大野知事が18自治体をまんえん防止措置の区域に追加
隣の伊奈町がマン防の対象になった。
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大野知事は、さいたま市と川口に加えて20市町を指定した。上尾市は除かれていた。神奈川県は酒提供停止要請だ。
マン防はステージ3(感染急増)で出ると思っていたが、ステージ4になる前に東京都に緊急事態宣言を出しているので、もはや根拠も何もあったものではなく、市民が警報慣れしていようがいまいが、サイレンを早めに鳴らしたという感じだ。それしか手が無いのだろう。
ところで、今日、尾身会長は、この二か月が山場だと言い、人々の移動制限を呼び掛けた。実は昨日は、
「人々が緊急事態(宣言)に慣れ、飲食店も『もう限界だ』との声も聞こえる中で、人々の行動制限だけに頼るという時代はもう終わりつつある」との認識を示した。(朝日新聞)
混乱しているのは西村さんだけでは無かった。
緊急事態宣言は休業要請ができ、マン防は時短要請までなのが大きな違いと言われる。また飲食店は夜8時までとなる(指定外区域は9時)と一時間早くなる。東京新聞より
県庁のページでは18市町がどういう感染状況だからというデータ説明は見当たらないので、国も県もヤバそうだから早め早めという情緒基準になっているみたいだ。
上尾市の7/14日の感染者数は結局3人増えて13人へ急騰したが、マン防にはならなかった(今後の推移次第だし、地図を見れば覚悟した方が良い)。でも、隣の伊奈町が指定されたのには驚いた。
感染が酷いのかと伊奈町サイトを見たが、累積感染者数はおろかワクチン接種実績すら見当たらない。これじぁ上尾市に併合した方が良いなと余計な事を想ったが、伊奈町は19~29歳へのワクチン接種券をもう発送済みだ! 小回りが利くのだろうか。上尾市は次の通りだ。
40から49歳の方 7月15日から発送。
30から39歳の方 7月20日
19から29歳の方 7月27日
政府はワクチンが切り札と言いながら感染が多い若い層へのワクチンを後回しだから、新規感染者数の増加は覚悟している。健康を害しても死ぬよりマシだろうというわけだ。被害が多かった欧米では重傷化しやすい高齢層から接種していたが、日本の場合は理由の一つに選挙対策もあると思う。
政治をバカにしたり敬遠していると、こうなってしまうという例だと若い人が学べれば良いなと思う。例えば就職状況が好転したから若者の安倍さんへの支持が多かったように、目先であろうが無かろうが損得で選ぶことを他人がとやかくは言えないものだ。
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