上尾市議選、迷走する二つのN
選挙にかかるお金の多くは公費である。
選挙カーには補助金が、運転手やウグイス場には日当が出る。その他運動員たちにも。私は使わないので詳細は知らないが、市町選挙レベルではそれがお小遣い稼ぎと楽しみにしている人もいるらしい。ポスターも選挙公報もタダ。選挙運動しないのに名乗り出る人が絶えないのは経済的な敷居が低いから。供託金30万円没収は上尾市議選で200票台くらい。
ところが、その仕組みをフル活用して公費で政党の宣伝活動をしながら、各地を転戦する組織もある。
しかし宣伝するにつれて人気が落ちるという現象が現れてきて胸突き八丁のよう。たぶん、上尾よりも朝霞市の方が重要ではないだろうか。埼玉の初議席の地、カッコ良く言えば彼らの橋頭保だ。以前よりもチラシの受け取りが少なく見えるのは、参院、知事、補選、市議選とワンイシューであることがワンパターン化して鮮度が落ちたからだろう。
15日の私を紹介した朝日新聞記事では、Nさんの方が文字数が多いので不満だった( ゚Д゚)。
だってアノ記事には瑕疵がある。バカヤロー発言で懲罰を食らった顛末は伏せている。記者も遠慮したのかな、その記者さん、作夕、またもや駅頭観察に来た。
記事にあるように上尾駅頭で一人で大音量で演説する姿が目立つがよく聴き取れないしビラ撒きもしていない。応援スタッフがいないので、自民党というよりも自分党に見えてしまう。
10月のある夕方、栄町でバイクでポスティングしているのに遭遇した。ポストのフタを開けて、上に私のを被せてきた(^-^?)
彼の選挙カー(名目は政治活動)も時々見かけるが、仲間(彩の会)のいないエリアなのか。自民支持者の中には幾分の宣伝効果はあるだろうが、地域代表者の票を侵食することにならないか。他地域への遠征は、足元の評価が危ういと見られかねない。
そんなに熱心なら議会でもそうあればよいのに、と思うが、過去三年間で一般質問はたった2回。数字はウソをつかない。
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市議選が終われば、駅頭は静かになる。
何もなかったかのように。
通り過ぎる人々はそれを見透かしている。
果たして、賞味期限が短かった例と賞味期限が切れていた例となるのだろうか…。
そうならなかったら、どうにも喰えない記事だ( ゚Д゚)
いろいろと街や人々を観察する機会に恵まれたが、本日は最終日。残りのチラシ三種類を入れてきた。それでも少し人と会えて言葉を交わすこともできた。
明日は8時半に文化センターで受け付け。選挙ポスターに貼る位置を決めるため、まずくじを引くための抽選、つぎに番号を決める抽選ということで二回やる。その後、各候補が一斉に貼りに回るわけだ(政党や現職互助会は有利だ)が、こんなことをバラバラで候補者にやらせるのではなく、選管がやれば効率的なのにね。全289カ所に貼りきれない人もいるだろう。
選挙に行きましょうとか、投票率上げるなんて、形式的な宣伝に予算をつけるくせに。そもそも期日前投票が始まって数日後に、選挙公報が配られる(^-^?)。
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