現職議員の見え透いた再選パフォーマンスの始まり
我々は13人、一般質問は苦手だ。…6月議会の見どころ
訂正 6/5 最新の議会日程表は4日、20人で確定した。新政クラブから新井・星野・小川・新道・斎藤、深山・野本議員である。余裕の表れかな?
上尾市議会の6月議会は6/7金から始まる。荒れた三月議会とは違って、凪のような議会になるかも。再選を考えたら市政との対立はマイナスと受け取る人が多いから。初めて市長与党ではない立ち位置で選挙に臨むのは怖いだろう。
そして想定通りの事が行われるので書いておく。下は過去四年間の6月議会における一般質問のデータ。
年度 | 一般質問の日数 | 新政クラブ | 無会派 | 議員人数 |
---|---|---|---|---|
2016 | 4 | 4人 | 2人 | 30 |
2017 | 4 | 3 | 2 | 30 |
2018 | 4 | 6 | 1 | 29 |
2019 | 5 | ? | 0 | 26予想 |
(病欠一人含むため)議員は26人と過去最少なのに、今回は5日を確保した。増分は新政クラブの議員に他ならない。なお上の無会派では深山議員の毎回分が入る。
実は1/31のこちらの記事で過去三年間(2018/12議会まで)の質問回数の統計評価をしたのは、今年は再選目当てで質問する人が必ず現れると読んだため。質を問わなければ、一般質問など「市長へのハガキ」並みに誰でもできるのだが、それすら怠る○○が多い。
ここに注目、パフォーマンス質問の手口
①質問テーマに注目する。多くは地元限定問題とその要求であり、今回は聞いて呆れるものもあるらしい。
なお三月議会では四年目で初めて渡辺綱一議員が一括式で、次のテーマをやった。
1 原市分署について
2 瓦葺地区の土地利用について
3 環境政策について
4 地域防犯について
②一括式で見栄えを狙う
一括式で高い壇上から正面(傍聴席側)を向いて行う方が、内容に関心のない人にはかっこよく見える。一問一答式の方が質の高い質疑になるが、後ろ姿になる。
③傍聴席に支持者を大勢動員する。
本当は傍聴席の遠景位は映すべきなのだが、これは議会に行かないと見られない。傍聴慣れしていない人が、(満足なレジメも無い)質疑を理解できなくても、議員の姿から「○○さんはようやっているな」と思ってもらうことが目的である。
その思い込みこそ、「上尾の過ち」なんだと気づいてもらえないのが残念だけどね (>_<)
関連 3月定例会の文字数分析と偏差値(かまちょ図書館)
上尾市議選の思惑と審美眼-1 沈む指定席
« 上尾市・行政経営課の「不都合な真実」 | トップページ | 上尾市の戸崎公園パークゴルフ場-1出自 »
「上尾市」カテゴリの記事
- 最後に大根二本で捕まった女性警官はホッとした?(2023.12.12)
- ブランド化が定着した上尾ハーフマラソン(2023.11.21)
- 4 佐藤えりい議員が下着姿で問う民度(2023.11.07)
- 3上尾 維新の津田ひとみ候補とは(2023.10.27)
- 寄稿 荒川の護岸工事完了と使い道はアレ(2023.10.24)
「上尾市の市議会」カテゴリの記事
- 上尾市議選、票数数え直し&居住違反の疑惑(2023.12.21)
- 次は、図書館本館の更新計画へ(2023.12.03)
- 6上尾市議選の数字と共産党退潮は(2023.11.28)
- 5 れいわ未公認のばんどう知子候補とは(2023.11.15)
- ダンサー、映画プロデューサーまで現れ、駅頭でカメラは回る。どうする上尾(2023.11.13)
コメント