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2020年8月13日 (木)

埼玉県コロナ統計-3 年代別トレンド

第一波と第二波に分けてみると20代がダントツ感染者

統計-2 の続き  関連 検査拡大を拒む理由

埼玉県では7月に1133人の感染者が出ており、それ以前の累計を一か月間で超しました。夏場でもこれほど感染拡大するとは専門家も予想外だったと思いますが、実は第一波のPCR検査が足りなかったから第一波は小さく見えただけ、という見方もあり何が真実なのか不透明です。

さて、埼玉県庁HPには年齢別・性別の陽性者数のグラフがあります。それらは春からの時系列表現ですから、ここは第一波と第二波に分けてみてみます。(正しくは陽性判明者数ですが、本ブログでは感染者数と表記します)。

1 第二波の年齢別シェア

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 第一波は50歳以上が半分でしたが、第二波は49歳以下が75%も占めます。20代が33%、三人に一人とダントツです。 推定平均年齢はそれぞれ、51歳、38歳でした。

2 年代別のトレンド(バブルチャートはクリックで拡大)


Photo_20200812221901
円の大きさは第二波の年代別人数を表します(つまり人数シェアです)。

横軸は、世代感染者数(この場合は累積人数)を世代別人口で割った年代別一万人当たりの感染者数です。20代は県人口の11%ですが、7.4人となり他年代の二倍以上の感染率です。

縦軸は、第一波との感染者数の倍率です。20代は8/1時点で三倍です。

第二波は、経済活動を維持しつつ、検査数は第一波よりは増やしていますが、感染拡大を防止する基本政策は「皆さん気を付けて」を日々唱えることです。幸い、無症状・軽症者が多いことで救われていますが、皮肉にもそれが感染拡大をもたらします。自覚なき集団免疫獲得作戦のようにも見えます。

というわけでヒトヒト感染は行動量に、飛沫感染は口動量に比例しますから、20代感染者がダントツになるわけです。10代が4.5倍と一番高いのは、第一波の時には休校により抑えた反動かもしれません。しかし、30代・40代の感染が増えると家庭内感染へとつながります。軽症で済んだとしても、親と子が感染した場合は家庭内が相当混乱します。その辺りの療養モデルケースを行政が提示した方が安心になります。最近、言わなくなりましたね。「案心・安全」という行政用語。

縦軸の倍率では50歳以上はすべて1未満です。依然と半自粛的な生活をしているためでしょうか。院内クラスターが一波より少ないのも寄与しています。

3 性別の感染者は男性がやや多い

第一波と第二波の性別、年代別の比較です。なお累計人数では男性57%、女性43%でした。第一波と第二波では違いはありません。

Photo_20200812182801

 おわり

 

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