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2019年7月 7日 (日)

新井金作議員の言い訳は語るに落ちる

官民共通の悩み、深刻な老朽化対策と腐動産

以下は6/20の井上爆弾質問 の午後、新井金作議員の一般質問の冒頭4分(こちら)。Google音声入力を元に補正。

Photo_20190707203901 午前中の一般質問の中で私の父親であります新井弘治についての話が出ましたので現時点で分かっていることをお話しいたします。

私の記憶が正しければ昨年の6月18日に大阪市内で震度6弱を観測した大阪北部地震が発生した際に登校中の当時小学4年生9歳の女の子がブロック塀の下敷きとなり死亡するという痛ましい事故がありました。

上尾市でも9月議会で多くの議員さんが上尾市内の学校ブロック塀の安全性について質問をしていました。

ご存知の方もいると思いますが、私の家のすぐ近くに大石南中学校があり、自宅の裏の通りは朝と夕たくさん通学しております。

父親が上尾市長在職中にも裏の雑木林が大雪の重さに耐えきれず道路を塞いでしまったことがありました。その時は子供達に事故でもあったら大変だということで業者に連絡をして大型の・・木をつるす・キカイ・・・ 

私の記憶では一月以上かけて・・・木の伐採をしていた記憶があります。当時かなりの金額がかかって大変だったと父親が話していました。

今年も家の長屋の改修の話が出た時に万が一道路側に倒れたら大変だということで100年以上経っていた長屋を壊しました。

昨年の小学生の事故があった折りにですね、グランド側ブロックがかなり傾いて心配だという話を父親としていた記憶があります。

現段階で皆さんに私がお話しできることは以上であります。

それでは一般質問を・・・

  • 感想

大阪の地震が6/18日だとよく覚えているのに、肝心の9/3日に職員二人と小林議長の四人で現地に居た(こちら)ことを触れないのはミエミエだ。おまけに、木の伐採や長屋の解体を自費でやってカネがかかったとボヤクのは、ブロック塀は市にやらせたい動機に聞こえてしまうから、語るに落ちるとなる。

論理的に不利となることを述べるその頭の中は計りかねる。

  • 新井家のことを言えなくなる時代の予感

今回のAKB事件は悪質だが、二つの面で今を象徴しているように見える。

一つは各自治体は高度成長期に建てた公共施設の老朽化対策が重荷なのは周知のことだが、不動産物件をたくさん持つ資産家も似た状況にあることだ。

もう一つは空き屋の解体である。相続されても住むわけでもなく、かといって買い手のつかない物件は放置される。固定資産税と都市計画税が年5~10万円もかかったら負動産である。かと言って解体費用は坪5~7万で床面積40坪なら200万円もかかる。地方では解体して土地は隣の人にタダで上げるというマイナス取引もあるようだ。実際、公共施設も解体費分をマイナスにして民間に売り渡す例もあった。

 毎日新聞2018/11/2 深谷市 お金払って廃校売ります

それならましな方で、心配なのは解体を公費に任せきりにする人がこれから増えるのではということ。不動産→負動産→腐動産という時代である。

 

●上尾のAKB事件と名付けたが、実はそこに上のAが入ると、どうなるかお分かりだろうか? ある意味、上尾そのものなのかもしれない。

 

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コメント

なるほど
Aが入ると
B・A・K・A

なるほど
そうとも読むのですね。

コメントに深謝

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