予想。イオンモール上尾のプレオープンは11/30?
コロナとネット通販に押され、正式オープンは12/1か2かも。
追記・本稿予想は外れ、夜書いた次記事が正式 12/4開業
・11/30 ソフトオープンと秘められた二つの実験
イオン関連 大店法の説明会 難産で逆風下の… 無印良品が桶川から…
もちろん、公式ページに明言はなく2020年秋オープン予定のまま。現地ではようやく植栽工事が始まりそうだが、気になるイオンモール上尾の開業日の予想をする。と言っても、大勢雇うのだからどこからともなく漏れて当たり前だろう。
敷地面積 | 面積 | 店舗数 | 駐車、駐輪台数 | |
イオンモール上尾 | 71,800㎡ | 店舗30,900㎡ | 130 | 1768台、648台 |
アリオ上尾 | 110,417m² | 延床61,434m² | 78 | 2300台、1740台 |
11/30月にプレオープン、12月1(火)か2(水)が正式オープンと思われる。これだと「秋オープン」をギリギリ達成したことになり、前記事とそのコメントにも符合する。11/23オープンの噂もあったが、祝日では人が集まり過ぎて困るのでは?
イオンモールとしては今年度は上尾店が唯一の国内開業物件らしいが、この秋にイオンタウンふじみ野もオープンを予定する。モールとタウンの違いはデベロッパー・イオンの考えによるもので、消費者にはあまり関係ない。
ふじみ野市(日本無線工場跡地)、敷地50,196㎡、延床75,220㎡、店舗22,000㎡、駐車1797台
問題は両施設とも予定店舗数が130なのに、10月半ばでもテナントが半分にも満たないと見えること。この情報サイトではまだ59店しか判明しない(10/8)。イオンタウンふじみ野も42店舗(10/5時点)と似たようなものだ。
これらは第三者サイトだから正式ではないが、ひと月半前でテナントが半分未満しか認知されないのは"アブノーマル"だ。11月にもっと追加されても満床には程遠いかもしれない。あのイオンが空床を抱えてオープンするなんて信じられない姿だが、コロナ禍の現実なのだろう。
テナント集めの苦境は、イオンモール上尾にくるユニクロ(アリオ撤退)、無印良品(丸広、ベニバナ桶川から撤退)、GU(北上尾PAPAから撤退)のようなキーテナント側の選別の厳しさにも見て取れる。これを菅さん風に『総合的、俯瞰的』にいえば、近隣ショッピングセンター間のテナント引き抜き合戦中ということだ。
つまり 供給>>需要。
その為なのかは不明だが、古い計画データでは賃貸面積は34,000㎡だったのに実際は1割減になっている。そして、開けたら開けたで、客の殺到や密集を避ける工夫を余儀なくされるのだから、イオンにしたら前代未聞の開業になる。まぁ、市民としては新しい時代の「場」を模索しながら作って欲しいものだ。
前にも引用したが、日経はこう伝えている。国内ショッピングセンターの1月~6月の出店数から退店数を引いた数が、初めて純減になった。その数は全テナント15万店の1%に過ぎないが、転換点となったかもしれないという。当然、テナントつなぎとめに大家は家賃減免交渉などをするが、テナントが抜けると施設への来客数が減り、それが他のテナントが抜ける理由となり施設の競争力がなくなる、という悪循環を恐れる。その行き着く先は「廃虚モール」。それは地方経済圏の姿と思われやすいが、首都圏でも商業施設の空洞化は進むと警告する。
ところで多くの店舗型小売業が苦戦する一方、良品計画は2021/8月期には過去最高益を見込み、西松屋やしまむら、ファーストリテイリングなどは好決算を出している。そのような企業はごく少数なのだが、たんに商品力が強いというだけではなく、在庫管理の巧みさが共通してあげられる。また外食が減った分、多くの食品スーパーは売り上げ増となっている。
« ミシェル・オバマ夫人のスピーチ | トップページ | 祝。イオンモール上尾は12/4グランドオープン »
「上尾の経済」カテゴリの記事
- アリコベール上尾40年史に書けない黒歴史(2023.10.18)
- いしかわ形成皮膚・美容クリニックが上尾駅東口に開院(2023.08.26)
- 韓ビニ 上尾店、ショーサンプラザに開店(2023.07.16)
- 上尾駅ガンバレ、北上尾駅ばてたか。一日平均乗車人数(2023.07.13)
- 上尾市ふるさと納税の成績は30点(2023.06.07)
コメント