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2021年11月24日 (水)

畠山・上尾市長のイマイチな点

前記事 良かった点の続き

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現職は優位ですから、批判的に書かれてつり合うのです。注、以下には以前から続く市政の欠陥も含まれます。

1・上平跡地への地元対策を兼ねた新複合施設は不透明

事前の検討会議に市民を入れ、その後は専門家中心で公平性を保った形で答申案を出していますが、元々ムリ筋な案件をまとめるから議会で拒否されました。畠山氏に確たる構想が有るわけでも無いままに、行政経営部が市長案件とばかりに独善的に走った印象を受けます。SDGsで公共施設の面積削減を訴える部門が、増床を計画するというバカげた話です。

また、この土地はみどり公園課が維持管理すればよいものを、ノウハウの無い図書館部門にまかせるなど縦割りを打破できません。市長のリーダーシップの無さが伺えます。

また、損害賠償の裁判では一審敗訴で長引きそうです。この物件は負の遺産のままです。(諦めないと言っていた)深山市長誕生になると再び上平用地を巡って問題が沸騰する可能性があります。あそこを公益的なプラスの資産に替える力がお二人にあるとは思えません。

・新図書館計画を止めた翌年に、北上尾PAPA空床へ本館を一時移転するという偽装計画は悪質の極みでした。図書館部門ではない施設課ごときの案にホイホイ乗ったのが失敗の元です。これが副市長に依存し過ぎた理由だとしたらリーダーシップの弱さです。その予算案は、与党的会派の政策フォーラムが必死に賛成し、新政クラブと公明党が動機はともかく、反対してボツになりました。

・上記移転案の中で、本館のブロックガラスは危険だと言ったために、移転否決後には予算にも無かった工事をやらざるを得ませんでした。700万円ほどですが安心安全は高くつきました(何冊買えるんだよーという金額)。

2・丸山公園の釣り禁止問題 開園以来、何十年も釣りを認めてきましたが、市条令をよく読むと違反でした。でも、レジャーとして認め、推奨もしてきたたように、おおらかなものでした(そもそも人工池です)。それが、急に環境問題と言う正論を持ち出して釣り禁止です。近くに釣り堀風の池でも作ればマシですが、過去の反省や処分もスルーして、自分たちの生態系を守ったままでした。釣り体験が出来る公園なんて希少ですよね。

3・談合防止条例の検討中に起きたAKB事件

これは最大の失点です。元市長の土地の塀を都市整備部が(密かにタダで)工事した事件です。西貝塚の汚職事件後に畠山さんが倫理条例を作っている最中の幹部の背任行為です。畠山さんはK議長の圧力を拒否したものの、部下はA元市長の威嚇に屈したわけです。ある意味、部下から軽く見られていたとも映ります。最後は、工事代金を元市長が払いましたが、遅延金を監査委員会から「市長ら関係職員」が払えと勧告されても関係職員が払ってしまったりとか、市長の減給案も二年越しへ遅れるなどみっともない姿でした。

追記 忘れてましたが、かまちょ図書館での指摘より・・・本件解明のプロセスから市の発注業務に不正な随意契約が790件も発見されました。市と業者間の馴れ合い仕事ですが、そんな風土から談合体質が生まれます。

4・国際大会に使える屋内50mプール誘致に失敗

結果はスポーツ科学拠点施設のみです。本命はプールの誘致でしたから、正直に言うと誘致は失敗ですが口が裂けても言いません。なお、競合施設は首都圏に複数あり、国際大会の誘致は難しいらしいです。個人的にはトレーニング施設の方が幅広いアスリートに利用されて良いかなと思います。あのエリアには老朽化した県営のスポーツ研修センターもあり、一体的に再開発されれば、今の古いジム室も最新型ジムとして併設され、一番近い上尾市民が得します。

5・財政の立て直しというけど

 市債(借金)を65億円減らした市HPにあります。新規の公共事業が少ないと、返済のみが続いて債務残高は減り続けます。今後は、施設の更新工事が増えるから市債が増えそうです。たまたま投資の少ないタイミングだったかも知れません。なお伊奈町と共同のゴミ焼却場のために積立貯金が始まったように、コツコツと備えが必要です。

また、財政健全化の一つである将来負担比率が、25.2%→R2年10.9%へ減ったとPRしています。総負債残高と年収の比率みたいなもので、危険値は350%と言われます。そんなの夕張市だけです(京都市は190%)。埼玉県平均は17%、ヤバい市町はありません。借入よりも返済額の方が多いのですから下がってトーゼン。正常範囲内で、コレステロール値を気にしても仕方ありません。

それよりも、市財政がずーっと窮屈なことです。

数年前から経常収支比率が高いことで有名でした。「人件費・扶助費・公債費」を義務費と言い、(義務費と他の固定的支出)÷年収みたいなものです。19年は97%、稼ぎの97%は使い道が決まっており、新しい政策をする余裕の無さを示します。所が、95%以上になる自治体がどんどん増えています。投資支出が減ると相対的に人へのサービス比率が高まるので、必ずしも悪い意味ではありませんが、予算編成には毎年苦労します。 

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6・もう少し毅然と対峙しないと、市長でいることが目的化します

人が良すぎるのか、議会からの主張に折れやすいように見えます。議員には地域利益優先の人がいますが、畠山市長は、地元の向山エリアを厚遇したとかの利益誘導は無いでしょう(たぶん)。全市的な立場を優先すれば地域事情に勝ります。上で指摘した、上平新複合施設が通らないのは地域への配慮が過ぎるからです。学校施設計画をサラッと引っ込めるのは全体最適に自信が無いからです。みんなまーるくは幻想です。

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 以下は畠山市政と直接関係はありませんが上尾市の実力です。

低迷する税収ランキング(ソース)。2019年の一人当たり地方税全体では63市町村で38位。

2019年 上尾市(円) 40市平均
市税全体 137,783 161,732
個人市民税 60,623 68,989
法人市民税 8,424 11,065
固定資産税 51,932 62,435
258,762 304,221
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