上尾市のコロナ第6波の感染状況
健康増進課の怠慢行政
年初から2/28までの新規陽性者数の推移である。あくまでも発表日ベースである。例えば3/1には199人もいたが、実際は2/28等に検査判明した人が殆どだろう。現在の7日移動平均は150人前後で推移している。これは去年8月のピーク水準(50人)の3倍の多さである。
第6波のスタートはほぼ年初からと見て良いだろう。一月が1608人、二月は三千人予想だったが4701人となり、合計は6309人となる。二年前からの累計は9363人なので、二月単月で50%を占めた。もうじき一万人となるが、それは通過点に過ぎない。その場合、23人に一人の感染まで狭まることになる。
沖縄県を先行指標的に見ているとオミクロンの感染はなかなか減らない事が分かる。ピーク後の下りが緩やかなので累積の感染者がどんどん増える。
上尾市では一日百人前後で推移すると三月は二千~三千人と見積られそうだ。春休みで学校の集団感染リスクは減るが、人の移動が増えるので綱引き状態になる。
減らない理由は明らかである。ワクチンを忌避している人が多いためだ。市の予約サイトを見ればガラガラ、去年の夏が嘘のようである。また、健康増進課の姿勢にも問題がある。催促広報が必要であるばかりか、ようやく解禁した6カ月ルールに拘らず5.5か月程度に少し早めた接種券発送をすべきだろう(6カ月の境界など曖昧にすればよい)。
ワクチンメーターで三回目の年代別状況を示せないのだから戦況報告にもならない。また、発送日程を健康増進課サイトで見つけるのはムリである。
海外で減っているのはワクチン接種の多さだけではなく、自然感染者が多いからと言われる。日本も遅ればせながら外国人の入国緩和などオープン化の政策に転じている。
埼玉県の市町村の人口一万人当り感染者数のグラフ
データはNHK首都圏サイトから。1/16日のデータを控えて有ったので2/28累計値との差し引きで求めた。人口はR2年7月の推計人口を使っている。クリック拡大。
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