埼玉県インフルエンザの流行入り&コロナの年代別死亡率
感染グラフの奇異とコロナ死亡率 & Xi変異型
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追記 3/26 7.86 へ連続低下で山を超したかも。埼玉県流行状況より。コロナ前の流行季は1カ月間で0~40へ急騰する例が多いが、今年は期間が長く高さが低いという緩やかな増加です。東京都は10.0(2/19)
先週、東京都はインフルエンザの流行入りを宣言した。流行開始の目安の観測定点当り1.0人を超えて1.12人だった(第50週の12~18日)。3年ぶりの流行なのでワクチン接種を呼び掛けていた。※1
グラフを見ると、前回2019年(緑線)より1週間遅く、19年の値は大したことないが、1月から3月(60人)へ猛烈に増えている。
埼玉県は本日に流行入りを宣言した。先週、1.23人となったためだ。下の県グラフ(緑)を見ると、19年の今ごろは30人もいたが、そこがシーズンのビークなのだ。(県が拡大鏡を使った理由は前記事へ)
●隣同士なのにヒトヒト感染の二つの違い何なんだ!
コロナの感染数グラフは規模こそ違えど姿は似るのに、インフルエンザは似ても似つかない。素人目だが、コロナは飛沫より細かいために感染がしやすく(空気感染)、インフルエンザは飛沫の飛ぶ範囲の狭さのためでは無いか?
とすると、改めてコロナは換気がキモだ(寒いけど。奴はマスクのすき間から侵入する)。
秋から、日本は行動制限のない社会生活を選んだが、委縮する人も増えてきた。なので、副次効果でインフルエンザが19年を上回ることは無いと予想する。もし増えたら、免疫失効なのかと思う。ただし、受験生の家庭は要注意だ。
追記 トリに生まれなくてよかった・・・。
●埼玉県・衛生研究所が、年齢別のコロナ死亡率を公開中
一日の死亡者数が過去最高415人となった中で、行動制限のない年末年始を迎える。これって、もはや社会実験と言うよりも人体実験に近いかもしれない。所で、埼玉県がメリハリのある分析をしていた。あまり目立たないのでPRが残念な気がした。
致死率0.1%とは陽性者千人に一人である。年代別は男性。女性は男より低いので略した。
埼玉県の致死率 | 8波 | 7波 | 6波 |
22/10/8~12/17 | 22/6~10月 | 21/12~22/6月 | |
陽性者全体 | 0.10% | 0.13% | 0.14%( |
男 90歳以上 | 2.70% | 5.50% | 6.30% |
男 80歳代 | 1.40% | 3.00% | 4.40% |
男 70歳未満 | 0.1%未満 | 0.1%未満 | 0.1%未満 |
追記 全国で死者が多いのは、過去の波と比べて、高齢化が進む地方圏で感染が増えているためでは無いか。
●気になる中国のこと
激しいロックダウンによるゼロコロナ政策への不満を解消するため、手のひら返しでウィズコロナをしたら感染爆発してしまった。科学よりも統治を優先する専制主義と言えばそれまでだが、身近な所で影響を感じた。というのは、先日、スギ薬局で「お一人二点まで」と書いてあった。解熱、喉、総合感冒薬等は常備しないとマズイよね。
でも、この程度はマシな心配だ。
人口が10億超だから、感染増加によるウィルスのコピー数は無量大数どころではなく、コピーエラーで起きる新たな変異株が生まれる確率がメチャ高い。もし厄介な型が生まれたら、チャイナウィルスどころではなくXi型と呼ばれるはずだ。
一方、二年間ゼロに抑えてきたが、今から他国が体験してきたパンデミックになるということは、先例のある道を歩むだけなので不確実性ではない とエコノミストが言っていた。その発想には驚いたが、そんなこと言っても、世界の工場がまた休業騒ぎになると日本への影響は大きい。いよいよ世界一の感染者数になるかもしれないし、中国からの入国制限でインバウンドはお預けだ。
来年は、インフレ下の不景気が心配・・・。
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