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2021年5月12日 (水)

聖火より大事なワクチンリレーと上尾市の場合

柔道合宿よりもワクチン、はよ。

 ワクチン予約がスムーズに行った自治体もあると思うが、そっちはあまりニュースにならない。結局、よそも混乱だから、うちだけお粗末と言う訳じゃないよ、という言い訳が聞こえそうだ。

 赤信号みんなで渡れば怖くない、を日本中でやってる感じだ。

 そもそも国は、予防接種法で自治体へワクチン接種の実行責任を回し、自治体は医師会へ「先生、宜しく」と頭を下げるしかない。

あんなに国難という言葉が好きだった政党が、切り札のワクチン接種を国家プロジェクトではなく市町村プロジェクトに格下げしてしまった。そのくせ、うまく行ったら手柄だけは頂くつもりだろう。医療従事者を中途半端にして、高齢者を急ぐのは選挙目当てであることはミエミエだが、そんなのにつられる有権者は救いようがない慢性疾患だと思う。

オリンピックも外圧がないと怖くて中止の意思決定が出来ないようだ。内輪では誰も言い出せないから、仕方なく自治体も聖火リレーに渋々付き合っている。

とうとう、埼玉県はオーストラリアの柔道チームの事前合宿中止を発表した。先方から、「感染防止対策として日本選手を練習相手にできないため、練習相手が確保できないことも理由」と言われたと上尾市担当の談を伝えるが、なぜか市サイトには何もない(NHK見てから広報するのだろう、ハヨ)。

つまり、「来ると危ないですよ」ではなく、「行くと危ないから」である。だって日本は累計65万人、オーストラリアは3万人しかいないし、今は一日数十人レベルだもの。恥ずかしくて招けないよ。

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今、国を挙げてやるべきは聖火リレーでは無く、ワクチンのリレーである。それなら誰も反対せず、歓迎するだろう。しかし、河野大臣は「供給には全く問題がない。少し気長にお待ちいただきたい」と言う。自称、令和の運び屋は気楽だ。

これは、菅首相の7月末には接種を終わらせたい、と矛盾するから菅さんは周りからも軽く見られている。一週間でも短縮できれぱ将来の数千人規模の感染被害を減らせるのだから、「気長にお待ちください」は無いだろう。こういう無神経さは二世・三世政治家ならではだと思う。でも、「さざ波」ツイートほどには問題視されていない。政府への期待値がドンドン下がっているためだろう。

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昨日、予約失敗した方に、大口で実施しているタワマン2Fの西村ハートクリックなら、患者を選ばず、週700回で毎日実施だよ、と勧めた。

直ぐに電話したら一発で予約できた、と喜んでいた。

外で出会った人にも、昨日のグチを聞いた後に上の医院を試したらとアドバイスした。その場で、スマホで電話して取れてイライラが解消した、と言った。つまり昨日のトラウマで諦めている人がいるわけだ。ちなみに二回目の接種は、強制的に三週間後の同日時になると言っていた。

ネットで見たら、西村先生は中央病院にいたらしい。市内には中央病院から独立開業した医者も他にいることを想い出した。たぶん得意客を引き連れてかな・・・

また、週50回能力の上尾中央第二病院も予約終了の案内があった。ついでにクラスター第四報が出ていた。少しずつ陽性判明が出るらしいが収束に向かっている感じだ。累計24人と推定する。

結局、昨日の混乱は一時的だったかも知れない。そもそも集団接種は3%しか無いから、医院等への分散効果がようやく現れてきそうだ。その代り、ネット(IT)なんか役に立たねー、やはり電話だって思う市民が増えたとしたら、それは困った副作用である。

実際、厚労省のワクチン・ナビなんて何の役に立つのか、ガラクタみたいだ(予約可能残数を表示すると思ったがとんでもなかった)。こんなシステム開発を請け負うと美味しいだろうなと思う。

なお、市内医療機関でHPのある所は少ないし、有っても予約について詳しく書いてある所は少ない。なお、かわ整形外科内科の予約案内は一番良くできているから、骨折したら行ってみたい。

でも、こういうIT遅れの実態を見ると、手のひらで情報が完結する日本になるには、今の若者が中年になる頃くらいだろう、と思いゾッとする。

さて、前記事の末尾にのせた上尾市に到着するワクチンを接種回数で表したのが下のグラフだ。積み上げて累計12万を超す。

Photo_20210511235501

つまり、畠山市長はこの到着チャートに接種実績を書き加えて行けばよいわけだ。

ラストの30400回分は全て二回目用だ。市想定は週8000回注射だから、この週から単純に4週間弱かかる。ちゃんとした抗体は二回目接種の一週間後からとして、早い人でも七夕の後になる。

Photo_20210512000501

さらに混乱が有っても、結果さえ早くなるならそれで良い。急いだ分だけ感染被害が減る。

 

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コメント

>仕方なく自治体も聖火リレーに渋々付き合っている。

果たしてそうでしょうか?他の自治体はわかりませんが、少なくとも上尾市(とりわけ市長)は、次の3つの点から「聖火リレー」をやる気満々です。

①畠山市長が「聖火リレー誘致」を自らの実績として上尾市HPに堂々と載せていること。
曰く、「オリンピック聖火リレーを誘致し、R3.7.8に桶川上尾間の中山道ルート走行が決定」
→ https://www.city.ageo.lg.jp/uploaded/attachment/69839.pdf

②「聖火トーチ」を市内小中学校へ無理やり1日で巡回させようとしたこと。
(実際には、到底無理な案なので、市内中学校のみ巡回。その結果、大石中では「クラス1分」でチラ見することに)
→拙ブログ「市内中学校/聖火トーチ弾丸ツアー 言い出しっぺは市長&副市長だった」
https://ageoombuds.com/city/4054/

③不要な「聖火リレー盛り上げイベント」を7月に強行しようとしていること。
小中学生の音楽会・演奏会は中止して、上尾高校吹奏楽部には演奏させるイベント計画
→拙ブロブ「上尾市は、「聖火リレー盛り上げイベント」なるものを即刻中止すべきです」
https://ageoombuds.com/education/4906/


リレー関係者の笑顔は遠慮がちというかひきつってましたよ。
実質国家イベントだから自治体首長は逆らえません。指摘の1と2は去年ですかね。当時中止と言う自治は無いでしょう。絵空事でもやる気満々を装うのが政治家、もちろん体育系の人にはやりたい人も多いし、また彼の場合は再選目当てもあり。
大阪が公道リレー中止したのは延焼が酷いためだし、知事が泣いた県は中止の替りに式典、他もあったかもしれないけど、どこも直前決定のはず。 警備などのキャンセル料がありますね。
大野知事は、6月まで問題先送りで様子見なのでは。百合子さんが中止ポーズを出すと言う話があるけど、付属イベントよりも、今は、やれる、やれないの決断待ちでしょう。

ネットニュースでは、聖火ランナーの前に、改造大型トラックが数台、協賛企業のラッピングで、壇上に踊り子がいて
「みんな踊れ踊れ」と叫んでいた・・・とあったが、ホントか?多少の脚色があっても、企業宣伝車が先に先導したで
あろうことは想像できる。
コロナで医療が大変な都市でそんな真似しようものなら、石なげられそう。
ところで、我が町の場合は、UDのトラック(無理です)を改造して、壇上で、ハタ坊が「よそ者でござる。皆の者、喜べお踊れ」
と挨拶して先導・・・なわけないか。
いずれにしても、企業宣伝トラックは見てみたいものです。
「県庁所在地のリレーはしない」という自治体・知事は、この改造トラックを市民に見せたらえらいことになると思っているのではないか。
マスコミも全然映像ださないし。

駅ホーム掲示パネルに聖火リレーの印刷イラストがあり、隅に協賛会社が印字されてました。
コカ・コーラ、トヨタ、日生、NTTです。
踊れ踊れの企業は、なんとなくここかな?・・
この4社「オリンピック開催できるなら、リレーは中止します」と宣言できそうな会社感じですが、
口にした時点で、日本憲政史上最も勉強できないリーダーが怒りまくりそう。

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