上尾市民の琴線に触れる言葉とは
- アクセス数の推移
図は8月~直近までのアクセス数推移。9月中旬までは恒常的に千件ある(何割が上尾関連記事かは不明)。その後、選挙に特化したり投稿数も少ないので7割程度となる。終わった日に二千超した。
その月曜日のアクセスでやや目立ったのは議員報酬のページ。あの党支持者かな? 推定750万円だが、四年間で次の選挙資金をプールすることになる。
●9月中旬から11月中旬までPRチラシ三種類、本館を守る会二種類など各、千枚から一万枚を配布しており、配布のタイミングによって、アクセスの山が現れると期待したが、反応は無かった(高齢者からの電話のみ)。
前半は高投票率の高齢層(住宅)を狙ったのでアクセスは期待しないが、二枚目からは新興住宅地へ方針を変えた。しかしQRコードを入れたチラシからの誘導効果はなかった。
駅頭のチラシ受け取りは30人に一人(時にはもっと低い)だから、ポスティングによる認知率はもっと高いと予想したが、個別調査で低いことも判明した。あんなにサポーターに東奔西走してもらったが、郵便受けの他チラシと共に捨てられるゴミらしい。これは内容・デザインとかは関係なく他候補者も同じだろう。
●琴線に触れる言葉とは
新人にとって自分のキャッチフレーズは重要だ。年齢を訴える候補者が複数いたり政党看板のみもあった。最終的には「図書館移転反対と住民監査請求の2つの実績」に絞り、選挙公報や法定ビラ、街頭演説で繰り返した。
二つの事実を述べるだけなので簡単明瞭だが、その二つは市民の琴線(関心ごと)には響かなかった。その点が最大の誤算だが、ではあの市民活動は何であったのかという疑問が残ってしまう。
どんな言葉が市民の琴線に響くのか。かまちょ図書館で触れたように、それは政策ではない。
必要なはずなのに、必要とされなかったと思う。
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選挙後の冷静な分析ですね。
事前に、投票率は35%前後ではないかと予想されていて、そのとおりであったことはさすがであると思いました。
終わってみれば、残りの65%の有権者を投票所に向かわせるのは、至難のことであると言わざるを得ません。
上尾では、W逮捕やAKB事件があり、市政に対する市民的関心が高まってもよいはずなのに、今回の投票率は誠に残念です。
国政で言うと、「(今問題になっている)桜を見る会って何?どこが問題なの?」という若者が思いのほか多いという報道がありました。
現在の政治的無関心は、時の為政者によって、時間をかけてつくりあげられてきたのかもしれません。もちろん、それではいけないのですが。
投稿: 上尾オンブズマン | 2019年12月 6日 (金) 15時00分