第五波は家庭内感染へ拡大
日本の緊急事態宣言と言ったって医療は平時並だよ
前記事にも書いたが休日に恐怖を感じた人がこんなにいたというわけだ。だから上尾市にやれることは、保健センターの相談窓口の回線を増やすこと位だろう。
感染した?と思ったら
のページにある、「埼玉県指定 診療・検査医療機関検索システム」から検索してください。
これじゃあ、困るよね。
先ず、かかりつけ医が無い人は我々に電話してくださいだろう。
そして、発熱外来が市内のどこにあるのか、平日、夕方、夜間、休日においてどこで受診(PCR検査)できるのかを、恐怖でうろたえた市民に教えてあげる事だろう。
それでも、発熱外来の多くは時間帯の予約制だから即受診にはならないのが今の日本だ。
連休明けに感染者数が今までになく加速していることを報じているが、四連休で発熱外来が休んでいたから受診・検査できなかった効果が大きい。
つまりこの国は、感染症のために緊急事態宣言とか蔓延防止とか大袈裟に言う割に、医療機関は平時の稼働を認めていたということだ。これが日本の緊急事態なのだ。
●昨日の発表は一日40人だった。
でも、陽性判明日(検査結果日)で見ると下のようになる。

7月22日木 | 3 |
7月23日金 | 3 |
7月24日土 | 6 |
7月25日日 | 8 |
7月26日月 | 31 |
7月27日火 | 32 |
7/27の32人には、29日に発表される分が更に加算されるだろう。
急増はクラスターではなく家庭内感染のようだ。10歳未満が8人もいた。その親は三十代だろうから、今まで相対的に感染が少なかった層に広まっている。なお小さい子は罹っても重症化する例は少ないらしい・・・。
7月の60歳以上は6.3%である(60代9人、70代2人)。
なお、現在の7月累計は174人。これは5月の173人並だが、今月は中旬から急増しているから月間値は意味がない。むしろ、これから一~二週間、毎日30~40人が続いたらどうなるのだろうかが問題だ。
果たして上尾行政は準備できているのか。また市民の感染被害と言っても軽症、中等症、重症区分は全く非公開だから実態もよく分からない。軽くて済めばよいのだけど・・・
結局、ワクチンが間に合わない世代は自己防衛しかない。
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このところ秋葉原は観光客が多い。この時期何があるのかな
と考えるに、オリンピック以外は無いのです。
彼らはオリンピック「観戦」に来たついでに秋葉原観光もという
訳なんだろうが、無観客じゃなかったのか?
投稿: masa | 2021年7月31日 (土) 21時18分