上尾のAKB事件と住民監査請求…早い話がカネ返せ
入口はアリの一穴。
畠山市長と関係職員は693万円を市に返納せよ。
6/20の井上質問から実に10日も遅れて住民監査請求が出された、と言う点が上尾の無関心病の深刻さを物語る。それはともかく、読売新聞と朝日新聞のさいたま版紙面の記事を紹介しよう。
共に小さい扱いで、新聞を取らない世帯やこんな所まで読まない人も多いだろう。ネットのみの人には知らない人も多い。よって認知度は23万人の一割にも満たないが、それは問題ではない。入口に過ぎないから。
有志市民による集団請求であり、正しくは『上尾市職員措置請求書』と呼ぶ。
全ての市民に対して公平であるべき公務員が公金不正支出として市に損害を与えたから、畠山市長と関係職員(都市整備部職員)らに6,933,600円を市に返納せよというもの。記事にはないが利息相当分も加算されるはず(この手の金利は浮世離れして高い)。
本件は、小林議長(当時)の家族が経営する偽装建業(この表現は確か、はるか氏)に優先発注し、主役は元市長と議長だが、住民監査請求は市職員に対して行うもの。職員への人事的処罰を求めるものではない。
降格人事は市長がやることだが、仮に関係職員がそのままの人事的な等級で続投なら、「職位に相応しくない人」に過大な手当・処遇をしたとなり、財政を毀損したと見なされて住民監査請求の対象になると思うが、そこは素人なので分からない。
住民監査請求はだれでも起こせるが敷居が高そう。だから一般市民は、クレームの電話を入れる所までが関の山かもしれない。実際、あれから市長室や都市整備部には怒りの電話が、殺到している、なんてことは無く(笑)、数える程度だろう。
そして庁内はみんなこの話題を避けているはずだ、
飲み屋以外では。
別に、市民に怒りの電話を掛けろなどと野暮なことを言っているわけではない。仕事の邪魔は、残業代という市民負担として跳ね返り、痛しかゆしだ(泣笑)。
さて本件請求で問われるのは、畠山市長だけではない、上尾市監査委員の独立性である。まさか、市の調査と同じ報告にならないだろうね。学者や他自治体から絶対に教材化される案件だよ。
関連 監査委員事務局
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実は、何を隠そう当方も出しました。
しかし上とは、一文字違います。
請求書にこう書きました。
「関係者は693万円を私に返納せよ」
振込口座 埼玉りそな銀行 上尾支店(普通) ********
口座名義人 私役所
入金が待ち遠しい。
あの二人に足向けて寝られネ。
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コメント
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住民監査請求をされた方がいるのですね。
自宅の新聞には掲載されていませんでしたので、ありがとうございます。
いずれ私もしなければならないと思っていたところです。
投稿: たぬき | 2019年7月19日 (金) 11時37分