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2022年3月の10件の記事

2022年3月30日 (水)

ウィル・スミス騒動とエスカレーション

本稿、敬称略。

日本映画の「ドライブマイカー」がアカデミー賞受賞という嬉しいニュースがあった。これって大手映画会社による作品でもなく、低予算の映画で、しかも海外での高い評判を得て国内でも多く上映され始めたらしいので、構造的には日本映画の未来が明るいわけでは無いようだ。

それと同時に、ウィル・スミスが司会者を殴った騒動が伝えられた。見た限りでは別に衝撃的では無かった。世界的イベントでの人気俳優だから大きなニュースになったのだろう。むしろ、スグ思い出したのは、昔野崎昭如が大島渚監督を殴った件だ。野坂がパンチして眼鏡がすっ飛び、大島はマイクで反撃した殴り合いだ。そして・・・

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もっとビックリしたのは、即座に(美しい)夫人が間に入り、"まぁまぁ、困った子ねー"と言わんばかりに笑顔で収めたことだ。経緯は二人の友情から来たものであり、奥さんが仲をとり納め、二人とも謝っているので、晴れ舞台での喧嘩としては日本の方がはるかに優れた作品になっている。

容姿を笑いのネタにし、平手打ちや罵詈雑言とはレベルが違うこの映像こそアカデミー委員に推奨すべきだと思った。そして日本の大手の映画作品もこのレベルにならないとな~、と思う。

で、ウィル・スミスの暴行をアメリカではどう見ているのかと思っていたら、Quoraの米国人弁護士がこう書いていた。


正当防衛の原則に米法では「相当する暴力」のみが正当とされ、過剰な暴力は正当性を持ちません。

・言葉には言葉

・非致死暴力(殴る、蹴る)には非致死暴力

・致死暴力(刃物、銃)には致死暴力  が許されます。

 日本は知らないが、さすがに合理的思考だなと感心した。本件は言葉でやり返す(怒鳴りつけるまでは許される)というもので、スミスには同情するが、やり過ぎてしまったようだ。

 実は、今、ロシアとウクライナではこの究極が行われている。

闘いが日々エスカレーションし、ロシアは恫喝から始めて、本当にミサイルを千発も撃ち、とうとう無差別的な攻撃までしている。しかも戦況が不利になると、挽回のために生物化学兵器をシリア戦争のように使うと警戒される。

その次は小型の戦術核まで予想されている。誰も住んでいない所へ撃ち込み、ウクライナ側の戦意を喪失させる狙いというが、そうなるとアメリカも黙っていられないとする専門家もいる。その場合、ロシア領土へは撃てないのでベラルーシ辺りかもと言われるように、どんどんとエスカレートするわけだ。

そんな時、理解しがたいニュースがあった。

バイデン発言が内政干渉という反応

26日、バイデン大統領がポーランドを訪れた時に、プーチン大統領について「権力の座に残しておいてはいけない」と非難した。この発言が、ロシアの体制転換を求めたとも受け止められ、ロシア側は「バイデンが決めることではない」などと反発した。アメリカ内部でも批判が出たらしいとして「バイデンの失言」、「内政干渉」として日本でも何度も報じられた。

ロシアを恐れるポーランド国民の前で言ったことであり、内容は西側のホンネでありムリと分かっていても、そうあって欲しいと多くが思っていることだ。

プーチンがやっている事こそ究極の内政干渉である。ゼレンスキー政権をナチと呼び、(公言はしないが)打倒してから傀儡政権を作ろうとするのだから、バイデン発言を失言だと身内から批判するのは不思議だった。批判に理があるのは、これはアメリカ政権の目標や結論ではないという点だけであり、(原稿にない発言として)その点は即座に否定声明を出している。

これがトランプだったら、またバカ言っているという程度で取り合わないだろう。

要するに、侵略者にも清く正しく敵対しないとダメです、ということに拘り過ぎるのもどうなのかなと思った。これこそがリベラル側の持つ弱さではないかと感じたが、果たしてどうなんだろうか(共和党が批判しているのは党派的なものだと思う)。上の正当防衛論で言えば、致死暴力に暴言で対抗しても罪ではないだろう。

マクロン仏大統領は「・・・私ならそのようなことばは使わない」と言ったが、それは西側世界における役割分担(多様性)としての、頭の良いエリート発言だと思いたい。

そもそも、ロシアがこの発言でエスカレートはしないだろう。彼らは都合の良いプロバガンダを使い、無い事をある事にし、有ることを無い事にして正当化するのだから、相手発言の上げ足をとる必要は無い。

 

 

 

2022年3月22日 (火)

停電しそうだ。With地震時代の日本

<揚水発電所の発電可能残量>

午後4時には、揚げた水の半分を使ってしまっていた。夜には空っぽ・・・寒くなるなー

50

こちらの東電・でんき予報から 3/22 18:00

○ 電力需給が極めて厳しい。このままだと夜20時以降に揚水式水力発電の運転が停止し、約500万kW(200万~300万軒規模)の停電が発生するおそれ。そのため、更に毎時200万kW程度の節電が必要、もう一段の更なるご協力をお願い。

同サイトから

・揚水発電所は上下の2つの調整池を持ち、一定量の水を繰り返して使用する発電所です。電力需要の少ない夜間帯に下部調整池から上部調整池に水をくみ上げ、電力需要が多い時間帯に上部調整池から下部調整池に水を流して発電します。当社サービスエリアでは、全供給力の約20%を占めています。揚水発電所での発電量が増加すると、上部調整池の水を使い切る可能性がある。

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季節外れの寒さだが、世間では節電はそれほど深刻には行われなかったかもしれない。外出先の店では何も変わってなかったし、照明も半分では無かった。

でも、使用率99%だったのが、17:30で97%に下がっていた。みんなガンバレ・・・(^-^?)

計画停電すれば、と言う威勢のいい声もあるが、昨日の今日で急にやられたら経済的な被害も多いだろう。

テレビで、画面の明るさ落とせと言っていたが、なんでテレビ消せと言わないのか。バカじゃないのかと思う。ニュースはスマホ、ラジオで。

先日のM7.2地震後に備蓄品を少しチェックしたら、ホカロンを買い過ぎていたことが分かった。重複して買っていたので、古いモノから消費しよう。

おしまい。

 

 

 

 

 

2022年3月21日 (月)

ウクライナ戦争-2 戦艦ポチョムキン

オデッサの階段より凄惨な109台のベビーカー

前記事-1のつづき

 ウクライナ地図が紹介されたとき、オデッサってここなのか、と感慨深かった。

戦艦ポチョムキンの舞台にもなった街がオデッサだ。ロシアのエイゼンシュテイン監督による共産主義のプロパガンダ映画である(1925年)。はっきり覚えていないが学生時代に見たと思う。

 作成方法が映画史に残る作品といわれるが忘れたのでWikiを元に書くと、ロシア革命での戦艦ポチョムキン号の反乱事件を描いたもの。水兵たちが腐った飯に怒りだし、武装蜂起して艦を乗っ取り、その後オデッサへ寄港する。他の軍艦にも反乱が波及するなど、詳しくは戦艦ポチョムキンの反乱に書いてある。モノクロの無声映画だが、最後のカットだけ旗の色が急に赤くなって赤旗がなびいていた。

この映画で有名なのが、「オデッサの階段」と呼ぶシーン。「映画史上最も有名な6分間」と言われ、皇帝軍の兵士が市民を虐殺していく。中でも有名なのが、赤ん坊をのせた乳母車が長い階段をスピードを増しながら落ちていくシーンだ。写真は上のwikiより

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情けないことに、乳母車がどうなったのかは全く覚えていない。でも、別の映画では記憶していた(但し同じ結末なのかは不明)。

アンタッチャブルという有名な映画では、アル・カポネ一味と捜査官エリオットネス(ケビン・コスナー)との戦いで、乳母車の階段落ちシーンがオマージュとして使われた。乳母車を足で受け止めて反撃する場面がスローモーションで巧みに描かれていた。

さすがに乳母車の件は作り話だと分かるが、オデッサ階段の虐殺というのも史実ではない。後にネットが出来てから知ったことである。今はポチョムキンの階段と呼び、ストリートビューで訪れることもできる。

このオデッサはウクライナの軍港もあり要所なのでロシアの攻撃対象である。ここには日本のプレスが居てTBSがリアルに伝えている。なお中国初の空母・遼寧はウクライナ海軍から未完成品として買って完成したものだ。

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 プーチンのロシア軍は子供を平気で殺す。

3/20 BBC-news 空のベビーカー並べ、殺された子供たちを追悼

[記事より] 西部リヴィウで、ロシア軍の侵攻により亡くなった子供たちを追悼するため、空のベビーカーが並べられた。少なくとも109人の子どもが亡くなった。1台ごとに失われた命1つを表している。

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映画よりも現実はもっと酷いことになっている。昔は銃剣だが、今は遠くから大砲やミサイルで攻撃だから人の死を実感しないのだろう。子供が殺されて憎悪心が産まれるだけだ。

先日、殺された親子の死体が路上に横たわる様を日本のテレビではシートが掛けられた状態として報じたが、NYタイムスは生の姿だった(閲覧要注意、こちら)。こうした報道はアメリカ人の琴線にもかなり触れるだろう。でも思ったのだが、中東やアフガニスタンなどで似たようなことがあった。米軍が言う誤爆で民間人が死んだ例はたくさんあり、結構最近までのことである。

ロシア軍の非道さは有名らしいから、そっちこそどうなんだ論法では釣り合わないが、民間人の被害が無い戦争などあり得ない。また、ウクライナから隣国へ避難する混乱の中では人種差別が起きていると訴える黒人の声もあった。更に、男は国内で闘うのが当たり前となったが、耐えられない男だっているだろう。

 

 

2022年3月18日 (金)

プーチンのウクライナ戦争-1

今、ベレンスキー大統領は世界中に向かって支援を訴えている。国連軍が編成されるわけでもなく、NATO軍もこない。それはプーチンがをチラつかせるからだ。通常兵器だけの正規軍の戦いならば兵器の能力差でNATOか米国がロシア軍を退けただろう。

1_20220318153201しかし兵を出せないのだから、ベレンスキー大統領のホンネは、同情するなら武器をくれなのだろう。何しろ被害妄想狂から侵略されたのだから話が通じない。有利な交渉条件になるまで戦うしかないという決断だ。

しかし、日本は出兵も武器輸出も出来ない。

美人が多いことで有名、と言う通俗的な理解しか無かったが、避難している人々の防寒具を見ると雪は無くても相当寒そう。底冷えする地下壕で何週間も過ごすなんて信じがたいが、現実である。そうした遠くの戦争を、連日テレビで接していると、「消費」している感じになって気が重い。たぶんそう思う日本人が多いだろう。

先日、深夜にM7.3の大揺れが東日本を襲ったが、翌日は普段通りの静かな夜だった。改めて、戦争はどちらかが殺されるまでやり続けるのだから天災より怖い。

ヨーロッパ地図へ日本を重ねたのが上図(クリック拡大)。緯度の位置はやや粗っぽい。それでも北海道どころではない。凍土がゆるむと戦車部隊が進めないというので、冬季オリンピックが無ければもっと早く侵略したのだろう。

ヨーロッパが小さく分割されているためか日本列島がやけに大きく見える。次図で重ねると、モスクワとキエフの距離は意外と近い。

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国境線と言う見えない線で地べたが通じている所で、過去から戦争をしてきた歴史があると、互いに疑心暗鬼になるのだろう。だから海に囲まれた日本人の安全保障認識などは、まったく通用しないから軽々には言えないと思う。日本列島は相当ヤバい地殻構造の上に海面に突き出しているけれど、この点は長所である。

で、モスクワとキエフは札幌と金沢みたいな日帰りできそうな距離である。こんな近い所に、NATOのミサイルや核が置かれたらトンデモナイとプーチンは怒ったのだろう。

1962年にキューバ危機があった。子供心にも覚えている事件だ。キューバにソ連が核ミサイル基地を密かに建設中だったのをアメリカの偵察機が発見した。ケネディ大統領が怒って、ソ連船への海上封鎖をし、それを突破するか否かで米ソ核戦争の瀬戸際だった。当時のソ連にはICBMは無かったので一番近くの攻撃拠点の積りだったようだ。

今回、ウクライナにはそんな基地は無いのだから、プーチンは被害妄想としかい言いようがないが、そこまで追い詰めたのは冷戦終了後の西側である、と言う外交的な見方も捨てがたい。

しかし、ロシアを嫌って旧ソ連邦の国々は離れた。嫌われているのだから仕方ない。尊敬されたり好かれるようにすれば、親戚のままだったり友達でいられたのに、それが出来なかった。

先日、ウクライナの女性が現地からのネットインタビューで、『初めは怖かった。今は、怒りと憎しみに変わった』と語っていた。これから何世代も憎悪感が受け継がれるだろう。それが、なかなか消えないことを日本人は知っている。

下はツイッターより。

 

 

2022年3月17日 (木)

e-Tax接続不能、今年の確定申告は大荒れ

e-Taxもヘルプディスクも繋がらない、確定深刻 (>_<)

前記事 事業所得の源泉徴収額を入れる画面はどこか

追記 22.3/18 日経 e-Tax障害、サーバー負荷が原因 4/15まで延長

国税庁のサイト内で申告書を作成し、自宅からネットで提出(送信)できるようになったので今年はそれをやったが、混乱で大変な時間の浪費となった。疲れたW

Etax_20220316161101

国税庁はこの障害を理由とする期限延長を個別に認めると発表した。申告書の余白や特記事項欄に「e―Taxの障害による申告・納付期限延長申請」と記して提出すれば認められるという。検索したら、過去にも何度か接続障害を起こしていた。

今回はニュースにもなっていたが、トラフィクスは示されていない。締切前日の月曜ということもあるのだが、ヘルプデスクへ電話しても待ち時間の無駄となった。日本のIT化の遅れをまざまざと感じた日だった。

今までは、Excelで組み(その前はMS-DOS版ロータス1-2-3だが)、清書して提出していた。税制改定があると変更点を調べて直すのが面倒だったが、近年、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」 で自動計算されるサービスが稼働して楽になった。

さらに、今年からネット提出できるようになったので試したが、最初は常に混乱するものだ。

混乱の一つは、サイトの入口を間違えたことだ。去年までの入口(ブックマーク)から入ったが、作成コーナーで完成して最後の工程で「ネット送信の有無」の選択になると思ったが、そのような画面は見当たらない。結局、もっと上位の入り口から入るべきだった。つまり、

「どの方式で提出するかを選択」してからスタートする以下は来年のための自分用備忘。

e-tax、個人、確定申告の作成はこちら、を選んで下の図に来る。そしてデータ利用で作成を選ぶ。

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つぎに下の「作成再開」の「提出方法を変更する・・・」を選ぶ。こんな所にあるのだ。

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提出方法の中からは、ID・パスワード方式を選んだ。これは利用者識別番号方式ことだが、それを一般名称の「ID・パスワード方式」と書くのは良くない。

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結局、ここで選べば、最終工程では国政調窓口への送信ができることになる。
送信できても、次には確実に届いたかの検証プロセスに移り、確認できない風のメッセージが出たり、ハングアップ状態になってしまう(障害の影響なのだろう) 。何度も送信をトライしたが、正しく届いたのかは分からないままだった。
受付の成否を見るには「メッセージボックスの確認」へ行くのだが、これも接続不良で入れない。
夜になってからつながったので入った。重複送信していた履歴があった。繰り返し同じアウトプットを送信したのが届いていたわけだ。
面倒だからそのままにした。(>_<) 
どれが正しいかなんて、税務署が見ろよ、と言いたい。
 
●本当は、マイナンバーカード方式(スマホとリンク)を使うつもりだった
実は、こっちの方がカッコよいので、最初はこれに挑戦した。
所が、サイト混雑なのか画面の二次元コード読み取りが不安定だった。
普段は、NFC機能を使っていないので、スマホによるマイナンバーカードの読み取りがうまく行かない。特に最適な設置合わせのコツがあるらしく、そのコツを探すのにシャープスマホの説明サイトまで行かねばならなかった。
ようやく読めたと思っても、アクセスが途切れたりして相当な無駄時間を費やしたので、諦めて先の方式に切り替えた。
結局、納税意識も消えたw

2022年3月 9日 (水)

上尾市スマホサイトの改善とモデルナ推奨文

 なんと、上尾市役所のWebサイトのスマホ用トップ画面が(火曜に)急に変わりました。三日前に指摘しましたが、それとは違う変更でした。 大きな新型コロナ関連情報」というバナー広告が消えたので、「そんなバナナ」と思いました(クリック拡大)。

2_20220308183001

ちなみに、バナーは廃止ではなくスマホで表示されないだけ。では、「コロナ関連情報」への直リンクはどこへ…?

今回の変更で、「重要なお知らせ」が目立つようになりました。行数も多く見えます。本当は、同じ日付の案件は、下のようにまとめると良いのですが構文的にムリそうです。

2022年3月7日更新
 ・新型コロナウィルス感染症に関する・・・・
 ・新型コロナウィルス感染症の・・・
 ・上尾市コロナワクチンメーター・・・

他自治体のスマホ画面のデザインは見てくれやイメージ重視が多いのですが、上尾市役所は実用重視で良いと思います。せっかくだから、四つの「さがす」のフォント(サイズ)も直して欲しかったな。

●モデルナを推奨する「重要なお知らせ」

ワクチン予約システムの、三回目を予約する最初の画面では、モデルナが先に選択されるようデフォルト扱いは賢い設定です。でも、市民は非情です。現在の予約状況を某人気クリックの例で示したものです。

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戦火のウクライナコロナ感染統計はもはや把握不能です。2月末の3万人弱とは日本なら8万人レベルですが、遅れたと批判されて急いで準備しても、日本人は接種に殺到するでも無く、のどかなものです。

オミクロン以後の感染力の強さからは誰も逃げられませんから、軽症で済むように接種率を一気に高め、ダラダラ感染発生を止めて、感染指定解禁に進むべきです。目の前の資源高によるインフレと景気減速に備えるためにも。

 


予約画面で年齢や性別に応じてメッセージを流すと良いかもね。

モデルナ接種の市民から、嬉しいメッセージが続々。

 

・顔のシミが消えました(48歳主婦)

 

・翌日は、モデルになった気分です(23歳女性)

 

・第一志望に受かりました(18歳高校生)

 

・男の自信がよみがえった(70代男性)

 

・妻から喜ばれた(56歳自営業)

 

・ファイザーを打つ人の気持ちが分かりません(40代公務員)

 

・回数券下さい(83歳男性)

 

なお、これらは個人のご感想であり、効能を保証したものではありません。また年齢は接種時のものです。

 

 

 

2022年3月 7日 (月)

上平の複合施設計画はマッチポンプである-4

自分で立て、自分で取り消して公約実行だという。

予算関連 1 規模  2 市民税  3 特徴 4本稿 

前記事3のつづき 『アレ、予算ないね…』と最初に感じ、そりぁそうだなと思ったのが「上平の複合施設計画」だ。

去年11月の市長選では対立した深山元議員が「子育て交流プラザこども未来館」という世間受けするイメージ案を唐突に出していた。それは、とん挫していた本件の代替案だと思ったが、争点にはならなかった。本館移転と比べたら市民の関心はとても低いためだ。結果は予想外のダブルスコアーで畠山圧勝だった。

その選挙感想記で書いたように、四年間で上平出身の市長と議員が消えたことになるのだから、畠山さんは彼らに"義理建てする理由"は消えた、と思っていた。だから、終わった本件が、2/19の朝日新聞に載ったのは驚いた。ソースは議会用に発表されており、短いので簡単に読めるが、朝日とはニュアンスが違う。

まず、ソースには、「市長選の公約として本計画の見直しをする」とあるが、当時の選挙公報には何も書いてないことを指摘しておく。そして、三つの方針を決めたと発表した。


1 あの土地は当面、「上平広場」として継続する。

2 コロナ禍と財政を理由に、(苦渋の決断ですが…)複合施設建設は凍結する。

3 図書館分館機能を含むとした案は撤回する。

以上だ。これだと図書館を入れない案なら、いずれ解凍すると読めるから、素直に白紙撤回とは受け取れない。

二番で、コロナと財政を理由しているのはこじつけ。本件は逮捕市長からの負の遺産であり、畠山さんにはお荷物だったから、「清々しました」、「時間かかり過ぎました」、「ごめんなさい」と言えばよいものを、月並みな『苦渋の決断』と気取ってみせる。

なお朝日記事の終りに「再検討には市民の意見を伺う」と伝えるが、「市民」にも色々いるから、そこが問題だ。本件だって、(好都合な)市民の意見を聴いたことにして突き進んだじゃないか、愚かな施設課よ。

W逮捕後からを回顧してみた。

彼は島村案を見直し、途中でPAPAへ本館移転という寄り道を目論むも否決され、自ら進めた複合施設案も否決され、今回の「見直し」へたどり着いた。つまり、自分で立てて、自分で取り消したが、謝罪もないし、予算を無駄使いしただけなのに責任も負わない。極めつけが「見直しは公約実施だから」では、マッチポンプである!!

これなら誰でも「市長」が務まる(実際そうだから、無能でも成りたい人が現れる)。

こうなる最大の理由は、政策の合理性が無いためであり、そうなるのは彼が本気で問題に向き合わないためだ。人柄が良くてもそこが限界となり、それを良いことに、自信過剰に陥った幹部職員が政策の道を読み違えてしまう。これが畠山市政が迷走する実態である。

そして、W逮捕から四年、上尾は畠山稔市長と渡辺一議長と言うコンビになった。どんな意味かは書かない。

あの記事は朝日にしては薄っぺらだった。書いてほしかったのは、『買うべきではい土地をなぜ買ったのか』という出自についてである。歪んだ地域愛と権力者へすり寄る人々(職員と市民)が市政を堕落させて産まれた土地であることを、自治力の育たない郊外市の姿として描いてほしかった。

所で、深山さんは島村時代に「文化のバロメーター」と言って図書館建設に熱心だった(しかし、本館で姿を見かけたことはないとコアユーザーは言う)。島村逮捕後も、私はあきらめないとブログで一人気を吐いていた。たぶん、後継者を育てることもなく二年後には戻るだろう。

その頃までに、畠山さんは、さっさと負の遺産処理をやれば良い。先ずは上平広場の管理を畑違いな図書館部門から「みどり公園課」へ移せ。ゲートボールで老人優遇するだけじゃなく、若者にバスケットリンク位作ってやれよと言いたい。地域偏重案が出た時には若者が反対するようにね。

そろそろ、下り坂を歩く準備が必要だ。

所で、当然のように、(新たな)ハコモノにノーという市民がいる一方、既存施設を削るのはノーという人も現れる。例えば、利用者の集まらない公立幼稚園廃止を"許さない"という地域民とか、小中学校の統廃合への反対も一部である。

つまり、作るのもダメ、削るのもダメと言う現象だ。どちらも人口減少という背景で起きていることだが、そんな事にはお構いなしだ。しかし、上平計画が消え、今後の長期的テーマは学校施設更新問題であり続けるだろう。

それは人口増で一気に学校を増やした郊外自治体の共通の悩みである。膠着した綱引きみたいに問題解決できないでいると、両者が一緒に衰弱するだけだろう。

オシマイ

 

2022年3月 6日 (日)

目玉無くも静かに肥える上尾市予算-3

一カ月前なら考えなかったが、もうコロナどころじゃない。省エネ徹底政策へ!

前記事 1 規模は全国サイテー  2 市民税が近年サイコー

どんな予算なのかは「予算のポイント」という文書で分かる。初回記事を書くときに見た感想は、目玉が無いないなーと言うものだった。あっても衆寓的な事業だったりするので、無い方が良いかなとさえ思った。

たぶん、畠山氏の選挙公約が控えめだったためかもしれない。上平の複合施設計画が無かったことも気づいたが、「無いこと」が目玉と言うのもヘンな話だ。だから、金額で目についたのは、(災害が少ないと自覚しながら)不要不急な体育館エアコン導入費6.5億円子ども子育て支援複合施設の19億円などだ。それらは前からの継続事業である。

他に、民間保育園整備(6.4億円・定員70×2)で二つ作るらしいが、人気の流山市みたいな駅前保育という構想はない。

なおワクチン事業10.5億円は三回目用と小児用である。6波の統計に書いたように三回目の接種ペースが遅いのは、日本にはモデルナ嫌いという贅沢病があるためだ。上尾市は黙っているが、予約率は千葉市でファイザー90%、モデルナ20%だ。さいたま市の3月は、ファイザー88%、モデルナ17%である。

マスコミは二つのワクチンの発熱、痛みなどの副反応比較をしているが、肝心の三つ目が抜けている。それは、感染した時の症状だ。つまり、抗体を得る方法は、FとMそして自然感染の三つから選べるのだ。NHKより

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感染しても医療費タダで救われるのに、第6波では社会的な感染防止よりも個人のワクチン不安が優先され始めた。それは、感染指定の格下げをしてインフル並(医療費が自己負担)にしても良いという覚悟なのではないだろうか。そうすべきである。 

日本が世界的にダメだったIT予算で思うこと…

IT活用では小さい予算がちょこちょこついている。まずWi-Fi導入1290万円がある。前に反対した図書館への導入ではなく市庁舎への導入なので、市民サービスなのだろうか? 実際、あの本庁内では電波が入りにくいからMVNO系スマホにはありがたい。

しかし、現実は何かのシステムを導入したからと言って業務やサービスがレベルアップされるわけでは無い。例えば、学校に大量のタブレットを配賦して休校時には役立ったが、集合の授業ではあまり使わない方が良いという現場の声が出ているらしい。私的には全く同意であり、本と紙と鉛筆が一番役立ち、ICTは年齢や理解度に応じたサブ教材化が良い。

また、市議会ではコロナ交付金で iPadを50台ほど導入しているが、政策の質が高まるわけでは無いことは明らかだ。見かけのペーパーレスよりも議員レスの方が効果があるだろう。また、デジタルサイネージと洒落た言い方をしても、「うつむく市民」に素通りされる看板となって、「やってます感」のために使いこなせないモノを買っている。

ここに来る人なら、最近、市役所HPのトップ画面が小幅リニューアルされたことを知っているだろう。

今どき、PCから訪れる人は高齢者位で、多くはスマホである。今回の変更がなんのためなのか新旧比較で見てみよう

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前よりもバナー面積が減り、2行くらい情報面が増えたのは良いが、違和感アル・アル!

アッピーが5つもあるのは市民が幼稚に思われているらしいが、肝心のテキストは小さく、デザイン性も不統一な書体である。だから、アクセシビリティ向上で変更したのではなく畠山二期目のブチ整形とみた。職員がちょこっと直しただけだろう。もしカネ払っていたらバカだと思う。

上尾市サイトの最大の欠点は、階層が深すぎることにつきる(他にも一杯あるが)。そこを直すことが先決なのに、市民にムダなクリックをさせても何とも思わないのだから救いようがない。

こんな例もある。公開される公文書において、市の委託仕事でもしていない限りは市民の名前や住所は黒塗りになる。しかしムチな職員がやると、見た目は黒塗りでもデジタル世界ではGoogleに丸見えとなる。出した方も出された方もIT音痴なら知らぬが仏で済むものの、23万人の市役所にしてはお粗末だ。

さて、突然のプーチン戦争により世界は大混乱し、パンデミックの次はエネルギー危機やコンピュータウィルスのに備えなければならない。最恐コンピューターウイルスEmotet が再び で報じるように、脇の甘い市からのメールには要注意である。

埼玉・富士見の2学校 ウイルスはエモテット

他に、こども医療費助成制度・7億万円があり、そこには18歳までの入院医療費等が含まれるらしい。最近、18歳までの医療費タダを成果自慢にする議員や自治体がいるが、タダはモラルハザードを産むから問題だ。

既に、義務教育でもないし、学力にも関係なく、高校授業料は実質無償化で家計負担が軽くなっている。公立12万円、私立は年収590万円世帯で40万円も浮くらしい。もはや進学しない子の理由は「貧しいから」では無いだろう。だから、公的サービスとは他者だけではなく自分の負担の上に成り立つということを、高校生から体感させることは意味がある(同じ文脈で、去年、高齢者の1割負担の人が、夫婦二人で年収320万円以上なら二割負担になったことには賛成だ)。

払える人が払うという原則は社会保障の持続性として当たり前だ。ちなみに、上尾市の一般会計からは毎年6~10億円が法定外繰入金として独立であるべき国保会計を補てんしている。これはサラリーマンからの市税の一部が国保に使われているということだ。

UDトラックス上尾スタジアム

ネーミングライツ でカッコイイ名前になった。予算には野球場と上平公園テニスコートの照明LED化2億6千万円とあるが、これに合わせたのかは分からない。電球交換でも随分カネがかかるなと思うが、電気代の節約額で割ると何年で回収できるのか知りたいものだ。そして電力料金値上げになればグッドタイミングかも。

「いすゞ」の名が入らないのが不思議だが、年間300万円で三年契約だから900万円となる。低迷続きのUDトラックスが良くなっているのなら大歓迎だ。次は、「ベルーナ上尾文化センター」で売り込みに行くよね。

また外壁を黄色にして、『ドン・キホーテ上尾市役所』なら、立地の良さから年間1000万円は堅いだろう。ハヨ、市長、開拓へ・・・

 

長くなったので、消えた複合施設計画は次記事へ

 

 

2022年3月 3日 (木)

住みたい街ランキングにでた上尾駅(市)

「2022年、住みたい街ランキング首都圏版」

過去記事 東洋経済・上尾市の住みよさランキング731位

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SUUMO(リクルート住まいカンパニー)が発表した駅別のランキング首都圏版に、横浜、吉祥寺に次いで大宮が初の三位、浦和が8位から5位にアップしたという埼玉版ニュースがあった。それを聞いた、さいたま市長が「一つの自治体の複数エリアがトップ5にランクインしたことは大変素晴らしいこと。住みやすい街だと市内外で評価された結果」と言っていた。

 記事で紹介されるのは、上位や前年よりも急上昇になった駅や自治体名だが、ソースを見ると上尾市も名を連ねていた\(^o^)/

 調査は一都三県で、20~49歳に限定しているのは住宅見込客層だからだろう。一万人規模と大きいが、埼玉県民は1800人位である。そして、設問はとてもカルーイ調査だ。住みたい駅」と「住みたい自治体」をプルダウンリストから各3つ選び、1番に3点、2番に2点という配点で合計を求めた順位である。なお、複数路線の乗入駅は合算などしているので上位に来るのは当たり前だ。

埼玉県の駅だと、川越、和光市、川口、武蔵浦和、南浦和、越谷レイクタウン、新越谷に続いて、上尾駅(JR高崎線)は114位で過去最高だった(去年155位)。

 参考 コロナ禍とJR上尾駅、北上尾駅の乗車人数

 大宮と浦和が上位に来たものの、支持したのは埼玉県民が7割超である(自県投票率) 。つまり県民の人気投票みたいなものだ。そして、選んだ理由は不問なのだから、清水市長みたいに勝手な理由を付けて解釈する。

 私的には、上尾は「大さいたま市」の北に付着するコバンザメ市みたいな感じで支持を受けていると思う(上尾駅頭のペディストリアン風景は近隣駅よりはあか抜けていると思うけど・・・)。

今回の特徴は、埼玉県と千葉県への得票シェアが2018年以降で最大になった、東京都民の東京都投票割合が最小になった、得点が大幅に増えた街(駅)が郊外の商業施設駅で増えたことなどだと総括している。

得点ジャンプアップのランキングでは、31位に上尾駅があった。

Suumo

また、都心部の得点シェアが下がり、2021年は10km超圏が伸び、22年は30~50km以内圏のシェアが伸びたとある。これはコロナ禍の影響かも知れない。また都心部のマンション価格高騰もありそうだ。

 なお千葉県では、「母になるなら流山市」の駅が県内三位へ躍進という。

以上は駅の話だが、住みたい自治体では上尾市は93位だった(三年前は83位)。まあ百以内なのだから良い方と思う。最後に、以前、広報広聴課による「ここがイチ押し」という広報あげおで、上尾駅は県内三位という自慢話しがあったが、ソースは馬の骨が書いたコタツ記事だったので、今回の方がマシだろう。

 ↓ 恥ずかしいと思うなら、書き直すことを勧めたい。そして畠山二期のキャッチフレーズは「父になるなら上尾市」

参考 こたつ記事を使う礼賛広報の危うさ

 

2022年3月 1日 (火)

上尾市のコロナ第6波の感染状況

前記事のつづき

健康増進課の怠慢行政 

  年初から2/28までの新規陽性者数の推移である。あくまでも発表日ベースである。例えば3/1には199人もいたが、実際は2/28等に検査判明した人が殆どだろう。現在の7日移動平均は150人前後で推移している。これは去年8月のピーク水準(50人)の3倍の多さである。

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第6波のスタートはほぼ年初からと見て良いだろう。一月が1608人、二月は三千人予想だったが4701人となり、合計は6309人となる。二年前からの累計は9363人なので、二月単月で50%を占めた。もうじき一万人となるが、それは通過点に過ぎない。その場合、23人に一人の感染まで狭まることになる。

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 沖縄県を先行指標的に見ているとオミクロンの感染はなかなか減らない事が分かる。ピーク後の下りが緩やかなので累積の感染者がどんどん増える。

上尾市では一日百人前後で推移すると三月は二千~三千人と見積られそうだ。春休みで学校の集団感染リスクは減るが、人の移動が増えるので綱引き状態になる。

減らない理由は明らかである。ワクチンを忌避している人が多いためだ。市の予約サイトを見ればガラガラ、去年の夏が嘘のようである。また、健康増進課の姿勢にも問題がある。催促広報が必要であるばかりか、ようやく解禁した6カ月ルールに拘らず5.5か月程度に少し早めた接種券発送をすべきだろう(6カ月の境界など曖昧にすればよい)。

ワクチンメーターで三回目の年代別状況を示せないのだから戦況報告にもならない。また、発送日程を健康増進課サイトで見つけるのはムリである。

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海外で減っているのはワクチン接種の多さだけではなく、自然感染者が多いからと言われる。日本も遅ればせながら外国人の入国緩和などオープン化の政策に転じている。

埼玉県の市町村の人口一万人当り感染者数のグラフ

データはNHK首都圏サイトから。1/16日のデータを控えて有ったので2/28累計値との差し引きで求めた。人口はR2年7月の推計人口を使っている。クリック拡大。

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上尾市よりも人口の多い市が右側に幾つかある。
 
みなさん、
 
お大事に。

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