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2019年8月の25件の記事

2019年8月31日 (土)

アバウトme-2 市民活動編

上尾市政に疑問を持つ一市民、初めはネットから

今回は市民活動のアバウトme

 2014年から図書館問題に疑問を抱き個人ブログ「ビジネスゲームの館」でネット発信を開始。
 図書館移転への反対を不正をただすとか情緒的な面ではなく、事実の裏付けのある話をしたいために利用者統計を深掘りした。
 例 上尾市中央図書館移転に反対する108の理由 図書館の記事は128本となった(当日調べ)。パブリックコメントや市長へのハガキ、また2015年12月から議会傍聴を始めた。

・2016年秋 上平移転を住民投票で決めるべきとする署名運動に協力。駅前、町内、図書館周辺にて数百名分集めた。

・12月 議会にての住民代表者(土屋氏、大友氏)の陳述に協力。


2017年から、上尾市図書館本館を守る会の代表

本館を守る会」サイト立ち上げ、島村市長の本館移転計画への反対活動を活発化。以下の多くはサイトで見られます。

・議員を招いての例会を多数回実施。井上(政策フォーラム)、糟谷(共産党)、鈴木(政策フ)、秋山(共産党)、秋山(無会派)、海老原(政策フ)、池田(共産党)、尾花(新政クラブ)議員。基本的に個別の招待。

・2017年春

本館利用者へのアンケート(約20問)調査と511人分集計。児童41人含。既に移転計画は議会で決定済みで、現本館は小分館として残すことになっていた。移転反対は83%、賛成12%だった。詳しくは守る会のカテゴリー「分析」記事へ。議会でも3回くらいは本調査データが議員により反対論のデータとして披露された。公私にわたり貴重な成果物となった。

1

5/20 Fact(事実)で考える上尾市民のための図書館問題を公開。

7月 新図書館複合施設市民会議委員に応募し選ばれる。会議の進行役がTRC関連会社の人間で、それは利益相反に当たるから司会から降りろと指摘するなど、形式主義行政を目の当たりにした。10月末のW逮捕で四回目が中止、この会議は流れた。

・10/24 島村穰市長への上申書提出と説明(A4、7頁)
 内容は、現本館の分館化案についてのお願いと提案。1~2階、地下室への機能レイアウト提案が主。市長は欠席、館長と市長室課長。この翌週に市長・議長逮捕。

・12月の出直し市長選では、上平新図書館案をゼロベースでと明確に唱えた鈴木候補を支援。選挙中に、上平計画を中止した場合の損害見積もり予想額を公開した。


2018

・2/9 畠山市長へのプレゼン30分。市長以下7人。提案書とパワーポイントで説明した。

市民サイドから前市長の政策瑕疵や上尾市図書館マネジメントの問題点を遠慮なく指摘し、アンケート報告だけでなく、解決案までの提案を市長にプレゼンする。庁内の推進者に対しては政策上の瑕疵・問題点の指摘と追求をする。たんなる報告会や陳情ではない。 以上は守る会ブログより

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・畠山市長への計画中止を求める署名(考える会主催)に協力

4/19 市長政策室長との面談

4/25 松澤副市長との面談(幹部面談の三回目)

6月 議会で見直し案が確定した

7/8 見直し結論となった、政策会議記事録の全文をネット公開

7/11 学校施設更新計画策定に伴う学校施設ミーティングの委員に応募(三回出席)。元校長さんとの同席での専門的な会話は充実できた。この時の内容が、小中一貫校化推進や市境(通学区)撤廃などのヒントになる。

8/24 幹部面談会の実施(政策室長・教育総務部長、図書館長、副館長、秘書政策課長)

10月 新・白岡図書館の見学会と参加者の感想記ネット公開

11/21 出前講座(上尾市の財政事情)を企画実施。15名。資料代100円/人。


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2019

1/28 図書館協議会の傍聴と呼び掛け

3月 本館のPAPA一時移転計画への反対声明

3/29 上尾市職員倫理条例へのパブリックコメント提出

4月 上尾未来創造市民会議への小論文提出とその公開

5/4 パークゴルフ場問題の勉強会実施(講師 池田議員)

5/31 議員定数削減の請願を提出。6月議会で否決

7/1 ブロック塀不正工事への住民監査請求を提出(6人)、新聞社へのプレスリリース

7/25 住民監査請求の意見陳述を実施(6人)。この間、メンバーと共に情報公開請求をかけて契約文書の取得と公開に努めた。

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8/5 図書館協議会の傍聴と呼び掛け

8/19 学校施設更新計画基本方針のパブリックコメント提出

8/24 来年予算編成につき現本館の要望を図書館長へ提出

8/28 住民監査請求の監査報告書を受理(市政初の勧告措置)

この間、メンバー等により市長へのハガキは多数提出。本館を守る会のニュースを12号まで作成して配布活動。細事ですが、行政文書内の間違いも数多く指摘し直させてきました。

10/5 出前講座 公共施設マネジメントの概要

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10/7 図書館協議会の傍聴 傍聴は7名、欠席委員は3名

つづく

 

2019年8月30日 (金)

住民監査請求で勧告がでた報告書…上尾市ブロック塀不正工事

前記事のつづき

下の通知書とともに報告書を受理し説明も受けました。こちら からダウンロード。pdf10頁、7.5Mb。

 


上監査第88号
令和元年8月28日

請求人 様
    様
    様
    様
    様
    様

上尾市監査委員事務局長

(公印省略)

住民監査請求に係る勧告の内容の送付について

地方自治法第242条第1項の規定に基づき、令和元年7月1日付けで提出のあうた上尾市職員措.置請求書について、同条第4項の規定により監査を行つたので、その結果を別紙のとおり送付します。
併せて、下記のとおり、訴訟に関する教示をいたします。

(1)勧告に不服がある場合は、勧告の内容の通知があった日から30日以内に、裁判所に。対し住民訴訟を提起することができます。

(2)勧告を受け.た市長の措置に不服がある場合は、当該措置に係る監1査委員の通知があらた日から3o日以内に、裁判所に対し住民訴訟を提起することができます。

〒362-8501
上尾市本町三丁目1番1号
上尾市監査委員事務局
電 話 775-9692
FAX 776-2250


住民監査請求で勧告を得るのは困難です。総務省調べ、h19/4~h21/3までの1798件で勧告は91件、5%です。またオンブズ氏によると、2014~15年度の都道府県・市区町村合計1,461件、うち勧告43件は2.9%(出典:田中孝男『住民監査請求制度がよくわかる本』公人の友社,2017年)といいます。

参考 棄却事例の結論部分のみ引用。2019/5、上尾オンブズマン氏が証拠を数十点提示して追求した池野和己教育長の給与の一部返還という請求事案。当該の記事

結論「以上のことから、市に損害があったとまではいえず、請求人の主張には理由がないものと判断し、本件請求は棄却する。」

地権者が返金をしていなければ、700万円余りを市長・職員に支払いを求める勧告となったはずであり、全国ニュースになるでしょう。なお不服として住民訴訟を起こせるのは請求人に限られますから、9月末までに皆さんと相談して決めます。

本件の意思決定をした責任者は定年退職をしており、処分が現職員のみに限定されると不条理です。また市長3か月・副市長2カ月の1/10減給処分は、自分達が信頼回復のためにコンプラ体制を模索した中での不正行為としては、軽薄感すら漂います。二人は職員から舐められていたとも見えます。
自分たちの組織が低俗だからといって、その体質改善に税金をさらにつぎ込むようでは、ドロボーに追い銭と言われかねません。悪意の下ではどんなルールも無力です。最大の対策とは
厳罰化と内部通報制度、徹底した能力主義人事、外部採用の強化です。

最後に、監査報告書p8の下から9行目に注目します。

「1 事実関係の確認」(3)イ 後段及びウについては、事前に契約の相手方が特定された契約締結の行為であり、職員による入札等の公正を害すべき行為である。

世間はこれを何と呼ぶ。

 

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参考 埼玉新聞8/10より

・・・また新井元市長は工事費全額(約693万円)を市に返還。埼玉新聞の取材に対し、「私は一回も市に(工事を)頼んだことはない。弁護士は返済の必要はないといったが、せがれ(新井金作議員)もお世話になっているので、お金のことでとやかく言われたくないから返した」と説明している。・・・

 

2019年8月29日 (木)

住民監査請求は勧告を得た…上尾市政初である

金額は小さくても、正した影響は大きい。

前記事 監査請求の提出 意見陳述の日、後記事 監査報告書

8/28水の夕方、我々が提出した不正なブロック塀工事への住民監査請求の結果を受理した。即日に、その内容は畠山市長へも伝えられた。10ページに渡る報告書は後に全文公開するが、監査結果の結論意見のみは以下の通りである。市サイトでの公開は来週となるだろう。

請求棄却が当たり前の世界で、上尾市政初の勧告を得た。


第一 監査の受理

第二 監査の実施

第三 監査の結果

1 事実関係の確認

2 判断

3 結論

以上のことから、請求人の主張の一部に理由があると認め、市長に対し、地方自治法第242条第4項の規定により、次のとおり勧告する

(1)市長及び関係職員に対して、市が本件工事費用を支出した日から地権者が工事費用相当額として市に納付した日までの間に生じた遅延損害金69,810円を市に返還するよう措置を講ずること。

(2)勧告の日から1か月以内に措置を講ずるとともに、地方自治法第242条第9項に定めるところにより、その措置について監査委員に通知されたい。

解説 住民監査請求は市財産を毀損した時の賠償を求めるという限定的なものである。本件では我々の監査請求が公開されてから、地権者が全額(6,933,600円)を払ったため請求原因は消滅したかにみえたが、金利相当分(民法で5%)は埋められておらず、それを市長らで払えと言う勧告になった。 上の(2)はそれを一か月以内に行いなさいというもので、その結果は監査委員から我々に報告される。たぶん市長・副市長で払うと想像する。

 

4 意見

住民監査請求としては結論のとおりであり、一部地権者の利益のために公費を支出することは認められない。

市は、損害の補填とともに、市が定めた契約手続を免れるための分割発注や本来の手続を逸脱した見積徴取など、早急に改めなければならない財務会計行為が行われていた事実を重く受け止める必要がある。

また、監査における事実関係の確認の段階において、市の意思決定に至る記録がなく、事情聴取ではそれぞれの主張が異なるといったことが散見されており、監査の実施のみならず、職員の責任の所在や市民への説明責任といった面において、憂慮すべき事態である。

市長が「公正な政治」・「公平な行政」を掲げ、職員倫理条例の制定に向けコンプライアンスの徹底への取り組みを推進する中で、今回のような違法な行為により市に損害を与えるような事態に至つたことは、市政の信頼を大きく損ねるものであり、非常に遺憾である。市長においても原因の究明やその対策など再発防止に向けた対応を早急に講じ、市民の信頼回復に向けて全力で取り組むことを求める。

 

解説 市長や職員等への人事的な処分は請求外であり、また事件の真相究明をする場でもないが、意見陳述での追加証拠物や批判的意見(提案含む)についても監査機能の限界の中で丁寧に取り上げていただいたことに感謝したい(報告書外の口頭説明を含む)。その結果が上の意見となっている。なお嶋田一考監査委員は事故のため参加していない(監査委員報酬は払われてない)。

遅延損害金69,810円は不正支出金693万円の丁度1/100と小さいものの、勝ち得た勧告結果を上尾市政に大きく影響させるべきだと考える。

そして我々の視野の先には、官製談合の立件可能性がある。

 

関連 かまちょ図書館 調査報告書-その2

 

2019年8月28日 (水)

アバウトme

ネットの中には常に不確かな情報が漂い、当惑させる場合があります。それはともかく本ブログは匿名サイトではありません。

プロフィール欄は未記入ですが、タイトル説明にあるように非常に専門的な目的であり、対象とする法人顧客層は母屋へと普通に訪れてきます。

「ビジネスゲームの館」は(母屋の)HPへの補完的プロモーションとして、或いは2000年半ばのブログ流行の影響で私的な雑記を綴るために開設したものです。カテゴリー「ビジネスゲーム研修」の事例が、サイドバーの「お気に入り」にもリンクがあります。

ようするにHPを訪れて運営者を簡単に分かりますが、一般の方では意外とたどり着けないようです。しかし、主に大企業向けとした提供コンテンツが『経営教育』ですから、読んでも意味不明です。

日本では個人情報は経済目的か承認欲求でないかぎりは非公開が多いです。Googleが台頭し始めた頃、HPのプロフィール欄ページに対して、ロボット型検索エンジンからのクローラーを拒否して検索データベースに載らないようにしました。個人情報をネットから集める業者への防止策です。

しかし若いころから本を書いているために、「名前」は遠慮なくGoogleに拾われ、出版社や図書館、購読者の感想という第三者のページで露出しています。絶版になっても「書籍の力」は昔も今も大きいと感じます。

という訳で、下のプロフィールは人事教育担当者向けに書いたビジネス・キャリアの一部です。なお、モバイルフレンドリー仕様では無いためスマホでは読みにくいです。かっては連日、一万アクセスがありましたが、増改築を経て百ページにせまる「築20年のHP」をスマホ対応に直すのは、公共施設の更新みたいに大変なのです。

は、ウソで、高齢化の影響です。

  

街のことを書くために専用ブログを作れば良かったのですが、元々、そんなに書くつもりは有りませんでした。「誰が」よりも「何を」の方が大切ですから、「私役所」で十分かなと。

ようするにシャイなんです…。

 

つづく

 

2019年8月25日 (日)

埼玉県知事選、大野氏が当選よりも気になること

ここに来た人には、こちらの記事でも読ませておけ。東洋経済onlineより

真夏の政争劇「埼玉県知事選」の奇々怪々

与野党一騎打ちでも盛り上がり欠く展開に

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2019/8/25

上尾市  投票率33.61%、有権者189241人、投票63613人。

女性の投票率が2ポイントも少なかったのは珍しいかな。候補者が男臭かった?、日焼けを気にした?

  4-県議選 7-参院比例 8-知事選 12-市議選
前々回 42.8% 51.9%   40.5%
前回 39.4% 50.6% 26.8% 36.8%
2019今回 36.9% 47.0% 33.6%  
差(ポイント) -2.4 -3.7 6.7  

選挙とは、絶対的な人を選ぶのではなく、相対的な比較で選ぶものだから、下の記事に書いた通りになったと思う。で、上尾の政治には功罪相半ばする。喜び組は選挙互助会かな。

もう一つの気になることは、上の東洋経済の記事コメント。

最後に気になるのは、N党の票数と得票率かな。

2,017票で3.2%。得票率こそ参院選より増えているが、固定層に支えられているから200票減の方が重いかも。

関連 書類選考なら大野。青島さんはお祈りメール

 

 

 

大谷氏、上尾の公金不正支出事件を語る?

「私たちの社会が鈍感になりすぎていやしないか」

「政治を含めて私たちの社会が理不尽なことに対して真剣に向き合わないと、こういう犯罪を許し、起こさせてしまう下地ができてしまう。隠し通したり、脅したり、大声を上げれば、どんな理不尽なことでも通ってしまう。そんなことは許さない社会をつくっていかなければいけない」。

 

スタジオの前に立ち、汗をしたたらせながら、事件の背景をこう指摘した。

ジャーナリスト大谷昭宏氏(74)日刊スポーツより

 
悪二人市政や今回のAKB事件に通底するような大谷氏の言葉だった。

 

2019年8月23日 (金)

元市長へのブロック塀工事事件の内部調査が公開された

0暴露 1恥を知れ 2市長責任 3新井議員  公民ムラ  6コンプラ 7返還 8募集 9圧力 10契約書 裁判 11報告書 12監査


8/24 追記2を文末に。 かまちょ図書館(必読)  埼玉新聞(推奨)、朝日新聞テレ玉   

市役所HPで上尾市ブロック設置問題に係る調査委員会 こちら調査報告書 41頁

本日、午後より市議会の全員協議会で報告がなされた。

案内が一昨日という急なために出席議員からも咎められた。その辺りには上尾行政の業務能力の低さも垣間見えるが、マスコミと傍聴人が入れる全員協議会で行ったのは良い。

市民は12名?と前回の半分以下だった。議員では嶋田、田中、糟谷の三人が休み。

小林氏は市と全面的に争う姿勢を見せていた。本件は、依頼側と市の双方に非難されるべき点が多いから、相手を攻撃する材料を互いに持っている。

生々しいセリフが書かれた聴取記録もある。しかし任意調査であり、事実の確定ではない。議員からの質問が活発では無かったのは、今後は報告書を材料に百条委員会で本格的にやるためだろう。

百条委員会は本年度末までの納期らしいが、選挙を経るとどうなるのか分からない。

追及する姿勢は自分の選挙運動には都合が良いし、当事者は再選を果たせば禊が済んだ、民意を受けているみたいに言うかもしれない(議員の地位保全は強い)。

市サイトでも即日公開したので、内容の要約や解説は書かないが、

特に、これはダメだと思う点。

P22の原因分析で、一番に「法的根拠をよく確認しなかったこと。・・・」を挙げたこと。40年前に市が作っても既に私有財産になったものを公金で建て替えるなんであり得ないことくらい、 素人でも分かる。実際、現地視察で担当者ができないと即答しているのに、「都市整備部内で法的根拠を十分に確認されていなかった」と一番の原因に上げたのは、組織としてバカだと白状したも同じで、それを一番に書くのに呆れる。給料に合わないことを認めている。

もう一つは、退職した部長の責任にしている感を受けた。意思決定は彼であるが、「(昔市がやったから)やらざるをえないでしょって話はしましたね」というが、動機として軽すぎる。やらざるを得ないけども、隠したのだから恩義でもあったのか? (p12)

処分案は次の通り。職員については今後となる。

畠山市長 10/100の減給を三か月、松澤副市長 10/100の減給を二か月。

来週末には、住民監査請求の結果が出る。

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追記 上に書き忘れて、お伝えしたいことなど。

 小林議員の質問や苦言が多かった。彼は通常の要望活動であり、圧力をかけたことは無いと主張し、市調査委員は職員は圧力を感じた、という点で対立する。この争点には抜けがありヒアリングが不完全だ。圧力を受けた側とりわけ部長がなぜ上司(副市長)に隠したのかは謎である。

 地権者は元市長を務めたにも関わらず、任意の調査に協力をせず、9/18の畠山市長への電話したことは無い、とか「何であのような職員がいるのか、辞めさせるべき・・・」とも言っていない、と代理人弁護士談が書かれている。

 他議員の中では、毎度のピント外れ質問をする人がいたし眠そうな人もいた。新井金作議員は市から「出席?依頼」は来ていないような苦言を呈したが、簡易書留で送り、8/7 10時に二分ほど電話しましたが・・・と市は回答し、「あぁアレ」みたいな感じで終わった。周りではニヤニヤする議員もいた(双方のやり取り細部は不明)。

 畠山市長はほとんど発言をせず、問われる場面も少かったが、その時ですらピント外れな答弁だった。23万人都市にふさわしくない政治家と行政マンだが、それもこれも上尾の水準なのだろう。首都東京との許容上限値に近い距離感でのみなんとか膨らんできたのかもしれない。

 上尾都民が目を醒まさないとダメね。

追記2

監修役の布施俊輔弁護士は、西貝塚事件の内部調査をした吉澤弁護士ファームの部下。つまり『上尾市役所病』を診察した吉澤先生へまた行ったという事。「先生、実は前の診察中に元バカと今バカが手癖の悪いことをしでかしました。お灸を据えてください。」っていう話かも。

「…今回の件は違法・無効とある。弁護士が監修したものだが、経緯から見ると今の段階ではそのように考えられてもしょうがないと思う」(埼玉新聞より)
 この発言は市長に相応しくない。

どうせ百条でやるから、という雰囲気がこの日の活気の無さを物語っていた。真面目な海老原氏ですら「(報告書に)契約書は入ってませんね?」と。情報公開で誰でも入手できるのにね(こちらの契約書など)、行政の監視役として物足りない。
報告書文面からは遠慮がちな表現が目立つ。例えば「地権者」と一貫して表現するのは腰が引けている証拠だ。地権者=元市長だったことが本件の原因だろう。

都市整備部長 『市長のとき怖かったですもん。』『やっぱり、ほっといたらやばいんだろうなっていうのはあった。怖いイメージはありましたけど。』

(p24) 市長へ相談しなかった理由は 

都市整備部長  『現市長と地権者の仲が悪いという話も伺っていた。現市長に相談すれば何て言うだろうっていうことも考えた』とあるのみ。

部長の上司は副市長である。「なぜ副市長に相談しなかったのか?」を部長に問わないのは不自然である。

報告書の結論としては『職責を逸脱した過剰な配慮によるもの』とし、配慮の理由を『圧力が作用と推察される』と書く。

 

関連 テレホンパワハラが今でも…

 

上尾市議会、バカヤロー議事録と陳謝文の全て

2019年 上尾市6月議会

6/20 一般質問議事録より

   :
:

◆14番(井上茂議員) 今のようにいらっしゃるというふうに思います。

  しかし、事実は、市の税金で……

 〔何事か言う人あり

○副議長(長沢純議員) 静粛にお願いします。

◆14番(井上茂議員) 市の税金で、新井元市長が、・・・・

一方、議会はどうでしょう。全くの反省はありません。同じことを繰り返している。西貝塚環境センターの契約に関する第三者調査委員会においてヒアリングを……

 〔「自分でも反省しろよ、ばかやろう」と言う人あり

◆14番(井上茂議員) ばかと言われる筋合いはないのだよ、おまえに。

  2人の議長経験者が……

○副議長(長沢純議員) 静粛にお願いします。

 


上尾市  令和元年6月定例会  06月27日-07号 より引用

     :

○議長(深山孝議員) これより野本順一議員に陳謝をさせます。

  野本順一議員に登壇の上、陳謝文の朗読を命じます。

  27番、野本順一議員。

        〔27番 野本順一議員登壇〕

◆27番(野本順一議員) 27番、野本順一でございます。陳謝文をこれから朗読させていただきます。

6月20日の本会議における井上茂議員の一般質問中、私が行った大声による不規則発言が、議員の質問を妨げましたことは、議会の品位を保持し、秩序を守るべき議員の職責を顧みて反省しております。まことに申し訳ございません。

今後、二度とこの様なことを決して起こすことなく、議場のルールを遵守することを誓います。

ここに議員各位に衷心から陳謝いたします。

○議長(深山孝議員) これをもって、懲罰特別委員会を解散いたします。

  :

上の陳謝文は本人が書いたのではなく、懲罰委員会が創ったもの(草案は議会事務局、委員会で修正を入れたものだろう)。

正式が会議録は8/22日にはアップされており、二か月弱はかかる。

 

私のパブリックコメント

上尾市学校施設更新計画基本方針(案)への提出原稿

前記事の続き 

Pdf文書、A4×3頁 原稿はこちらから

腫れ物に触るようでは議論が活性化しませんから、 小中一貫校化の提案例は 2小+1中 として具体名を挙げています。通いやすさも重視されるでしょう。


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なお、前記事では児童数減少のグラフを見せましたが、持続可能性と言う点では人口分布図を見た方が刺激的です。

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上尾市の今を支えている「団塊ジュニア・45歳前後層」の20年後の負担感が心配です。

上を支えつつ、支えてくれる下がいませんから。

なお上尾市人口は22.8万人で微増中ですが外国人の増加によります。

  

関連 上のグラフ元記事 上尾市の人口問題の目次ページ

 

 

 

 

 

2019年8月22日 (木)

上尾丸広の屋上ビアガーデン、100人近くいた

丸広のビアガーデンはバイキング方式でした。

今のビアガーデンは、大ジョッキとか露店風に食事を振る舞うような雰囲気は少ないようです。

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本当は暑くてどうしようもない時に来たかったのですが、酒を飲まないという人が多くて、行きそびれました。
テントのエリアもあるから、雨でも営業しているかも。

この日は雨上がりの後、暑さも和らぎビールもほどほど。

というか、料金の元を取ろうなんてすると年齢的に体に悪いです。

ですから若い人にはお勧めです。飲めなくてもバイキングの種類はそこそこありますが揚げ物が主で魚類は無い。ローストビーフを特別に出してくれ、テーブルが近かったのでたくさん取れましたが、知らない人は食べなかったと思う。

丸広カードを見せると少し値引きします。女性割引が効く日だったのか、団体の女性客が賑やか。周りは30-40代のサラリーマンばかり。それも10人以上の集団がいくつも。

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この屋上から、住友のタワマン、シティタワー上尾駅前がこの様に見えたので驚きました。300世帯ですが皆さんお帰りが遅いみたいね。

それにしても、20年ぶり位に丸広の屋上でした。

上尾に来た頃、屋上にミニ遊園地や金魚すくい(?)もあったような気がして、子供と楽しめた記憶があります。懐かしいです。

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老眼が進むと薄暗いのは苦手、口の中に入れてみて、あっ、これはタコ焼きだ と 闇鍋ガーデン。

2019年8月21日 (水)

上尾市のブロック塀問題の調査委員会報告会?

本日議会HPにアップされました。こちら

・全員協議会の開催について
日時:令和元年8月23日(金曜日)午後1時30分から
場所:全員協議会室(議会棟4階)
協議事項:上尾市ブロック設置問題に係る調査委員会調査報告書について
※定員(25名)を超える傍聴希望がある場合は、開会30分前(午後1時00分)に抽選を行います。全員協議会室前にお越しください。

---

「報告書について」、という書き方が疑心暗鬼を呼びます。「報告書はA4で20頁構成です。」とか「報告会は9/5日します」と発表してお終いとか(^-^?)。

マスコミがたくさん来ていれば、正真正銘の報告会です。

予想より早かったです。議員の一般質問の締切り後と想像していましたから…。

調査は数週間でできるはずと指摘してきましたが、6/20に明るみにした事件ですから、丁度2カ月ということが発表タイミングなのでしょう。

カネは既に帰ってきましたが、その実質的な扱い表現(不正利得返還金)をどう常識が通用するような説明ができるのか、また、関係職員への処分と市長・副市長らの減給措置が注目されますが、退職した職員は逃げ得なのか気になります。

定員25人とありますが、溢れても廊下の椅子席でスピーカーを通して聞こえるでしょう。

果たして、畠山執行部を攻撃したい議員には、どんな材料となるのか見ものです。

住民監査請求の結果は28~30日当たりと予想されますが、一般公開は9/1後です。

 

 

 

 

上尾市学校施設更新計画基本方針(案)へのパブリックコメント

パブリックコメントは市民の声を聞いたというアリバイ作りか?

追記 上尾オンブズマン氏も提出 、ツリーマップ図による規模比較を追加

上尾市の通達は市役所一階のお触書が伝統ですが、Webに載せる場合も多いです。でも市のWebサイトは階層が深くなる構造だから、奥深くへ進まないと見つかりません。しかし、パブリックコメント(PC)については常に左サイド「市民の声」の中で募集します。ただし募集中があるか否かはクリックしないと分かりません。

 最近、教育総務部から標記の募集がありました。

上尾には小学校22と中学校11があります。

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小学生は1980年の23,000人、中学生は86年の11,000人をピークに減少を続けて今は、その半数にせまります。一方、1975年前後に集中的に建てられた校舎は今後20年間で一斉に建て替え時期を迎えます。これは大変、という訳で長期的視点での基本方針案を作って意見を求めています。
と言っても、「どこ」を「どうする」は具体的には書いてありません、角が立たないように一般論のままです。

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実は、本件は昨年から始まっていたテーマなのです。

学校施設ミーティング」という会合が昨年9月から三回開かれました。学校評議員5人、退職校長会2人、PTA4人、公募市民などで構成されました。私は応募で選ばれたのですが、四人枠に二人しか論文提出しませんから、上尾はサルでも選ばれます。

グループ毎にディスカッションをしました。問題や改善などを紙片に書き、並べて貼って、発表と言うお決まりの「KJ法もどき」です。しかし、学校関係者なのに問題指摘が二つしか出せないような方が混じると、議論は活性化せず、雑談会になります。

『仲良く皆さんでお話をしたい』なんてことを望んで夕方から出かけたわけではないので、退職校長とのグループになったことで少しは専門的な話ができたのは救いだった、と記憶します。

今回のPCは、その延長として提出しています。提出者は数名では(笑)。本当は、児童減少が深刻なエリアや教育関係者が、(方針案を熟読したうえで)参加すると良いのです・・・。子供が卒業してしまうと学校への関心も薄れますね。

 提出文は次記事で公開しますが、目次は下のようなもの。

1.意見

 1 本当の背景的な理由説明を欠くのは片手落ち

 2 書かれていない右肩下がりの理由 

2.具体的提案

 3 小中一貫校(9年制の義務教育学校)の提案

 4 市境という大人の都合を撤廃すべき

 5 鍵付きロッカーや空き教室の活用

3.本案全体に想うこと(意見)

 6 ハード面の充実が教育ではない

 7 地域への説得など

 8 信頼回復のために

------------ 

総論賛成、各論反対になりやすいテーマを当たり障りなく扱うと、問題の本質を見誤ります。また市民の声に過剰に反応すると、対策が後手後手になります。ただし一番あり得るのは危機感の欠如。そして短期人事異動により担当はコロコロ替わり、統合した時は消滅一歩手前、誰も反対する気力がなくなった時ということもあり得るのです。

パブリックコメントは今までも何度か出しました。基本的に市方針を替えるような意見を採用することはありません。すれ違いが九割。特に島村の市長案件(上平図書館建設)では、曲がったものを真っ直ぐと言い張ったのが「愚かな教育総務部」でした。

なお、神奈川県秦野市の試算では、小中学校9 年間で一人に国税・地方税で約60万円(全540万円)が必要といいます。それだけの税金を納めるには、子ども一人なら年収700 万円、二人なら年収1000 万円が必要となり、義務教育とは富の分配により維持されている公共施設の代表例だと言うのです。

つづく

 

2019年8月20日 (火)

テレホンパワハラが今でも通用する街、上尾市

前記事

2018年9月

「市で施工したものだから市がやり替えるべき。なんであのような職員がいるのか 辞めさせるように」。

 

2007年1月 

契約を全部切る

前上尾市長に賠償命令 「脅迫的な言葉あった」

古い毎日と産経の新聞記事が回って来たので、こちらへ。または図をクリック

 Img188

全く知りませんでした。

判決が確定したのかも知りませんが、よくもまあ、キラリだとか、輝く街だとか 何も考えずに言えるよな・・・

 

 

2019年8月18日 (日)

上尾市図書館の分館別貸出数の減少率

前年比は微増でも四年前とは比較にならない

 上尾市政に関与したのは図書館問題がきっかけ。23万人都市といいつつ、行政も市民もデータに基づかない情緒的な議論ばかりしていたのに呆れたから。その後、現本館は「二度にわたる試練」を「二度にわたる偶然」により生き延び、築年数だけを重ねて今にある。

 行政は将来を固定化したくないから、当面という言い方をするが、本館を巡る動きはしばし休戦だろう(今はそれどころじゃない)。ただ、相変わらず築年数と面積でしか見ないようだ。

最新の図書館要覧(中身は2018年度)が発表されていた。心なしか、以前よりデータやグラフ等が洗練されていた。

久しぶりに新データを追記してメンテナンスをした。そもそも図書館要覧も最新データを上書きして再利用で作っているだけだ(笑)。

全体の貸出統計をみると、前年の過去最低を更新すること無く微増に転じた。まるで上平移転をしなくて安堵したかのように(余りにも嘘っぽいな.笑)

単位は千

16
28

17
29

18
30

前年比

蔵書数

594

590

594

0.82%

貸出冊数

1,263

1,217

1,221

0.26%

貸出利用者数

406

394

399

1.36%

今回は各分館のデータを四年前と比べた(HPに四年前のpdf要覧があるため)。

貸出の利用者数、貸出点数ともに目も当てられない姿だった。

Photo_20190817221701
  1. 利用者数(青)はわずか四年間に全体で7%減少、四つの分館は二ケタ減少である。
  2. 貸出点数(赤)は全体で9%減少。本館と駅前館の落ち込みが9~11%減とキツイのが響いている。
  3. 富士見小学校内にある「子供の読書活動支援センター」は数百人レベルと利用規模は小さいので全体への影響はないが、半減レベルの落ち込み(グラフは省略形)。減少理由は不明。

本館の貸出が6万冊も減ったのは驚き。その理由は、世代別・性別のセグメント統計を(ソースデータで)見れば分かると思うが、そこまで深掘りするのはもう面倒だ。読書離れと少子化、共働き世帯の増加ということにしておこう。

平方分館と橘分館の利用者数の減少は止まらないのだろうか。一日平均、三十人弱だが、ことしから午前開館へサービス強化をしているから、どのくらいプラスに転じるか見物だ。 

Photo_20190817223001

2019年8月17日 (土)

降ひょう被害を受けた梨の販売、美味しかったよ。

上尾市役所内で直販なのだが・・・

市役所のHPのトピックスに梨の直販の写真が出ていた。こう書かれている・・・

上尾市役所本庁舎で、5月4日の降ひょうで被害を受けた上尾の梨の販売が行われました。梨栽培農家支援のため、上尾梨組合、JAさいたま、上尾市が共催して行った。多少傷はあるものの、味には問題ないとのことです。

実は当方は8/8にそこで買っている。

その時は一番最初の客だった。小玉で色つやも良くないから、心配したが味は問題ないと言い、生産者名付きなので応援も兼ねて買ってみた。一袋500円。

Img_2569

冷やして食べた。美味しかった。

二日でなくなった。

次回は、8月22日、8月29日、9月5日、9月12日とある。時間は午前中の早い時だつたが、気になる人は問い合わせて。

今年は我が家ではスイカの大玉を三つ食べた。二個まではあっても、三個は珍しい。最後のは店頭で熟していたようだが、それで今年はお終い。

モモが田舎から贈られてきたとき、七月の上尾夏祭りで屋台の桃売りを思い出した。

300百円で4~5個くらいなので、これはおかしいと様子を見ていた。小さくて硬そうで色付きも悪い。どうみても売り物にならない品を農家からタダで仕入れ、売っている感じだった。

若い男性が買って、奥さんのところへ持って行ったが、「君だまされてる」・・って感じ。

浦和駅で数年前に詐欺まがいの果物売りを見た。安い表示で客を集め、カバーを開けてちらっと見せたのは家畜のエサみたいな品であり、まともな方は高額だった。暫くしたら警察官が来て、ここで売るなと注意していた。

露店は気を付けないとね。

 

 

2019年8月16日 (金)

埼玉県知事選が書類選考なら大野。青島さんはお祈りメール

埼玉県選管よ、そのキャッチはゆるすぎ?

8/25日が埼玉県知事選挙。新人二氏の争いだから、上田前知事の前回よりは「少し」注目されている。そして、選挙公報が今頃に配られてきた()、が、先日に二人の政策的な違いが分かる記事がでていたので紹介する。

埼玉県庁舎の建て替え問題・・・8/11 埼玉新聞より

60年以上経過しているが、200810年には本庁舎など6棟を51億円かけて耐震改修した。当時、建替えは421億円と試算されていた。県の公共施設マネジメントでは建物の目標使用年数を65年から80年へ延ばしている。

自民、公明が推す青島健太氏は「県政の中心として、県庁舎はできるだけ早く建て替えた方がいい」と前向きな姿勢を示す。特別委の設置は、自民県議が「職員のモチベーションアップや生産性向上、優秀な人材確保の面から、良質なオフィス・労働環境が必要」などと主張し、自民、公明両会派の賛成多数で設置が決まった。

県庁を訪れた人は、「新築したら役人の仕事の成果が上がる」と思うのだろうか。そんなあいまいで本末転倒な理由しか語れないのは、ホンネを隠したいからだと思う。

各自治体には施設の長寿命化を促しながら、耐震補強したばかりなのに建替えるべきと言う(政治主導の)理屈は通らない。大野元裕氏は他政策を優先するとして一期目は触れないと公約する(二期目は分からない)

常識的に、自分が通うわけでも働くわけでもない新庁舎建設を待望する県民など少ないはずなのに、なぜ青島氏が賛成したのか不思議だ。本人がおかしいと思っても、神輿の上に担がれた候補者の悲哀なのだろうか。

その後二人のHPと政策pdfをぱっと見たが、一目瞭然だった。大野もとひろ 青島健太

期日前投票の初期発表では大野氏の川口市がダントツだった。政策よりも出自()。後は、低投票率がどちらに幸いするかだろう。

低投票率とは「有権者の固定化」であり、いつも同じ人が投票に行くから結果も変わらないという意味である。今年は両陣営とも選挙続きとこの暑さで疲労困憊だから、どうなることやら・・・。選挙ポスターには、上尾市ではちゃっかりと市議会議員候補者が便乗商法をしていた。

さて新人対決だから前回より上がると思うが、その増分を差し引いて何%増なら、「翔んで埼玉」を使った若者向け選挙PRの効果があったといえるのか。お気楽な選管に聞いたみたいわ。

キャッチの「埼玉県民には...!投票に行かせておけ!!」とは大人しいね。

原文は「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」であるから、

たぶん、

埼玉県民には...!投票用紙でも食わせておけ!!

となる。

なにせ24.89%は全国サイテーだもん・・・

 

 

2019年8月14日 (水)

市民の反応の秘蔵版-逮捕者への熱い想いと今に生きる提言-2

数多ある中の例、末尾は必読。

前記事の続き

下は島村穰市長・田中守議長の逮捕時の問い合わせ例からの引用です。ブロック塀事件の方は件数が少ないので省略しますが、「自分の家の塀も直してくれ」みたいなのは来てました、当然ですね。

珠玉の投稿は末尾にあります。

(1) 2017年11/1 11:00 市内

「自分は議長の友達である。今回の予定価格の件は少しでも安く契約して、市民の税金を使わないようにと、市民のためにした行為であるので、何とか助けてあげたい。」

このような例は前記事の問い合わせ1の事例にもあります。

(2) 島村市長さま  秘書課

以下は四枚の手紙のうちの二枚分。

1_20190812235301

この筆跡で更にもう一通来ており、そこにはイラスト画「ファイト」。なお、この手紙は市長へ転送されていない。すべきだろうか?

(3) 職員課 h29/10/31 12:20-12:44 以下は単純コピー、一部修正

【内容】
代表電話交換から市民から「今回の入札妨害で人事課に繋げてほしい」とお怒り
の電話が入つたとして**副主幹が受話
` 冒頭、「今回の入札に限らず、随意契約まで上(市長?)の行為に対して下(職員)が、
物を言わないからこのようなことになるのだ。どうせお前ら(職員)なんか馬鹿なん
だから、ボーナスすべて返上しろもそして課長に繋げ。」となり、**に繋ぐ。
「お前ら知つていたんだろう。にも関わらず進言しなかったのは、お前らの責任
だ。直ちに全職員に対してボーナス返納命令を出せ。市議会議員も同様だ。西貝塚
環境センターの管理職は、今回の事件を知つていたはずであり、速やかに更迭しろ。」
:「市の職員の夏体は5日となつているが、国は3日だ。何故t国家公務員よりも
お前らの勤務条件が恵まれているのか? 速やかに3日以下にしろ。しかも無給だ。
それで嫌だという職員がいるなら市役所を辞めて(勤務条件の良い民間に努めれば
よい:どうせ学歴も大したこともないだろうし、使い物にならないだろうが。」
‐ 「お前らは、中小企業の気持ちが判るか? 子どもにプレステも買つてやれず、
中古の軽自動車に乗つているのだぞ。何故、お前らが新車に乗つているのか?」
「お前(職員課長)は、普段から職員相手に威張り腐つてぃるのだから、この際、
市議会議員に出馬することを約束しろ。市議会議員に出ないというのなら、威張る
のを辞めろ。」

【対応】
今回の事件について、陳謝し、お詫びを続けるも理解を頂くのは困難なまま、先方が電話を切られた。

 

(4) 上尾に住んで8年の方。 クリックで拡大

 3_20190813001001

(5)必須。経験と専門性にもとづく指摘は上尾市民ではなく都民から

2_20190813001001

このメールは今回のAKB事件に当てはまる素晴らしい指摘なのですが、お蔵入りになっていました。市役所や議員らには価値が分かりませんから、こうして公開したわけです。メイドイン上尾に拘ると低レベルなまま、という指摘なのです。

なお、クレーム電話を一時間も話し続ける人もいるようですが、実は市外の人だったりします。公務員は敢えて反論しませんから、それを良いことに非常識な人も現れるわけです。義憤に駆られた怒りの電話は、度が過ぎると業務妨害かも・・・。

 

2019年8月11日 (日)

小林議員が畠山市長を訴えたり、元市長の返金コメントが凄い

通にはたまらないが、素人には「何やってるんだ、おバカ市」

Ageo1thum2_20190810223101 上尾市議会が百条委員会を作ったと新聞記事が伝える。都議会の猪瀬知事の喚問中継みたいな厳しい委員会らしい。委員は10人、委員長は全員協議会で小林さんを突き放していた大室議員、腰が引けた副委員長という構成だ。どこまで「薄情委員会」になれるかが問われるが、年末選挙でパーかも。小林さんは再選すれば、みそぎを得たと主張でき、四年間の身分を手にする。

 しかし驚いたのは、小林さんや新井さんへの取材の方だ。朝日新聞はかまちょ図書館へ

8/9テレ玉ニュースより 部分引用…上尾市議会が百条委員会設置

一方、前議長の小林氏は、3月の上尾市議会で、畠山稔市長が、小林氏を名指した4つの発言は、名誉棄損だとして市を相手取り、330万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。

訴状によりますと、「政治は駆け引き、お土産をあげ、お土産をもらう、それが政治だ」といった小林氏の発言を、議会で、市長が名指ししで取り上げたことは、市民に誤解を与えかねないなどとしています。

8/10 埼玉新聞より 部分引用

上尾市は9日、小林守利市議を原告に、上尾市へ損害賠償を求める訴状が送られて来たと明らかにした。

市によると、訴状は3月14日の市議会一般質問の答弁や同22日の議会閉会あいさつで、畠山稔市長が述べた「今回修正動議を出すのはおきゅうをすえることだ」などの発言について、小林市議の名誉を毀損(きそん)するものだとして、国家賠償法に基づき330万円の損害賠償を求めている。

8/10 埼玉新聞記事より 部分引用

また新井元市長は工事費全額(約693万円)を市に返還。埼玉新聞の取材に対し、「私は一回も市に(工事を)頼んだことはない。弁護士は返済の必要はないといったが、せがれ(新井金作議員)もお世話になっているので、お金のことでとやかく言われたくないから返した」と説明している。

 実は、(3/23埼玉新聞) 小林議長は取材に対し「考えがまとまらない。今は何も言えない。時が解決する」。つまりあの時は何も語れなかったが、今は「裁判が解決する」と。

ブロック事件の方は市と全面対決するようだから(或いは無理心中狙いも)、こちらを提訴して百条委員会を骨抜きにするかと思ったが、そうでは無かった。三月の市長発言に大袈裟にケチをつけたわけで、畠山さんへの陽動作戦のつもりだろうと思う。

ただし、その問題発言のあった時、松澤副市長は(小林さんから)人払いをされたのだろうか、その点が気になる。そして騒動がもたらしたのは、市長室への録音録画カメラ導入である。やり過ぎだと思うが、これ幸いと便乗した連中がいて、市役所一階ホールの市民課カウンターにも左右天井からカメラが向けられる。どちらも防犯目的ではなく、クレーマー対策であるいっそ市長室はライブカメラにしたらいい。

次に新井さんのセリフだが、これは横柄だと思う。それでいいのか元市長」。
お金を返す理由は予想通りだが、「市当局とは見解の相違があったものの、既に納付を済ませた」とかのスマートさが無い。このカネを市は不当利得返還金という名目で受領した。一体なんなんだよ(爆笑)

畠山さんは県議選では新井さんから応援を受けたと昔を知る人は語り、二年前の市長選では小林さんから応援を受けたという噂を聞いた(あくまで噂)。だから今回の事件は近代都市になれないこの街の痴話げんかみたいに見えて、人心は離れていく。

もちろん、それではいけないのだが・・・

 

 

2019年8月 9日 (金)

事件への上尾市民の反応を見る-1

問い合わせ件数の比較

二年前の市長議長同時逮捕と6月の元市長ブロック塀(AKB)事件における、市民からの問い合わせ件数がどうであるのかは、"上尾市"を知るうえで貴重な情報になるのに、お蔵入りでは困るから示してみた。

W逮捕については既に収束しており、今回のブロックは7/20日ごろまでの途中集計である。電話、メール、市長へのハガキ、来訪の受付部門別の集計となり、そこには他市民からも含む。

Photo_20190808231401

W逮捕269件、ブロック塀22件

ブロック事件は執行猶予中の犯罪と言えるくらい悪質なのだが、話題性で全国ニュースとローカルニュースになるように、市民への訴求度は違い、それは反応数に現れる。ある意味、またかと言う諦めが働いているかもしれない。

前回の一割以下と少ないが、今後、監査請求の結果、9月議会での調査報告、100条委員会などが続くので、そのたびに少しは増える。しかし、前にクレームを入れた市民の再投稿という面もある。なお、W逮捕時の時系列的なデータを見るとクレーム数は事件初日がピークで、余震の統計のように日を追うごとに減衰する。

 W逮捕時の電話の控えのごく一部 (秘書室)

問い合わせ1  問い合わせ2

問い合わせと言うものの実際はクレームが殆ど。上は電話の簡略メモだが、(件数の少ない)部門によっては詳細な聴き取りメモがある。電話やメール等にはヘイト的或いは支離滅裂なものも含まれるが、中には優れた苦言も有る。僅少だが彼らを擁護する意見もある。

それらは後日。

 

2019年8月 7日 (水)

全員協議会後に市民に伝えられていないこと

追記8/8 文末に大室議員のツッコミ質問を補う工事前の証拠写真(昔を写す現地ストリートビューをどうぞ)。


ご案内 議会事務局より臨時議会の案内
日時:8月9日(金曜日)9時30分(予定)
付議事件:「小敷谷地内フェンスブロック擁壁撤去・新設工事に関わる不適切な対応」に関わる100条委員会設置の件」

100条委員会の設置は決まると思うが、賛否姿勢に要注意。委員長ポストは提案側?、5~X回?、弁護士雇うのか?。議員の任期は12月末、それまでに結果を出したいはず。場所は本会議場が良い。ブロック塀ではなく官製談合の視点が欲しい。


7/30の全員協議会のこと。

今ごろでも、伝えられていなければニュース価値はある。

1 傍聴人席を観察すると

満席で室外に溢れた。かまちょ図書館にも書かれているが、 室外の人はこっちの椅子が立派でスピーカーからよく聞こえると満足していた。中より外のがいいとは!。全員協議会室とは権威の象徴であり、無駄の象徴なのです。本会議場が空いていた。

春に県会議員になったばかりの秋山議員が来てました。町田議員や石渡議員は居ません。呼ばなくても向こうから勝手にくるのは選挙の時だけ、と前に書きました。支持とは関係なく、議員活動の姿は大切な事なのです。

もっと大事なのは、市議になりたいとネットで宣言している人達や政党公認で出ると噂の候補者らも、来ていない(と思う)。来ていたらネットで出席ぶりを発信しますよね。一方、宣言していないけど、出る気の人は来た(笑)。

2 議員を観察すると

一般質問の出来ない人は、問題意識が無いから今回も座っているだけ。斎藤さんや渡辺さんは、こちらのリストとダブル。

3 距離をおく人・おけない人

大室議員(旧新政クラブ)が小林氏に尋ねていた。

・『大阪地震における倒壊事故を懸念して、中学校の通学路だから安全確保を依頼しているけど、土留めブロックは四段、20×4で80センチ。中学生の低い人は140センチだからブロック塀倒壊でキケンと言うのは、・・・後ろに独立したフェンスがあっても・・・市に負担させるのは如何なものか・・・

・693万円返還されたけど、地権者は美創建業に払って、美創から上尾市に。そうすれば地権者は工事業者に発注したことになり・・・。(これは意味不明)

Photo_20190808203001
 倒壊した大阪府高槻市立寿栄小の壁=18日午前10時56分

写真はIZAの記事から引用

大室氏は明らかに突き放していた。ところが公明党議員の中には小林さんをおもんばかるような発言をした人が居た。その内容は、本人の中にためらいがあるのか、メリハリの無いダラダラと主語と述語がが乱れたような質問と意見が混ざった長話で記録しようがなかった。

しかし、「あの発言はナンダ」という怒りを持った傍聴人は居た。後日、その発言動機は義理と人情らしいと感じた。

4 案心安全をタカリの粉飾にする人々

 本件でも安心安全を大義にして工事を迫ったが、最近の常套句として政治や社会に蔓延していると思う。だから、今回の大室さんの指摘は事実を元に反論していたのは良かったと思う。
 安心安全は、美しい言葉と共に、ホンネをごまかす修飾語になり果てている。これからそんな言葉しか語れない旧人・新人が出てくるであろうから、詐欺師みたいなもの・・・。

 

2019年8月 6日 (火)

工事仕様書の一部

1支出負担行為票 2見積結果等調書と見積書 3仕様書(本稿)

文末に追記あり。

お詫び

先日、重要な公開をすると予告していましたが、文書の解釈に間違いがあることが分かり取りやめました。申し訳ございませんでした。しかし、参考までに末尾に公開します。

我々は、限られた時間と空間、非協力型ヒアリングのために勘違いは避けられませんが、市長特権を使えば庁内調査は一週間で可能なレベルでしょう。元市長らと職員との言った言わないは別次元の問題です。報告が9月議会までと言うのは、何かの時間稼ぎかお役所仕事の典型と言えます。

7つの工事を、市が美創に取りまとめを依頼したことは双方が認めた事実です。7回の相見積もりで美創が7勝0敗となったのも前記事の通りです。彼らは慣習と呼び替えることで違法性を希薄化しますが、市内の中小・土木業者と上尾市役所の官製談合の疑いは消えません。

本件は同じ場所の一つの工事を、契約日をずらして少額化したために契約検査課の目には触れずに完成しました。なお本件の金額レベルでは積算明細書の提出は不要のようです。

以下は、7本目のh31/2/25のフェンス設置工事の文書ファイルです。
既に見せた支出負担行為票(1の記事)を表紙とし、見積結果等調書(2の記事)、契約決定通知書、三社の見積書(2の記事)、見積書を入れた封書三社分、請書(工事)が2頁、そして工事仕様書(1~5頁)、調書、別紙1、A3図面という構成。

 ●工事仕様書と調書までの6pdfはこちら

3Mbと重いので、代表として3頁の「本工事内訳書」を示します。

Img3

追記
今の市議達には注意力がありませんが、7/25の監査請求の職員陳述で、こちらのように本件決裁者は報道は事実と答え、二人からの圧力を感じたと述べています。この時点での彼の言葉は「罪を憎んで人を憎まず」という気を持たせるものです。

しかし協議会での「慣習」発言によりそれは一転したのです。聞かれなくとも、他案件の有無を「あからさまにする」ことが出来なければ市民感情は「罪と人を憎む」になるでしょう。

人とは上尾行政そのものです。

以上

 

2019年8月 4日 (日)

選挙の5連戦…混乱と腐敗が招くもの

1指定席 2投票率 3ピンキリ 4新人今昔 5NHK 6請願 7連戦(本稿)

低投票率効果

7月の参院選は議席の変動が少なく勝者なき選挙のためか、投票率50%割れと小党の議席獲得が話題になった。暫くは「れいわ新選組」に注目が集まるが、数年前の枝野立憲民主誕生時のような一過性な感じも…。

  4-県議選 7-参院比例 8/25知事選 12/1市議選
前々回 42.8% 51.9% 25.9% 40.5%
前回 39.4% 50.6% 26.8% 36.8%
今回2019 36.9% 47.0% ? 34%予想
差(ポイント) -2.4 -3.7   -2.8

選挙用掲示板がそのままで8/25日に県知事選となる。上田知事と大野参院議員のイス交換ゲームと化した10月・参院補欠選挙を経て最後は12/1の市議会選挙となる。まるで5惑星直列みたいな珍現象なのに、ワクワク感は無い(洒落デス)。政治屋達の私物化とそれを安易に受け入れる支持者集団が政治の成長を止めていると思う。早く辞めれば三つの選挙は同日にやれたのでは。
さて、市議選の様子が変ったので書く。

1.規格外の候補者で試される上尾市民

N国党の存在感が年末まで下がらなければ、市議選は当選確実となる。以前、確率の党とよんだけど参院選では選挙区で2215票、比例1973票は得票率2.52.2%、有権者比1%超である。しかし市議選の投票率は低くなるので、34%予想で換算すると16041429となる。もしも人気が陰り得票率2%になるとギリギリかも。選挙が始まると各地の現職市議が上尾駅頭に集中する戦術だと思うから、空中戦の新人候補には分が悪い。

朝日新聞の出口調査では、男性68%、女性32%だった。年代は40代が27%で最も多く、30~50代で全体の6割超を占めた。年代別の支持率は10代5%、20代4%、30代3%、40代3%、50代2%、60代1%・・・。上尾市も人口最多は45歳前後の団塊ジュニア層である(推定投票率は40%)。

昔もサラリーマン新党とか税金党みたいのがあったが、多くが反論しにくいNHK独占問題一つを掲げたのが特徴だ。そして他の政策を何も語らないのを良しとしたから、議員の敷居がグンと下がった。

党首がテレビで『・・・政治家が嘘をついて選挙で当選するから多くの人が選挙に行かないと思っている。だからできることしか言わない。・・・』(こちら)。でも、国会と違い地方議会にはスクランブル放送にする権限は無い。

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自治体で解決できないNHK問題に一票を投じても、他の問題に向き合わない地方議員を作る可能性があることを憂慮すべきだと思う。ちなみに前の朝霞市議は当選したら最大会派に入り、途中で辞めて参院選(東京)、8/4柏市議選(34%)へと出て余裕で当選している。

今の上尾市民はNHKから守ってほしいわけではない。利権型・地域偏重の議員や不誠実で保身に固まる行政組織から守ってほしいのである。

先鋭的な政策の人達が当選したのは低投票率の効果かもしれない。アメリカ大統領選挙でのヒラリーの敗北は低投票率にあると言われていた(2012年の54.9%→48.62%)。ただし市議選は大選挙区なので低投票率は新人にはマイナスとなる。


 
これは経費で落ちません。NHK金曜夜10時。

 さっき録画で見たがなかなか面白い。テンポ良い展開と多部未華子の目力もいいね。

2.その他

学歴と職歴不問だからヘンな人が現れるのは国政も地方も同じ。前回は選挙運動をしない候補者、大言壮語して落選したら隣の市議選へ移った就活青年もいた。面接試験がないのが選挙の甘い所かもしれない(一方的に主張する場は面接ではない)

6月にはこちらの4新人今昔の記事に何度も変な書き込みがあった。公開なので再掲する。

6/14 いつもよく上尾市のことを調べているなぁと・・・・。よろしければ持っている問題意識、お考えを聞かせて頂けませんか。私はもともと会社員で、選挙に興味を持っているところです。 ソース

6/18 …略…選挙に立候補するか判断するため、・・・・私よりはるかに上尾市に詳しく、問題意識もありますので、管理主さんからお話を伺うのが、現状を認識するには良いのではと・・・。ソース(下から二番目)

6/20 …略…もし私と接点を持つことで管理主さんの素性がばれてしまうと、管理主さんが自由な発言をできなくなるかもしれません。だから今のままがいいのだと思います…略・・・。 ソース(末尾コメント)

自分が何をでき、(市政との関りで)何を成してきたかを語ることをせず(たぶん何も無いのだろう)、少しばかり市政と向き合ってきた当方に『あなたの持っている問題意識は』、『議員に成りたいから、あなたから話を聞きたい』と、スマホと検索で手っ取り早い道を選んだようだ。匿名とは言え、若くても普通の人はこんな尋ね方はしない。まして議員に成りたいという人が…

寄せられたメールアドレスから検索してもそれらしきブログもFBもツイッターも見つからなかった。選挙に出たいと言いながら、何も発信していない(これから開設しても選挙用だ)。次は7月に、土木系のスキルのある市民を募集用する記事に公開したアドレスから、またメールがきた。それは目的外利用なのでスパムメールとみなした。一連の振舞からは実社会でも似たような行動を取りそうな方、とプロファイリングした。そもそも当該記事の本文を理解できていないようだ(長文がよくないけど)。

こういう街の選挙とは、志や政策よりも信頼度が一番大事だと思う。1番目のNさんは超例外だ。

以前、若くして議員を志すなら「定員割れ議会の道」がある時代と書いた。また、参院選の前にはN党が大募集をしていた。大島議員の事務所は海老原氏が市議になって空席ができたのだろうか、秘書を雇っては市議にする産卵場に見える。大島チルドレンと呼ぶらしいが、議員への定型コースみたいで、あと二つの選挙が市内○○運動の場も兼ねるのだろう。しかし、何もバックの無い人は、落選しても食っていけるスキルがあればよいが、そうでないと再就職は年齢を重ねるごとに難しい。だから当選したら、一番の目的は「再選活動」となり支持者へのペコペコ稼業に陥らないか。そんな人を何人かみた。

せっかくだから自称「志のある人」に聞きたいのは、春に公募のあった「あげお未来創造市民会議」の小論文に応募したのか。シニア友人らと応募したが、「上尾の司令塔・行政経営課」の最難関試験に全員不合格だった(私は46点/96)。今からでも書いたらよい。就活エントリーよりは楽だろう。

 

本シリーズはおしまい。

 

2019年8月 3日 (土)

21枚の相見積もり

1支出負担行為票 2見積結果等調書と見積書 

上尾市都市整備部道路課の随意契約に集まった相見積もりの全て。

金額単位は万円(すべて端数は無い)。 

11月19日 11月26日 12月10日 1月15日 1月22日 2月4日 2月25日
土留擁壁
設置工事
構造物
撤去工事
土留擁壁
基礎工事
土留擁壁
基礎工事
空洞ブロック設置工事 空洞ブロック設置工事 フェンス
設置工事
美創建業92 美創建業92 美創建業92 美創建業91 美創建業92 美創建業91 美創建業92
井口工業98 協栄建設98 串橋土木100 三野建設97 藤波建興95 千曲興業95 藤波建興93
協栄建設95 千曲興業96 内田組95 坂建95 串橋土木98 内田組97 坂建95

   

衝撃のラストへ

 

2019年8月 2日 (金)

AKB事件は上尾談合村事件へ発展すべき

前記事  本稿は行動的市民(こちらのコメント)に感謝を込めて。 

長年の構造的腐敗に迫る力は市と市民には無い。

 7/30の全員協議会は前半後半で二時間。時間があれば書きたい点もあるが、急を要するほうを先に。
 市民やマスコミから深刻な反応が無いのがヘンだが、エンジニアリングの専門家である元上尾都民が談合違反を指摘したのは流石(かまちょ図書館)。

 その内容に関して要点を書くと次のようなものだ。

1. 市答弁は「7件の工事について、個々の相見積もりを美創建業がまとめて持ってきた」と平然と答えた。

これは問われて答えた。聞かれないと絶対答えないという不誠実な姿勢(市政)に注意せよ。また平然と答えたと書いたが、内心は穏やかでない(今後の拡大を恐れる)。

2. 池田議員の質問「見積書は誰が出したの?」。小林氏はこう答えた。

『見積書は市から美創が取りまとめて提出してくれとお願いされている。見積もりに対しては業者から見積書を頂き、金額等は美創の了解を得て提出した。今までその慣習で随意契約の見積もりを提出した。』

弁護士を連れてきてこの発言をする真意が分からないが、翌朝の埼玉新聞にも載った。しかし、発言のイミが分からない人のために公文書で説明してみよう。

 すでに前記事で、7件の「支出負担行為票」の一例を示した。それはぶ厚い工事ファイルの表紙のようなものだ。7件のそれぞれの中に「見積結果等調書」という一枚がある。

Img_2558

例として、一番目の工事・平成30年11月19日の文書を こちらに示す。他6つは類似(見積会社名は異なる)のため省略。

公開入札を避ける随意契約と言えども、図のように複数社(=2社以上)の相見積もりを取るのが市のルールらしい。

Photo_20190802001001

一番下の「7見積書徴取の結果」の表には三社の相見積もりが書かれている。本稿は談合を疑う内容なのでB社、C社とする。美創社は既出なのでそのままとした。

一番安い美創が92万円(+消費税で993600円)で受注した。実は、その前に三社から提出された見積書が次のこちらで見られる。pdf三頁で2Mbと重いためにB社だけ図で表示しておく。

B

内容は「1工事名、2場所、3金額」だけのシンプルなもので市指定の様式である。ここに「見積もり明細書」が不要なのは入札手続きとしては正常である。この1枚の紙は封筒に入っており、上尾市(道路課)に持ってきたのが美創建業である。

つまり、市が各社に直接依頼して集めたのではなく、(たぶん幹事会社みたいに)美創が他二社へ依頼し、結果を集め、市に持ってきたという流れだ。

B社は98万円を提示したが、その積算書はあるのか? 今からでも辻褄合わせに作られるか? ムリに決まっている。そもそも古塀の撤去・整地・新設などの一連の工程を、金額693万を7本に均等分割したに過ぎず、中身の積み上げはデタラメのはず。

つまり美創が他二社に働き掛け、他社は協力したに他ならない、と想像する。だから、他二社に積算根拠を求めても出せないだろう。これが美創を含めて7件×3社分ある(重複社もある)。市内の有名な会社名もある。

これを市は問われるまで明かさず、小林氏は自覚症状も無く話した。

上尾には市民にも郵便局すら把握していない地番が飛び地として存在していたのだ。

その名は「上尾談合村」。

一本のブロック塀工事から、昔から当たり前のように繰り返されてきた官製談合が暴かれたと思う。

双方が白状し公文書もある楽勝案件には、暇な新人刑事でもないとやりたくないのか。それとも、「上尾」では埼玉県警の股間沽券にかかわるのか。
待ち伏せして違反切符を切るくせにね(^-^?)。

Xデーは10月30日が良い。前も、暑くもなく寒くも無い季節を選んだのだろう。ただし市議選の後に、責任取っての○○選挙なんて勘弁だ。

建設業とはあまり付き合いもなかったが印象的なのは、昔、ある会社の軽井沢でのお勉強会でのこと。営業部長が「僕の勤務は夕方から」と言ってたこと。たしかに昼間は元気なかった・・・。

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蛇足) 小林氏は市と争う姿勢だが幾つかミスを犯した。

  • 9/3現地に行き、そこで職員から「乱暴な言葉とぶぜんとした態度」で断られたと言った。乱暴なセリフの文言や、態度を具体的に示せなかった(議員も質問しない)。そもそも要求が不当なのだから、断る方が荒くなるのは自然である。
  • 9/8に市長は会ったと言い、小林氏は「記憶にない」と答えた。「会っていない」ではなく、記憶にないである。しかし2月の面談は覚えていた。9月はブロック塀が道路課で持ちきりの月である。
  • 市長と本件を話したことは無い、と明言。あまりにもウソっぽいが、畠山市長が承知していたことは無い(あれば言うから)。
  • 相見積もりプロセスの白状は、遵法精神の希薄さか、はたまた市との無理心中願望か?

 

2019年8月 1日 (木)

畠山市長は辞めたくなったか?

市長はつらいよ (-_-;)

(1)市長へのハガキ (寄稿)

2_20190731224901

6月20日市長答弁(ブロック塀等市費支払)案件を訴訟としてほしい

2019年7月29日

標記については新井元市長と小林市議会議長(当時)から、上尾市職員に対した強要があったとされている。この2者の行為は刑法223条の「強要罪」または刑法51条の「公務執行妨害罪」の適用される可能性があると考えます。よって本件を総称として市当局または市関係者が提起されることを切望します。

裁判にかけることのメリットとして ①事実関係が明確になること。②同類の事件発生の防止に役立つことなどが考えられます。

なお回答としては、①質問内容を付記してください。②ご自身のお言葉でお願いします。担当部課へのいわゆる丸投げはしないでください。③できるだけ明確な回答をお願いします。

 

(2)疲れた顔

糟谷議員ツイッターより転載

「昨日の全員協議会の後、政策フォーラムと共同で臨時議会招集請求を市長に宛てて手渡し、懇談しました。市長、疲れた顔してたな。」

Photo_20190731221201

100条委員会を設置して、より強い権限で真相究明を図るようだ・・・。でも9月議会終わったら解散。市長・市議会同時選挙シナリオも( ゚Д゚)。

♬ 疲れた顔して♫ あの市長

 わりとやるもんだねと~♪

 言われ続けた ♪ きょうぎかい

 言ったり 言わないの すれ違い ♪

 青~く広いこの街 元市長のものでもないわ ♪

 ワタシ 待~つわ ♬

 辞める~の ( ゚Д゚)

  たとえカレが タイホされなくても  ♫

 待~つわ ♬

 他のおバカに あなたがふられる日まで~ ♪ 

 

(3) 下々の話

最低賃金の目安案

・茨城県849円 ・栃木県853円 ・群馬県835円
・埼玉県926円 ・千葉県923円 ・東京都1013円
・神奈川県1011円

・鳥取県788円

 

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