マスクや手洗いは竹やり戦法では?
二月頃はインフルエンザの新型くらいにしか思っていなかったり、毒性は弱いとか言われていましたが、とんでもないウィルスのようです。下のダイヤモンドオンライン記事で「戦慄」と書くのは大げさではありません。感染拡大が顕著な米ニュージャージー州で、感染症専門医として勤務する日本人医師・斎藤孝氏へのインタビュー記事です。
日本の緊急事態宣言が遅すぎる理由、コロナ最前線の米医師が戦慄の提言
以下は部分的な抜粋ですが、ぜひ本文をどうぞ。情報番組の医者とはえらい違いです。
中国や欧州から研究レポートがどんどん上がってきているのですが、どの研究でも重症化した段階での薬や治療法には決め手が見つかっていません。このウイルスの重症化のメカニズムは、まだはっきりとは解明されていません。
そして残念なことに、人工呼吸器に繋いだ患者で「戻って来た」人はほとんどいない。
緊急事態宣言、そしてロックダウン(都市封鎖)のような措置をすぐやるべきです。日本はここまでのところ、クラスターという感染の「点」を把握してそれを封じ込めようと考えてきましたよね。でも医療現場の実感でいえば、それは非常に難しいです。新型コロナは感染力がめちゃくちゃ強く、重症化したらかなりの確率で死にます。
ですから、ロックダウンで「面」として国民の行動を制限し、短期間で爆発的に感染拡大することをなんとか阻止する。これが何より重要です。
そんな毒性の強いウイルスが、鼻水や唾液の中にものすごくたくさん入っている。その数たるや、インフルエンザの何倍もあるといわれている。話すだけで辺りにウイルスがまき散らされます。ましてやくしゃみなんてしたら、ものすごい量の飛沫をまき散らします。それが空気中に3時間程は漂っているという研究結果がある。
ですから私たちは患者が入室したら、空気感染が起こると考えて行動します。
そして私、すごく疑問に思うのです。どうして日本は「人命が最優先」とならないのか。どうして経済が優先されてしまうのか。
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決断が遅いだけでなく、その中身も緩すぎ、と激戦地からの警告です。
強制力も罰則もない緊急事態宣言程度でてんやわんやですが・・・日本(人)は都市封鎖ができないと思い込んでいますから、下手をすると二の舞です。
そうならない科学的根拠はありません(発生数の二倍化速度は検査数を抑えている時点で信頼度が低いです)。日本人が楽観的なのではなく、たんに周りの目を気にしすぎて大きな決断ができないのだろうと思います。
まずは、周りの目を気にする民族性、つまり同調圧力で外出自粛を前よりも少し強めようという政策です。ウィルスに通用するかは不明です。
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上尾市長コメントの1-4は彼の言葉ではなく、文調からして知事通達のコピペでしょう
ところで、桶川市の小野市長は自分の言葉で動画配信し、文字起こしもあります(長いけど・・・)。
https://www.city.okegawa.lg.jp/soshiki/hisyoshitsu/hisyokoho/anshin_anzen/Infectiousdisease/7544.html
しかし、蓮田市の中野市長は素っ気ないもの。というわけで、違いがよく分かるわけです。
https://www.city.hasuda.saitama.jp/kenko/otona-kenko/korona_kinkyusengen.html
自治体の長の空っぽな対応に市民が不安も関心も覚えないのは、そもそも営業所長くらいにしか思っていないためでしょう。
投稿: 管理人 | 2020年4月10日 (金) 10時43分
県知事クラスであればここまでバカじゃないですが、
市町村の首長は、政令指定都市でもない限り、学歴・職歴・専門知識が???でも
組織票で当選できるので、
支持母体の「おつむ」次第というとこですね。
ハタ坊の支持母体は犯罪容認組織ですから。(チョット書きすぎですか?)
かつて9年住んだ、名古屋で、我が町のチンピラ市議の悪行をしようものなら
中日新聞や地域のオンブズマンが黙っていないぜ。
投稿: 本好き | 2020年4月10日 (金) 11時33分