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2022年11月11日 (金)

アメリカの中間選挙の議席の読み筋

追記

11/30    ワシントンポスト 220-213、 ABCニュース 222-213

11/13 ワシントンポストよりネバダ州の上院選挙(票数100万、開票率95%で862票差)、「私たちのモデルによると、マスト(民主)は投票数で遅れていますが、すべての投票が集計された後、勝つためにわずかに有利です。ラクサルト(共和)にはまだチャンスがある」
またABCニュースは下院を共和219・民主216と予想する。

11/12 WSJによると、大統領の党が伝統的な大敗を回避できた要因を、民主党支持者が異例の熱意だったこと、無党派層も民主党に向かったこと と書く。


QuoraRem Ogaki(民主党員)書いており、テレビや新聞よりも役立つ解説だった。

日本時間で昨日02時頃の原稿だが、彼によると・・・

  • 下院

当確が未定の選挙区で、リードしている候補の方が全員当選したと仮定すると

共和党223・民主党212 になるという。

通常、中間選挙では大統領の党「26席」を失う覚悟をするべきなので、民主党は220から失うのは8席前後となる。負け方がまずまずの結果と言う解釈になる。

大統領の党が負ける理由は、二年前に大統領に期待して投票したけど、中間選挙になるとその熱が冷めてがっかりする人が一定数必ずいるという説。中間選挙では「投票率」が大統領選挙よりかなり落ちるため、大統領選挙で勝つ人物は「あまり政治意識の高く無い中道投票者」の支持を得る事が重要な為、逆に中間選挙だとそれらの人物が投票に行かないので、大統領選で勝った党に逆風となる説。

  • 上院

今の所、民主党49席 共和党49席 あと一つとれば民主党の勝利。

アリゾナ州は民主党候補有利とされ、高確率で民主党が取ると考えられる。

現在の不確定席は、ジョージア州とネバダ州。

ジョージア州では特別ルールにより上位2候補がもう一回選挙をやる。第3党(Liberatrian党)候補が2%を得ている。右寄りの第3党なので、2%は共和党有利と思われているが、再選挙は投票率が落ちるため、どの程度支持者を動員させられるかにかかるが、やや共和党有利らしい。

ネバダ州は、現開票では共和党リードだが、未開票の大半が「ラスベガス市」の票であり、大幅に民主党寄りである事は確実。さらに郵便票で数えられていない物もまだあり、それも民主党寄りの票と考えられているので、NYTでは「55%の確立で民主党候補勝利」を予測していて、0.4%差で勝つ事を中央値としている。

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朝からテレビで解説する日本人記者とか大学教授がいたが、靴の上から足を掻くような解説だった。

 

参考 New Yorkタイムス

 

 

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