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2020年3月 2日 (月)

新型コロナウィルスの報道にみる違和感

感染者数のグラフの見せ方が悪い

 インフルエンザで人が死んでもニュースにならないのに、コロナがらみはニュースにする。インフルエンザは年間数千人位の死亡という。ワクチンや治療薬があるのに、である。

 しかし、毎日、コロナウィルスの患者数や死亡数について報道される。臨時テロップが出ることもある。しかし患者数のデータはマスコミによって違いがある。クルーズ船の人数を含めるのが朝日新聞、NHKはクルーズ船・チャーター機を除いている。

 クルーズ船の待機中感染は人為的ミスだから、含めないほうが市中の実態を表していると思う。しかし、感染しないと下船できないような扱いで気の毒だった。今後、感染した外国人から訴えられないか、と変な心配もある。

 ところでNHKの感染者数の表示方法がおかしい。累積棒グラフは感染拡大を訴えるには都合が良いが不安を煽る。今年のインフルエンザ感染者数も見せてくれと言いたい。

Photo_20200301223701  

東洋経済オンラインでは次のように表示する。個人的には此方が好きだ(^-^?)

Photo_20200301223702

同サイトでは、累計と新規でグラフの切り替えができる。日別の感染者数の棒グラフが右肩下がりの傾向になれば(一週間くらい)、もうピークは越えたと安心できそうだ。

しかし、今週から保険適用で検査数が急増するので感染者数は増えるか否か、答えはもうじき。

仮にだが、ピークは大したことが無かったで済むと、「今回の対策」は「やり過ぎだ」との意見が必ず出て多数派になりやすい。経済的損失を埋め合わせる財政負担が半端なく重い。そうなると、次の感染危機の時は躊躇せざるを得ない。

満員電車の皆さんお気をつけて。

ただし皆さん、寡黙なのが救いだ。

スマホばかり見ている。

会話しないに限る。

 

 

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