく、船神事に集中できてそれはそれでよいと思う。
松江市内を少し歩いて松江城へ向かったが、道にゴミや吸い殻が無く、清潔感のある街並みだった。松江城は数年前にも来た時は、夕方で開場時間を過ぎていて散歩だけになっていたので今回やっと入ることができた。
ところでホーランエンヤの意味がよく分からない。船を使うから漁の安全や大漁祈願と思ったが、五穀豊穣への願いとあったので意外だった。松江市は今でいうコンパクトシティーみたいに、徒歩圏に主要施設が集中している。また日本三大和菓子どころとしても有名なのだと。
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