上尾市の第五波は第三波の二倍強へ
もはや、新型コロナウィルスという名前ではなくデルタウィルスと呼んだ方が良いかも
いつも、日本の厚労省よりもCDCの発表の方がスビード感があり役に立つ。その分析によると、デルタ型は1人の感染者が平均8~9人に感染させるという。この水準は水痘と同程度だ。変異前のコロナウイルスは通常のかぜと同じ水準の感染力で、1人の感染者が2.5人程度にうつすとされている。
もはや、更なる新型ウィルスの登場という風に呼び替えた方が危機感が高まるだろう。
上尾市の感染者数は7月は269人で、一月の252人を抜いたが、月ごとの集計の意味がなくなっている。というのは、7月は中旬から急変しており、ラスト二週間で209人だ。なお今後も7月末の感染者数は少し追加される。
第三波の1月の頭で週82人だったので、先週は二倍の感染になった(下図)。これがピークではないとした場合は、今週はその二倍以上かもしれない。既に市民の160人に一人は罹っている。20代は71人に一人まで浸透した。それでも市全体の感染率は0.62%に過ぎない。
とりあえず週間データを載せた。
今までとは全く違う様子である。
困ったことにブレークスルー感染もあるとアメリカで取り上げられている。
ワクチンを突破して感染するという例だが、前からファイザーで90%、それがデルタ型には80%の予防率と言われていたのだから、二割位の人が罹っても不思議はない。
結局、マスクが手離せないようだ。ワクチンへの過剰な期待が削がれている(重症化を防ぐ効果はある)。
困るのは、感染力の高いデルタ型が広がるということはウィルスのコピー回数が増えることだから、更なる突然変異が生まれることもあるだろう。日本で生まれたら五輪株と呼ばれるかもしれない。
西浦教授は、6/16には開催期間中の8月はじめには1000人を超えると予測したが、7/22日には、来月7日には1日3000人を超え、来月21日には5235人に上るという予測にした。
今はそれを上回る。
イスラエルは三回目のワクチンも必要と言っているのは接種実績と感染事実があるからだろうが、日本ではまだ何の裏付けも無いのに、目立ちたがり屋の大臣は一回目も届かない人がいっぱいいるのに、平気でこんなことを言う。
来年3回目の接種 行うことになるのでは
そして、「ワクチンの接種率は、まず8割くらいを目指して頑張っていきたい。65歳以上の方は85%までいっているので、若い世代も8割近くまで打ってくれるといいなと思っている」
河野大臣は、ワクチン入荷情報を持っていても小出しにし、本当のスケジュールを明らかにしない。ところが、こんな人が次の総選挙の顔になるらしい。菅さんの代わりみたいにポスターがあちこちにある。
日常を取り戻す。
これって 安倍さんの「日本を取り戻す」の新バージョンか?
本 が 常 になっただけ!
ムリムリと言うよりも、なんか軽薄な感じがする。
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