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2021年5月27日 (木)

上尾市図書館の用地取得を巡る判決は?

上尾市の図書館問題の住民訴訟

たしか、明日にさいたま地裁で判決が下るとおもったのですが・・・

でるなら午前中かな。

-----追記-------

と思っていたら、26日の勘違い。下のコメントにあるように判決は出ていたようです。

火事のニュースにも及ばない位にニュースバリューは低かったのでしょうが、住民側からも情報アップがありません。

結果がそうだからでしょうか。弁護士事務所のツイッターも無言ですから分かりようが有りません。

地裁判決は常識的で、上級審へ行くと保守的と予想していたのですが、残念でした。

皆さんご苦労様でした。 

●埼玉新聞がやや詳しく伝える

Photo_20210528120901

●東京新聞より

Photo_20210528120902参考

以下、2017 11 30 上尾の図書館を考える会 住民訴訟について解説より引用


地方公共団体の長(上尾市長)に対して裁判を起こしています。(4号訴訟といいます)

原告(市民51人)➡️ 被告(島村 穰 前上尾市長=買主)、訴訟参加人(株式会社 クライズ=売主)
訴訟参考人=被告が訴訟に負ければ「不当利得」があったとして返還請求させられるので、訴訟に参加しています。

(1)原告の主張
 「2400万円で売買された土地建物を9511万円で上尾市が買収したのは高すぎる。その差額を上尾市の会計に損害賠償として戻せ」
損害賠償金は直接上尾市に戻ります。原告(市民)が受け取ることはありません。
(2)原告(市民)の主張が認められれば、上尾市長が請求人となり「個人としての島村 穰氏に約7000万円の損害賠償を請求せよ」との判決がでます。

(3)島村 穰氏が判決にしたがって7000万円支払えば、一件落着です。
もし、島村 穰氏が支払わない場合は、さらに上尾市の監査委員が「支払え」との裁判を起こすことになります。
 この裁判が認められたら、強制執行できます。

選挙で選ばれた市長の権限は非常に大きいのです。選挙のときには、よく考えて選ぶことが大切です。

●追記2

  • 某社はH25/4月に市街化調整区域にある土地と建物(157万5千円)を計2400万円で取得。
  • 上尾市はH28/9月、予定地約600平方メートルを某社と契約した。
    用地 3912万円。建物などの物件移転補償契約 5599万円。合計9511万円は約4倍だ。

 1㎡66,000円とした土地価格の設定は、当時の売買価格を判断材料にしておらず高額である、という主張だった。

この土地と建物が四倍値段となる不合理さが大きな争点ですが、その点が不明です。埼玉新聞にある「移転することを意図していたと認めるのは困難」は結論であって、理由では無いために、判決は良く分かりません。

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コメント

5月26日の午後に判決が出され、外形的には原告敗訴。
ですが、住民監査請求から住民訴訟に至った活動は評価されるべきでしょう。

翌27日の教育委員会5月定例会で、裁判の結果については、図書館長から口頭にて報告がありました。

記事を読んでも
よく分かりませんが
原告側は
控訴しますか?

ハタ坊よ。もう忘れているだろうけど、選挙期間に大風呂敷広げたんだから、
市民の税金無駄にした分、まともな指導を職員にしてくれよ。
弁護士費用分の給料を職員に分割して支払わせる(給与返上)とかさ。 
ご両親も喜ぶよ。なるなら政治家か社長になれ・・・という教えだっけ
笑わせてくれるよ。
私の親の言葉は「市役所には就職しないで」だった。
卒業した大学も公務員への就職は後ろ向きだったな。

ななしさんの初来訪に深謝。
傍聴経験では、判決文のコピーが貰えるわけでは無く、必死で筆記です。
だから記者の記録も断片的で核心からそれることもあるでしょう。記者の勉強不足もあります。
 本文末に 追記2 を入れました。
ようするに、土地と建物が四倍値段となったのが争点ですが、それは問題ではないという論理的な理由は書かれていません。
原告側がいずれ報告するかもしれません。
---
原告団は高齢ですし、直接的な被害を受けているわけではないので、運動の継続は難しいでしょう。
元の新図書館計画は島村逮捕で破綻したので、それだけでもマシみたいな空気もあるでしょう。
ただし、第二ラウンドは畠山氏が焼け太りを狙った形になっています。また行政経営部長が前の教育総務部長の代わりを務めます。
その点では、劣化市政は続きますが、市民的な関心事は風化しています。

こんな「物件移転補償契約」などが必要になる契約は、よほど特別な場合
以外は、対等な民間同士ではありえない。そんなところをわざわざ買わな
ければ良いだけ。
ましてや、土地代金を上回る5千6百万円も払うなど、市側は出血大サー
ビスが過ぎる印象がある。
市民の財産を軽く毀損する感覚の人たちがかつて居た、(今はどう?)
ということか。
蔵書にこの予算を使ってくれていれば、どれだけ充実できたかということ
を考えると、、5千6百万円分の怒りが沸く。

>市民の財産を軽く毀損する感覚の人たちがかつて居た、(今はどう?) ということか

今も続いてます。
個人のブロック塀を市費で造ったは、余りにも露骨でしたが、公共事業を価格競争が働く公開入札では無く、顔見知りの随意契約で市内業者に仕事を回すような慣習がたくさんあります。詳しくは 
https://appy362.blog.fc2.com/blog-category-12.html

買う時は安く、売る時は高くは当たり前ですが、国も自治体もそうでは無いようですね。

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