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2021年11月30日 (火)

捻じれ選挙が産む慢心と負の遺産処理

畠山現職がダブルスコア―で再選し、1万5千票を小池氏へプレゼント

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 結果は予想通りと思う人が多いですが、得票数は意外や意外。

市長選 市議補選
畠山 稔 39,636 67% 小池ゆうや 33,861 57%
深山 孝 19,236 33% 会田 ちかず 21,240 36%
58,872   無効票 4,652 8%
      59,753  

投票率は4ポイント減の31%で済みました。25%予想は外れ、静かな選挙戦の割に高かったと思います。衆院選の直後ということや、過去の2月実施よりはマシですね。

ざっくり、畠山さんは4万票のダブルスコア勝ち。現職の強みと言えばそれきりですが、選挙で負けなしの畠山さんが、自信過剰で鼻高山さんになりませんように・・・。

ところで、市議補選を補欠選挙と言うのは酷い定義です。補充選挙ですよ。代打でもないレギュラー議員でしょう。今回、凄い結果になったのは、畠山さんに投票した人が投票所に行ったついで&非自民効果が出ています。だって、志望動機は短いし、履歴書も出さない人を採用しないでしょう。

  • 投票数からみえてくるもの

政党の基礎票をもらった候補ですから先の衆院比例と比較します。投票率を衆院選の54%から31%へ引き直すと、約4割減です。ムリを承知で、どの党も"一律で減るとみなす”と、自公は26000票。この段階ですでに勝てません。さらに、深山さんは二万票ですから6千票も逃しています。

要因は、選挙戦の「熱量」の低さなのか、「候補者自身」なのかということになります。

地域しか回らない人が急に市長選にでても、駅頭では「見知らぬ人」となり、知名度では県議経験者に適いません。前回の鈴木さんも似てましたが、年単位の準備が必要です。上平方面の投票率は平均より3~5ポイント高いだけですから、強い基盤があったとは見えません。畠山さんの向山は41%で今回も一位でした。

小池さんは深山さんの二万票の上に、畠山票から5千票の無効を除いて、1.5万票もらいました。畠山さんが強気なら、期間二年の臨時議員を配下に作れたわけですよね。

  • 地域偏重の市長や議員が去った市政へ

 元は上平から市長と議員の二人がいましたが、これで消えました。畠山さんが議会で否定された新複合施設計画はどうなりますか。表向きは理由をこじ付けた政策的な施設計画ですが、本質は、地元対策と空き地利用という負の遺産処理です。今回は上平候補を負かしたのですから、今までよりはハコモノに固執する理由が減りました。

 同様に、同志会が仲間内への遠慮から(負けたんだから民意だとして)合理的な判断へと進化できれば、新しい成長です。

つまり、上尾市政が地域偏重から脱却できるよい機会となればイイわけです。

 

 

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