松澤副市長は退任し県庁へ…贈る言葉
立つ鳥 跡を濁さず?
二年前の記事に、先日アクセスが集中したのが気になっていました。
松澤副市長は県庁に戻り、別な方が来ると新聞報道があったようです。でも記事を読んでいないので、内容に齟齬があるかもしれません('ω')
留任予想を外れましたが、その理由は文末に。
上尾市政に大きな影響をもつ人事です。
松澤氏は市長補佐として、庁内での存在感は市長よりも大きかったようです(市長の存在感が薄いため)。就任間もない頃に30分の面会をしましたが、市民に見える範囲では、彼の功績は上平新図書館計画を中止に導くプロセスとそれに伴う損害賠償請求の後始末でしょう。(私的には賠償義務のない中止案がベストでした)
一社一億円よこせというタカリ議員がいましたが、県庁役人として非常識な要求をはねつけた源は知性だと思います。その後、代替え的な「上平の新複合施設計画」は市長の妥協案ですが、ブレーキ役として残ってほしかったです。焼け太りハコモノを狙う輩がいないとも限りませんから。
しかし、昨年のブロック塀不正事件は青天の霹靂だったでしょう。
W逮捕による信頼回復の仕組みづくりの最中に、嘘つき部長やモラル無き職場があったのですから、県庁公務員として絶句したはずです。
松澤氏がいなかったら、ブロック塀はうやむやになった、と評する人もいます。でも、ひどい部下がいて気の毒でしたが、あれは管理責任の後始末に過ぎません。むしろ、うやむやにした場合は警察案件に発展した可能性があります。
居なくなって困るのは畠山市長でしょう。
答弁内容だけではなく、マイクの上げ下げまでやってもらっていたのですから。一方、高い能力が故に職員から注目され、それが妬ましくなり帰ってもらった、という見方があるとしたら、それはそれで情けない話です。
居なくなって嬉しいのは、ずっと対立の構図にあった旧新政クラブと公明党議員らかもしれません。まともに議論できるのはO議員しか想像できません。
ところで、ブロック塀事件の責任として二人の減給案が宙に浮いたまま。三月議会で可決しても本人が辞めたらどうなる、無効ですか?
1 市長の給料 の 減 額
3 か月 (令 和 2年 4 月分 ~6 月 分)
100分の 1 0
2 副市長の給料 の減額
2 か月 (令 和 2年 4 月分 ~5 月 分)
100分の 1 0
だから、「松澤さんは留任」と思ったわけです。それが立つ鳥跡を濁さずと。
志願して来たわけでは無いし、短期間ではアゲオの政治風土を理解できるわけもなく、事件に巻き込まれた感があります。ご苦労様でした、県庁でのご活躍を期待します。
(で、このままだと新副市長の給料が減給?…笑。それで来る人ってどんな人)
コロナ問題も重なり、自治体ごとの危機管理の巧拙で市民生活が左右されます。
人材不足の街。
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副市長は、毎週金曜日、浦和駅前で某右翼に「議員の資格なし嘘つき」と演説される某参議院議員の命令で、我が町に出向させられた被害者。
退任挨拶の裏バージョンは「アホバカ職員辞めちまえ」くらいの捨て台詞があってもおかしくない。
ともかく、次、某元県知事の後任はまともな方ですので、優秀な人材は我が町に出さんでしょ。
それにしても、ハタ坊ってどうしょうもないね。
恥ずかしくないのかね。
県知事のパイプの交換はやくしてね。
慶應ボーイはこんな、からくり人形みたいな無能なリーダー相手にしてくれないから、挨拶も拒否されたりして。
今こそ、挨拶道の奥義のパワーを発揮するときです。
投稿: 本好き | 2020年3月14日 (土) 05時23分