ヨーロッパで再び燃え出すのか
日本は第二波のピークが八月上旬、最近は五百人レベルの横ばい。
NHK調べ10/5 感染者数 86,135人、死者 1,604人(1.9%)
重症者が少ないから日本はコロナ慣れし、経済優先へ舵を切ったために、5月のような一日数十人まで減ることはもはやない。あれは全国的な行動制限の成果だったからだ(グラフ図は文末に)。今は、来年のオリンピック開催に向けた国家的なスケジュールが動き出したように、医療崩壊が起きない範囲で感染リスクを受容しようとしている。しかし、コロナに対して落ち着けるようになるのは、ワクチン普及よりも、来年三月つまり一年サイクルを体験した頃だろうと思う。
この冬はインフルとコロナの両方に注意せよと伝える。
厚労省によると、9/6日までの1週間の報告患者数は3人、前年同時期の1千分の一以下という。なお昨シーズンは730万人だが、2-3月がコロナ感染対策とかぶったため、その前シーズンよりも減った。コロナを恐れたマスクや手洗いによる効果と南半球から人が来ないのが理由だ。だから、この冬のインフルエンザはチョー激減だろう。という事で、私的には何十年も受けていないこともあり、ワクチン接種がタダでもやりたくない気分だ・・・。
むしろ感染症患者が減り、またぞろ病院経営(とりわけ小児科)の悪化が不安視されるとしたら、世の中、何が最適なのか分らない。
一方、世界のコロナはまだ燃えている。
ニューヨークで再び深刻化しているというニュースが出ていた。フランスやスペインも経済再開と感染がコントロールできない状態に陥っている。そもそも世界ではコロナは一日三十万人も感染しており、減る気配が無いのは後進国での感染増によるものだ。その後進国の窮状は先進国のニュースになることはない。
・ジョンズホプキンス大学のサイトのグラフ。縦軸目盛りは国により異なる。
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