ワクチン予約を初日にゲットしたお話しと畠山市政の失敗
畠山市長の失敗から始まったけど、国も県も面倒くさいことから逃げる姿が丸見えのワクチン予約だった。
追記1 市役所HPのトップページに ワクチン接種のご案内をバナーにすべき(当該ページ構成も総見直しすべき)。
追記2 コールセンターの担当者も電話で聞き取りながら、下記の上尾市予約サイトを使っているだろう(5/3)。
以下長文です。予約必勝法は文末に (‘ω’)
1.プールに目薬、これは市政の怠慢か?
少なすぎて効果が無いというオリジナルな諺です。
希少なワクチンの初動便の争奪を巡って埼玉県内では人口当たりでは配布量に10倍近い差があり、自治体格差か、と朝日新聞が伝えます。
深谷市は高齢者数4万人で18箱もゲット、今回分で高齢者の42%に1回目の接種ができるといいますから凄いです。一方、高齢者6万人の上尾市はタッタ2箱。ワクチンの確保割合は3・1%と県内サイテーです。(タッタとサイテーは記事には有りません)。
これは畠山市長の責任です。
記事では、上尾市は3箱希望して2箱だったが、「接種の運用上は問題がなかった」と答えています。人口35万人の越谷市も3箱ですが担当者は「少なかったのでびっくりしている」と答え、認識に差があります。
結局、医者や看護師などのマンパワーという接種の実施能力を固く見積もったバカ正直よりも、言ったもん勝ちなのです。性善説は通用しません、と県や国が言っているようなものですが、その根底にあるのは面倒な事に関わりたくないという責任回避です。
今は、ワクチン接種と変異種拡大のスビード競争という重要局面ですから、この少量手配は畠山市長や幹部達の失敗です。
結果が全てです。
2 ワクチン予約の顛末
4/26月の9時前には上尾市サイトが重たくなっていたのでアクセス集中が手に取るように分かった。本来、申し込みは外部サイトなのに、そのリンクを市サイトから入ろうとした人が多かったのかもしれない。「ブックマークに、とかデスクトップにショートカットを置くと便利です」と案内しておけばよいと思う。
9時から繋がらないのは覚悟してましたが、その時のログインページのメッセージには呆れました ( ゚Д゚)

ネットがこんな調子だから電話でやるしかないわけです、9時20分ごろに繋がりました。
簡単に繋がったので、びっくりです。
しかし、IVR(自動音声応答システム)による音声ガイダンスが流れたので、またビックリ。
なぜって、市の案内文にはそんなこと書いていないから、オペレーターが出ると思ってました。
振り分け機能が働いて、申し込みは1を○○は2を押せと言う。当然、*と1を押したら プッツンとキレた。
こっちも キレた!
バカヤロー
実は、この後も三回くらい繋がった。二回目は、1のみを押したら案の定、認識できない旨のメッセージなので、*1を入れたら先へ進めた。
ただいま混んでいるから そのままお待ちくださいと言う待ち状態へ。
待つこと何分かすると、待ち時間が過ぎたので、また掛け直せとなり、タイムアウトです。
つまり、苦労して中に入ったものの、中の待合室が混んでて、また病院の外から並び直せというわけです。
この一連の電話案内について市の説明は何もないのです。普通は、電話受付後に、申込は1を、○○は2をとか、プッシュボタンでない電話はトーンボタンを頭に*1とか書くものです。
とにかく、電話は長話になって一人当たりの時間が長引くのでしょう。そこにオペレーションの悪さが輪をかけ、上に書いたような苦情発生装置になっています。
●このお粗末トラブルへの市説明や謝罪はありませんが、一部だけ、別件クレームがあったらしく、こんな所に書いてあります(見ませんよね)。上の操作事例が分かりにくかった方への返答をコメントに書きました。
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実際はHulu見ながらやっていたので、そのうちクリックが反応してパソコンのログイン画面が現れました。
以下の画面図は後にとったもの。

上尾市ではパスワードは誕生日に固定だから、忘れようがない!
次の画面図はないが、接種日時を30分単位から選べるようになっていたと思う。空いている日時帯の早いもの順にリスト化されていたので、一番上を選んだ。この時点で5/8の夕方帯だった。
次は下の個人の登録情報を入れる画面だったが、雑な画面設計だった。
氏名と生年月日、電話番号には★印があった。一般に★は入力必須を意味するが、ここには何も書いていない。下図はクリック拡大。
氏名と生月日が自動セットされていた(と思う)。これは既定値なので当然だが、メールアドレスは普通は二回入力して間違いの有無をチェックするものだが、ここは一回のみだった(仮にアドレス間違いがあっても、本画面で予約確保状態を確認できるので実害は無い)。
電話番号は必要だが、その下の郵便番号、住所、性別とかは不要だろう。住民データのファイルとIDでつながっているのだから、ここで再び入れさせる意味は無いはずだ。
その下にある、備考1と備考2に至っては意味不明だ。
実は、最後に確定した時にエラーが起きて驚いた。何が不具合なのかメッセージが無いのだから・・・
しかし、ブラウザーの戻るで予約日時の選択画面へ戻れた。
予約は、30分毎の一コマに10人位が入れるようになっており、少ない残数に多くが申込をしているため、はねられたのかもしれないが、メッセージが無いので本当は分からない。(実施は午後1時~7時のようだ)
仕方ないので、一つ遅いコマを選び、それで予約は確定した。
素直に行けば、日時のコマを選び、電話番号やメールアドレスを入れるだけで良いなら、一分もかからない。
サイトの中にFAQのページがあったが、中身は空だった。
あまり、うろうろしていると迷惑なので、ログアウトした。
リターンメールが来ていたので安心した。
後から知ったが、「予約終了のお知らせ」が市HPに出たのは10時25分頃だと言う。
ウソだろう!?
私のログインは10時30分過ぎだったと思うし、リターンメールは10時43分着だ。
やっちゃったね上尾市、という感じだ。
なお、メール末尾に「予約取消はWEB上のキャンセルボタンをクリック」とあった。でもサイトは4/27昼頃までログインできなかった。さらに、二回目はどう予約するのだろう、という疑問があったが、そこが直ぐには分からなかった。おそらく、案内を書いている人も良くわからなのでは無いだろうかという気がしてくる。
3.第一回予約は487人分ではなく502人だった
実はこの日は一体何人分の受付なのか分からなかった。市HPには書いてなかった。しかし、広報5月号のP9には487人分の2回分であることが分かる。高齢者は66000人だが、たぶん圧倒的にかかり付け医でやるようになるだろう。
さて、発表ページの予約済リストを数えると502人だというコメントをもらった。確かに129人、123人、125人、125人の502人だった。本当は発表ページで何人だったかを書くのは言われなくてもやるのが社会常識なのだが、それすら出来ない姿にもはや驚かない。たぶん、広報の数字は当初の予定であり、予約締切最後の数本を奪い合う混乱状態では、多めに受け付けたのだろうと思う(10時25分に入口を閉めたかも知れない)。
しかし、確定値を正しく開示しないのは、「裏でずるい割り込みをさせたかも」、という痛くも無い腹を探られるだろう。そもそもこの行政下では、だーれも本当の数を把握できていないかもしれない。502は5や6で割れない値だから、まだ残っているよ(^-^?)
次回以降の予約については人数が明記されるように改善され、5月の集団接種予約は一日252人である。計2268人分しかない。初動を入れても3000人に満たない。
なお、「6月以降は十分なワクチン量が供給される予定ですので・・・6月以降にご予約いただきますよう」と市は言わざるを得ないが、国がどうなっているのかなんて本当は分からないだろうし、実質7~8月になりそうだ。
4.あちこちの自治体で別々にシステムを作る、バカさ加減。
上尾市の予約サイトとコールセンターはJTBが落札した。封筒詰めや発送、サイト構築、コールセンター業務まで総額1億8725万円。なおWebシステムは更に下請けに回されている感じだ。建設業と同じである。
結局、国も県も金と口を出すだけで、自治体が共有できるシステムを作らない。
他市サイトへ行けば分かるが、どこも違うログイン画面になっている。税金の無駄使いの極みだが、意外とよくあるケースかもしれない。統一システムならば、もっと品質の高いシステムが作られるハズだ。なお、市によっては、画面図入りの入力解説とか電話番号の案内手順などをサイトで示している。
上尾市も、せめて操作案内くらい作ればよいのだが、そこまでは健康増進課では出来ないだろう。コロナ対策室があるのだが、名ばかりで機能していないという姿が見えてくる。自治体格差とは自治体の行政能力の差であり、その源は市長の差である。その源は住民だけど・・・
畠山さんは11月には立候補するだろうけど、ワクチン接種は失敗から始まった。
市長に限らず幹部連中もこれからは安易に「市民の安心安全」なんて言わないで欲しい。
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