釣り禁止、上尾市役所の回答
前記事で伝えた丸山公園の釣り禁止問題です。その後の愛好家と上尾市役所のやり取りメールの寄稿です。
前の市回答に下の追加質問をして、回答が寄せられたとのこと。下の青文字は要約
釣り行為禁止に賛成の声や、かいぼり…応援の御意見も多数あると言うが、具体的な数字は?
条例違反の認識があったなら かいぼりの魚類捕獲そのものが条例違反では?
みどり公園課と認定NPO法人・生態工房に対しての特別な許可を出したか?
かいぼりでの魚類捕獲時に許可しましたと看板等を出すべきでは?
特定外来種の除去は当然だが、国内外来種であるヘラブナ・鯉はどのように扱ったか?
上尾市 都市整備部 みどり公園課よりの回答。
日頃より、上尾丸山公園を御利用くださりありがとうございます。
お問い合わせの件につきまして、次のとおりお答えいたします。
上尾丸山公園大かいぼり祭における御意見の数については、イベント当日に行ったアンケートにおいて、12件の御意見をいただき、釣り禁止に反対する意見が2件、かいぼりの取り組みについての応援が5件、参加や観覧した感想が5件でございます。
また、来園者より口頭で、釣り禁止に賛成、反対の声や、かいぼりにより自然を再生する取り組みへの応援の御意見も多数いただきましたが、口頭による意見であることから正確な数は把握できておりません。
かいぼりでの魚類捕獲についてですが、上尾市都市公園条例第5条の行為の禁止は、市による管理行為は、適用外となります。よって、上尾丸山公園大かいぼり祭の魚類捕獲つきましては、池の管理行為であるかいぼりを市主催の事業として行っているため、条例違反ではございません。
また、市主催の事業であることから、特別な許可等は必要ないため、魚類捕獲についての看板等の設置は行いませんでした。
今回のかいぼり事業は、大池の水質改善を目的とし、自然を再生する取り組みを始めたことから、元来から荒川中流域に生息している生物を保護対象としております。
よって、国内外来種であるヘラブナと外来性のコイにつきましても駆除対象とし、飼料業者へ引き渡ししました。
以上、回答とさせていただきますが、御理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
●絵は寄稿へのお礼。寄稿者は「返信がくるのに2週間」と呆れたようですが、担当が起案、上司、その上司、そのまた上司、関連部門・・・市長室?あたりまでの長い道のりとハンコ手続きが必要ですから、2週間は早い方と思う。(或いはメールはもっと簡単かな)
読後感としては、先の随意契約ガイドラインとか、或いは官邸官僚のようにルールを恣意的に使う行政の姿が見て取れます。
そして、畠山市長は何を考えているの?
知恵が無いの?
授ける人もいないの?
せっかく、大岡裁きのチャンスなのにね。
それとも、ブロック塀の二の舞か
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情報公開請求の処分もそうですが、通知文や回答文書にすると、市の行政は型通りのものしか出して来ません。本音の部分を聞くには、実際に面談してフランクに話をしないと難しいでしょう。
この問題の本質は、①条例違反にもかかわらず、従前から魚類の捕獲をなぜ認めていたのか。②条例違反だと気づいた時点での対応が適切ではなかったのではないか、という点にあります。
条例違反だと気づいた時点で、市民向けに謝罪したり説明すべきだったにもかかわらず、それをせずに、前任者にいらぬ気遣いをしたり、内部で処理しようとした節が見られますね(イラストの削除等)。職員や議員に気遣う前に、最優先されるべきは、市民や公園利用者への説明だと思います。
投稿: 上尾オンブズマン | 2020年1月22日 (水) 11時06分
国内外来種であるヘラブナと外来性のコイとあわせて、「よそ者」である市長もレンダリング等を業とする資料会社に引き渡したい気分になりました。官邸文書ごとき作文をよみ朝から腹立たしい気持ちです。
投稿: 本好き | 2020年1月23日 (木) 05時01分
資料でなく飼料でした。
投稿: 本好き | 2020年1月23日 (木) 05時02分
毎回の「御理解を賜り〜」よりも謝罪でしょ!
ごり押し感ばかりで不快です!
投稿: 丸山の青い彗星 | 2020年1月23日 (木) 15時11分
これだけ歴代市長のあやしい行動に、市政を無条件委任し続ける(選挙棄権者)市民は別として、
間近で働く職員が、何の行動も起こさない、
(職員恐喝・いじめ元市長の上尾市名存続運動に賛同というアホの極致の頃もありました)
本当に異常な我が町。全職員が市議・市内出入業者・商工会のコネ採用ではないかと疑います。
職員は上司に意見することが許されていないのでしょうか。
市議に諫言することはできないのでしょうか。
そのうち、数十億単位の横領事件でも起きないか心配だ。上平新図書館は元市長の「公金横領」に
なりそうだった。
まずは、元恐喝市長Aと元議長Tとの夜会に内容について、
市民に説明することが、選挙選で大風呂敷を広げたダークグレーハタ坊の責務だ。
「内容も誰が払ったかも話せない」だと、「ふざけるな」。
投稿: 本好き | 2020年1月25日 (土) 06時50分