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2021年10月26日 (火)

ヤフーがコメントに制限を設けた理由は結婚批判だと思う

消して欲しいのはコメントでもネトウヨでもなく、好みの固定化である。

参考 眞子さん結婚会見は「プリンセスの亡命宣言」(毎日)

 

10月からYahoo!記事へのコメント欄に注意書きが付いた。

「法令に違反するコメントや、誰かを著しく傷つけたり、攻撃したりするようなコメントの投稿は禁止しています」というマナーに訴えるレベルだが、結構、驚きを持って迎えられた。

 政治記事のヤフーコメント欄はネトウヨの巣窟と言われるが、酷いコメントは昔からあり、今に始まった事ではない。既に、大量のコメントは極一部の人の行為であるという研究が発表されている様に、私的には、コメントをする人は全体アクセスから見たら超一部。その中には頻繁にアクセスしてくるネット漬けした人もいるだろう。

 ところで、なぜ10月から制限を付けたのかと言うと、実は9月頃から眞子様と小室さんの結婚近いと言うニュースが出るたびに、悪質コメントが殺到していた。匿名をいいことにこんなことを書いている。

  • ○○さまですが、産まれてから今まで日本の税金で飯食って大きくなられて、あとは海外で生活って。日本をバカにしてませんか?もちろん○○K氏もですが。 (○○は敢えて伏せた)

 選挙が近いタイミングという見方もあるが、いよいよ結婚近しというナイーブな問題にヤフーが相当な危機感を持った結果なのだと思っていた。しかし、マスコミはこのヤフーの対策を一般的なものとしてしか伝えなかった。

 そして、最近はマナーに訴えるレベルではなく、もっと強い警告に出た。

違反コメント数などが基準を超えた場合、記事のコメント欄が自動的に非表示になります。「投稿停止措置」の厳格化や選挙期間中のコメント投稿の注意点と合わせて、詳細はこちらのお知らせをご覧ください。

一つの記事に、酷いコメントが多く寄せられると、AI判定等でその記事のコメント全てを非表示にするわけだ。後日、それが適用された例が数件あったらしいが、今夜9時半頃、Yahoo!を見ていたら案の定だった。

【速報】眞子さまと小室さんの結婚会見 質疑応答をとりやめ 宮内庁

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記事は 配信とあるが、2時間弱で14246件のコメントが付いていた。

 

 ヤフコメは記事の下にあるからスクロールだけで読めるようにしている。ヤフーは「健全な言論空間のため」と言うが、コメント欄は広告稼ぎのツールだろう。

 無くてもかまわないコメント欄だが、ネット配信のニュースにはお粗末な記事があり、そんな時はキラリと光るコメントがあったりする。思い出すのは、以前、ある県の自治会掲示板で市からカネをせしめたり、市職員を小間使いのように使う住民が逮捕されたニュースのこと。

 記事を読んでも、どうしてそんなことが出来るのか丸で書いてないが、コメント欄には、これは部落問題なのだ、とあった。だからマスコミやテレビも正面から取り上げにくいのだろうと分かった。 

 これから、誹謗中傷をAIが消すのは良いとしても、言葉は丁寧を偽装しつつ中身は汚れていたり陰謀だったりする文章も作れるから、いたちごっこになりそうだ。本当は、「ここをクリックしてコメント欄へ」という仕掛けをすれば良いが、クリック操作が入るとユーザーには面倒となり、アクセス数や滞在時間が減るからやりそうもない。

 なお、結婚批判でよくあるのは、自分は税金払っているから言う権利があるという意見だ。でも、俺の払ったカネが皇室維持に使われているなんて言えるだろうか。所得税が百万円でもお賽銭みたいなものだろう。圧倒的な日本人は、自分が負担する税金では買えない位の公共サービスを受けている、という事を無視する(話は飛ぶが、財務次官がバラマキ批判をした理由の一つだと思う)。

 この結婚問題で批判する人の中には、皇室への敬愛から言っている様であっても本当は皇室を都合よく利用できるモノみたいな印象を受ける。天皇制にはそう使われてきた背景があるだろう。

 で、本当に問題なのはヤフコメの品質ではなく、もっと根深いネットの技術だ。

 例えばある広告をクリックして、見に行き、また元に戻ると、その後は類似広告がやたらと出てくる。このユーザーの興味を推測して表示する広告を「ターゲティング広告」という。これは、サードパーティCookieという仕組みで、あなたの閲覧履歴を取得して、どんな分野に興味があるのか分析して出している。

 「見込み客」と見なされているのだ。この仕組みは初期では役立ったが、今となっては余計なお世話を通り越し、家に上がり込んだ押し売りセールスマンである。この手法は通販サイトでも使われる。

 そして、ニュースサイトにも使われる。日本ではYahoo!が一番人気だが、固定ニュース欄の下はユーザーの関心があるニュースを表示して来る。それを便利だと思っていると、知らず知らずのうちに「自分の好み」だけの狭い世界に閉じこもり、洗脳されていく。好きなモノばかりを食べる偏食で健康を害するのと同じだ。

 SNSにもこの考え方が使われている。「Facebookはタバコ産業のやり方に学び、人々を中毒にさせている」と言われるように、アメリカでは青少年の中毒化が問題になっている。

 

 

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