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2022年3月 6日 (日)

目玉無くも静かに肥える上尾市予算-3

一カ月前なら考えなかったが、もうコロナどころじゃない。省エネ徹底政策へ!

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どんな予算なのかは「予算のポイント」という文書で分かる。初回記事を書くときに見た感想は、目玉が無いないなーと言うものだった。あっても衆寓的な事業だったりするので、無い方が良いかなとさえ思った。

たぶん、畠山氏の選挙公約が控えめだったためかもしれない。上平の複合施設計画が無かったことも気づいたが、「無いこと」が目玉と言うのもヘンな話だ。だから、金額で目についたのは、(災害が少ないと自覚しながら)不要不急な体育館エアコン導入費6.5億円子ども子育て支援複合施設の19億円などだ。それらは前からの継続事業である。

他に、民間保育園整備(6.4億円・定員70×2)で二つ作るらしいが、人気の流山市みたいな駅前保育という構想はない。

なおワクチン事業10.5億円は三回目用と小児用である。6波の統計に書いたように三回目の接種ペースが遅いのは、日本にはモデルナ嫌いという贅沢病があるためだ。上尾市は黙っているが、予約率は千葉市でファイザー90%、モデルナ20%だ。さいたま市の3月は、ファイザー88%、モデルナ17%である。

マスコミは二つのワクチンの発熱、痛みなどの副反応比較をしているが、肝心の三つ目が抜けている。それは、感染した時の症状だ。つまり、抗体を得る方法は、FとMそして自然感染の三つから選べるのだ。NHKより

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感染しても医療費タダで救われるのに、第6波では社会的な感染防止よりも個人のワクチン不安が優先され始めた。それは、感染指定の格下げをしてインフル並(医療費が自己負担)にしても良いという覚悟なのではないだろうか。そうすべきである。 

日本が世界的にダメだったIT予算で思うこと…

IT活用では小さい予算がちょこちょこついている。まずWi-Fi導入1290万円がある。前に反対した図書館への導入ではなく市庁舎への導入なので、市民サービスなのだろうか? 実際、あの本庁内では電波が入りにくいからMVNO系スマホにはありがたい。

しかし、現実は何かのシステムを導入したからと言って業務やサービスがレベルアップされるわけでは無い。例えば、学校に大量のタブレットを配賦して休校時には役立ったが、集合の授業ではあまり使わない方が良いという現場の声が出ているらしい。私的には全く同意であり、本と紙と鉛筆が一番役立ち、ICTは年齢や理解度に応じたサブ教材化が良い。

また、市議会ではコロナ交付金で iPadを50台ほど導入しているが、政策の質が高まるわけでは無いことは明らかだ。見かけのペーパーレスよりも議員レスの方が効果があるだろう。また、デジタルサイネージと洒落た言い方をしても、「うつむく市民」に素通りされる看板となって、「やってます感」のために使いこなせないモノを買っている。

ここに来る人なら、最近、市役所HPのトップ画面が小幅リニューアルされたことを知っているだろう。

今どき、PCから訪れる人は高齢者位で、多くはスマホである。今回の変更がなんのためなのか新旧比較で見てみよう

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前よりもバナー面積が減り、2行くらい情報面が増えたのは良いが、違和感アル・アル!

アッピーが5つもあるのは市民が幼稚に思われているらしいが、肝心のテキストは小さく、デザイン性も不統一な書体である。だから、アクセシビリティ向上で変更したのではなく畠山二期目のブチ整形とみた。職員がちょこっと直しただけだろう。もしカネ払っていたらバカだと思う。

上尾市サイトの最大の欠点は、階層が深すぎることにつきる(他にも一杯あるが)。そこを直すことが先決なのに、市民にムダなクリックをさせても何とも思わないのだから救いようがない。

こんな例もある。公開される公文書において、市の委託仕事でもしていない限りは市民の名前や住所は黒塗りになる。しかしムチな職員がやると、見た目は黒塗りでもデジタル世界ではGoogleに丸見えとなる。出した方も出された方もIT音痴なら知らぬが仏で済むものの、23万人の市役所にしてはお粗末だ。

さて、突然のプーチン戦争により世界は大混乱し、パンデミックの次はエネルギー危機やコンピュータウィルスのに備えなければならない。最恐コンピューターウイルスEmotet が再び で報じるように、脇の甘い市からのメールには要注意である。

埼玉・富士見の2学校 ウイルスはエモテット

他に、こども医療費助成制度・7億万円があり、そこには18歳までの入院医療費等が含まれるらしい。最近、18歳までの医療費タダを成果自慢にする議員や自治体がいるが、タダはモラルハザードを産むから問題だ。

既に、義務教育でもないし、学力にも関係なく、高校授業料は実質無償化で家計負担が軽くなっている。公立12万円、私立は年収590万円世帯で40万円も浮くらしい。もはや進学しない子の理由は「貧しいから」では無いだろう。だから、公的サービスとは他者だけではなく自分の負担の上に成り立つということを、高校生から体感させることは意味がある(同じ文脈で、去年、高齢者の1割負担の人が、夫婦二人で年収320万円以上なら二割負担になったことには賛成だ)。

払える人が払うという原則は社会保障の持続性として当たり前だ。ちなみに、上尾市の一般会計からは毎年6~10億円が法定外繰入金として独立であるべき国保会計を補てんしている。これはサラリーマンからの市税の一部が国保に使われているということだ。

UDトラックス上尾スタジアム

ネーミングライツ でカッコイイ名前になった。予算には野球場と上平公園テニスコートの照明LED化2億6千万円とあるが、これに合わせたのかは分からない。電球交換でも随分カネがかかるなと思うが、電気代の節約額で割ると何年で回収できるのか知りたいものだ。そして電力料金値上げになればグッドタイミングかも。

「いすゞ」の名が入らないのが不思議だが、年間300万円で三年契約だから900万円となる。低迷続きのUDトラックスが良くなっているのなら大歓迎だ。次は、「ベルーナ上尾文化センター」で売り込みに行くよね。

また外壁を黄色にして、『ドン・キホーテ上尾市役所』なら、立地の良さから年間1000万円は堅いだろう。ハヨ、市長、開拓へ・・・

 

長くなったので、消えた複合施設計画は次記事へ

 

 

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コメント

省エネで課長席近くのLEDが間引かれたが、そんな電気代より小田川部長の私物れいぞうこの電気代の方が電気代がかかる。

新人事が近いですが、この方はまだ部長ですか?
上尾市役所には、「只の部長」とその上に「冷蔵庫付き部長」があるのですね。

本館の北上尾papa移転偽装計画や上平新複合施設計画が挫折。これだけでも、たぶん数百万円の直接費や職員工数を浪費と思うのに 冷蔵庫付き待遇になる人事評価って何なんでしょうか?
回りの人材がもっと低いからですか?
おせーて下さい。

部長が退庁したら、中のデザートみんなで食べちゃえば。
そのうち、名前を書いたりして。
そうすれば、公共の場ということがわかるのでは。
まさか「俺の冷蔵庫のモノ食べたの誰だ!」なんて言わないでしょ。
そしたら録音の準備しして通報だ。

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