平方の荒川土手の基礎地盤崩落と疑問点
雨季に間に合うかな土手の修復とその先にある無堤防区間
追記 6/26 崩落分は取り除かれたと地域の人から連絡。
21.9/21・17時頃、上尾市平方にある荒川沿いゴルフクラブ前で基礎地盤の崩落が起きた。
写真はメル友から寄せられたもので、今の復旧工事中のもの。
実は、写真をもらうまで知らなかった。人的被害が無かったので報道は小さかったかもしれないが、上尾市サイトを探してもこれしかない。現場写真よりも市長の姿を優先するのは、市道じゃないから、やる気崩落だよね( ゚Д゚)。
さて、前記事の上尾道路の航空写真みたいにGoogleマップは頻繁に更新される例もあるので、ひょっとしてと見に行ったら見事な衛星写真(下図)があった。直後でブルーシートのままだ。
担当の国交省・関東地方整備局の荒川上流河川事務所のサイトには地元説明会や詳しい配布資料が公開されているが、分かりやすいのは2/9の復旧状況(4)の文書だ。施工長は160mとある。
腑に落ちない原因説明
本件資料がたくさん有るが、原因について気になる点があった。第一報には、「・・・において、基礎地盤崩落が発生しました。それに伴い施工中の小堤の土砂が崩落し作業に使用した無人の重機が河川内へ転落しました。・・・人身事故はありません。後日原因究明を」とある。
その後の地元説明会の文書では、原因として『①追加地質調査の結果、崩落した箇所では、基礎地盤の氾濫平野(堆積土)が洪積層の斜面に形成されていることが確認されたため、鋼矢板等を用いた低水護岸を整備します』とある。
地盤のもろさなのは分かるが、なぜ重機がそこに置いてあったのか。
さも自然崩落と言いたいのだろうが、文章が論理的ではない感じがするわけ。何かの工事をしていたのは明らかだから、人的被害が無いと曖昧みたいね。つまり事前予知できたか否かだ・・・
はよ、雨季までに完成してね。
それと無堤防区間はまだ先になりそうだし、下の記事にも書いたけど、近辺の市街化区域を見直すべきでは(反対多数だろうけど)。
荒川氾濫を伝える一枚の写真_上尾市台風19号
« ランドポート上尾I・II、上尾道路に集まる物流倉庫 | トップページ | 上尾市の標高図-地形分類で選ぼう住宅立地 »
「上尾市」カテゴリの記事
- 最後に大根二本で捕まった女性警官はホッとした?(2023.12.12)
- ブランド化が定着した上尾ハーフマラソン(2023.11.21)
- 4 佐藤えりい議員が下着姿で問う民度(2023.11.07)
- 3上尾 維新の津田ひとみ候補とは(2023.10.27)
- 寄稿 荒川の護岸工事完了と使い道はアレ(2023.10.24)
コメント
« ランドポート上尾I・II、上尾道路に集まる物流倉庫 | トップページ | 上尾市の標高図-地形分類で選ぼう住宅立地 »
前回、大雨で特養から入居者救出の報道の時で、平方近隣に取引先のわざび加工品会社の
工場も浸水、しばらく稼働できなかったようです。
市はもより税金を納める会社に何か対応をしたのでしょうか。しろ。広報あげおに書けとまではいいませんが。
担当者はハタ坊の表敬訪問や挨拶回りの挨拶の写真撮り命だろうから。これから忙しくなるね(笑)
職員諸君、仕事でぶーたれないように。市民税も給料の原資という事を忘れないように。
ちなみにこのわさび会社の代表は長野出身です。
投稿: 本好き | 2022年5月27日 (金) 07時12分