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2019年8月 2日 (金)

AKB事件は上尾談合村事件へ発展すべき

前記事  本稿は行動的市民(こちらのコメント)に感謝を込めて。 

長年の構造的腐敗に迫る力は市と市民には無い。

 7/30の全員協議会は前半後半で二時間。時間があれば書きたい点もあるが、急を要するほうを先に。
 市民やマスコミから深刻な反応が無いのがヘンだが、エンジニアリングの専門家である元上尾都民が談合違反を指摘したのは流石(かまちょ図書館)。

 その内容に関して要点を書くと次のようなものだ。

1. 市答弁は「7件の工事について、個々の相見積もりを美創建業がまとめて持ってきた」と平然と答えた。

これは問われて答えた。聞かれないと絶対答えないという不誠実な姿勢(市政)に注意せよ。また平然と答えたと書いたが、内心は穏やかでない(今後の拡大を恐れる)。

2. 池田議員の質問「見積書は誰が出したの?」。小林氏はこう答えた。

『見積書は市から美創が取りまとめて提出してくれとお願いされている。見積もりに対しては業者から見積書を頂き、金額等は美創の了解を得て提出した。今までその慣習で随意契約の見積もりを提出した。』

弁護士を連れてきてこの発言をする真意が分からないが、翌朝の埼玉新聞にも載った。しかし、発言のイミが分からない人のために公文書で説明してみよう。

 すでに前記事で、7件の「支出負担行為票」の一例を示した。それはぶ厚い工事ファイルの表紙のようなものだ。7件のそれぞれの中に「見積結果等調書」という一枚がある。

Img_2558

例として、一番目の工事・平成30年11月19日の文書を こちらに示す。他6つは類似(見積会社名は異なる)のため省略。

公開入札を避ける随意契約と言えども、図のように複数社(=2社以上)の相見積もりを取るのが市のルールらしい。

Photo_20190802001001

一番下の「7見積書徴取の結果」の表には三社の相見積もりが書かれている。本稿は談合を疑う内容なのでB社、C社とする。美創社は既出なのでそのままとした。

一番安い美創が92万円(+消費税で993600円)で受注した。実は、その前に三社から提出された見積書が次のこちらで見られる。pdf三頁で2Mbと重いためにB社だけ図で表示しておく。

B

内容は「1工事名、2場所、3金額」だけのシンプルなもので市指定の様式である。ここに「見積もり明細書」が不要なのは入札手続きとしては正常である。この1枚の紙は封筒に入っており、上尾市(道路課)に持ってきたのが美創建業である。

つまり、市が各社に直接依頼して集めたのではなく、(たぶん幹事会社みたいに)美創が他二社へ依頼し、結果を集め、市に持ってきたという流れだ。

B社は98万円を提示したが、その積算書はあるのか? 今からでも辻褄合わせに作られるか? ムリに決まっている。そもそも古塀の撤去・整地・新設などの一連の工程を、金額693万を7本に均等分割したに過ぎず、中身の積み上げはデタラメのはず。

つまり美創が他二社に働き掛け、他社は協力したに他ならない、と想像する。だから、他二社に積算根拠を求めても出せないだろう。これが美創を含めて7件×3社分ある(重複社もある)。市内の有名な会社名もある。

これを市は問われるまで明かさず、小林氏は自覚症状も無く話した。

上尾には市民にも郵便局すら把握していない地番が飛び地として存在していたのだ。

その名は「上尾談合村」。

一本のブロック塀工事から、昔から当たり前のように繰り返されてきた官製談合が暴かれたと思う。

双方が白状し公文書もある楽勝案件には、暇な新人刑事でもないとやりたくないのか。それとも、「上尾」では埼玉県警の股間沽券にかかわるのか。
待ち伏せして違反切符を切るくせにね(^-^?)。

Xデーは10月30日が良い。前も、暑くもなく寒くも無い季節を選んだのだろう。ただし市議選の後に、責任取っての○○選挙なんて勘弁だ。

建設業とはあまり付き合いもなかったが印象的なのは、昔、ある会社の軽井沢でのお勉強会でのこと。営業部長が「僕の勤務は夕方から」と言ってたこと。たしかに昼間は元気なかった・・・。

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蛇足) 小林氏は市と争う姿勢だが幾つかミスを犯した。

  • 9/3現地に行き、そこで職員から「乱暴な言葉とぶぜんとした態度」で断られたと言った。乱暴なセリフの文言や、態度を具体的に示せなかった(議員も質問しない)。そもそも要求が不当なのだから、断る方が荒くなるのは自然である。
  • 9/8に市長は会ったと言い、小林氏は「記憶にない」と答えた。「会っていない」ではなく、記憶にないである。しかし2月の面談は覚えていた。9月はブロック塀が道路課で持ちきりの月である。
  • 市長と本件を話したことは無い、と明言。あまりにもウソっぽいが、畠山市長が承知していたことは無い(あれば言うから)。
  • 相見積もりプロセスの白状は、遵法精神の希薄さか、はたまた市との無理心中願望か?

 

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コメント

とんでもないものが出てきた?
小林議員の発言を見る限り、受注主自身が入札の競争相手から金額白紙の見積書を集め、受注主自身が市に提出するスタイルが、競争入札、随意契約の如何に関わらず、システムとして出来上がっている疑惑が出てきた。
長年やってきたスタイルで、今回も同じことをやっただけで何が悪い、と言っている?
全員協議会を開いても、小林議員に対しても、市当局に対しても、突っ込みが足らない。
議員はしっかり究明する責任がありますよ。

ここまでわかりやすい談合はない。
市役所も業者も「隠す」能力がない。
悪の弁護士がんばって(笑)

全員協議会を聞いていて、小林議員の相見積もりに関する発言が「さも当然」のように話すので驚いたが、職員側から特に reaction も無かった。

おそらく、美創建業は同業他社の白紙の見積書を何枚も持っているのであろうと想像する。
他社も同様であろう。

議員たちも、この部分を明らかにし、正常な形に変えていかなければ議員としても存在価値を問われるだろう。


市役所職員も「日常茶飯事」だから無反応。
これ官製談合ってわからないのかな。
歴代市長がバカばかりコネ採用して、さらに幹部にまでした理由がよくわかります。
行きつくところは夕張市役所だったのかも。
畠山市長!がんばれ、男の見せ所だ。
夏はお祭り挨拶してる場合じゃないよ。
ごろつき業者がお礼参りくるから、得意の武道で向かい撃て。


声出して、笑った。ナイスコメント。

畠山さんは今夜、花火大会に行ってます。
 周りの民間人を見れば分かるかも。
  観光協会のアノ人はどんな風に夜空を見上げるのだろう。

三本目のコメントに返しますが、週明けにラストがあります。
 花火よりも大炎上。


こんにちは。3本目に期待します。
そろそろ警察の出番ではと思います。
証拠も「自白」もそろっているし、悪人サイドの弁護士は記録がないだけでは抗弁できんだろ。
元議長・元市長・市役所幹部の逮捕状が発行されるのは時間の問題。
職員を締め上げれば、過去の悪行がでるわでるわって感じになるのでは。
我が町の悪習を一掃する機会です。
元市長Aは、政令指定都市参入反対運動しなければよかったのにね。
その当時からバカな市長だなと思ってましたが、今もバカ。
バカのおかげで、市政を浄化できるなんて、最高です。

小林市議の名誉棄損のニュースで情報を探してたどり着きました。
予想の斜め右を行く、驚くほど腐った地方公共団体ですね。
どうせ、市の職員も縁故だろうし、遵法意識が無いなら公務員賠償責任法で
職員全員を失業させたら良い。

上尾市職員の給料はここ。
https://kyuuryou.com/y/y2016.html?city=112194

↑の、ななしさんのコメントに深謝。気が付かず遅れてしまいました。
上尾市の給与水準が高いことは、ラスパイレス指数が埼玉県一位、全国三位が表しています。
下の投稿者名をクリックすると、過去の記事へ行きます。

https://domex.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-5623.html

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