AbemaTVで見たゴーン会見の新鮮さ
日本の招待局はテレビ東京だけらしいが、どこから配信をもらうのかBS日テレやAbemaTVも放送していた。
同時通訳のみよりも、静かに見られる同時字幕付きAbemaTVで見た。
記者会見と言うと日本は司会役を置いて形式に逃げたり弁護士同席が多いが、ゴーン氏は一人で仕切っていた。質疑応答も一人だ。日本人にはできないな、と妙に感心した。そして彼は一体何か国語を話すのかと驚いた。外国メディアからの質問に、英語・フランス語、アラビア語、他にも、あったような気がする。
AbemaTVは同時通訳(複数で交代)が伝え、その音声を認識してAIポンという字幕作成システムが文字にする。それが結構良かったし面白かった。
AIポン(アイポン)はGoogle音声認識テキスト変換サービスをベースに作った字幕システムだという。Google音声認識ならばネットで誰でも使えるが、AIポンはリアルタイム性が凄かった。
通常のテレビ番組でも同時字幕はあるが、専門家が特殊キーボードで入力するらしい。人手なので変換精度は高いが、字幕がやや遅れて表示されるのが欠点だ。
明瞭な活舌で、文節を区切った話し方をすると、きれいに字幕ができる。初めの女性通訳がそうであったからゴーン氏の英語がスラスラと字幕化されていく様子が素晴らしかった。しかし、他の女性通訳に変わったり、アラビア語だったかな活舌や訳の悪い通訳の声ではトンデモない変換になったりした。「AIポン死んでる」とコメント欄でからかわれる。固有名詞には誤変換が目立つ。
途中で視聴はやめたが、期待された政府関係者の名前を敢えて語らなかったのは残念だ。
図で分かるように、重要なことの要約も適宜入っては更新され、もはやネットの方がテレビ局よりも優れている。ただし解説が元検事という人ではダメだろう・・・
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Ghosn has gone..
政治家の名前がこれから出てくることはあるかな?
投稿: 上尾オンブズマン | 2020年1月 9日 (木) 09時25分