ソフトで選ぶPixel 6aは翻訳こんにゃくなのか
Googleの優れたソフト。消しゴム・文字起こし・翻訳etc.
Pixel 6aは背面がガラスのために落としやすい。ケースが届いたので漸く使い始めた。
- 選んだ理由
画面が6インチ以上とか高性能で低価格というだけなら他機種もあったが、拘ったのはソフトウェアの魅力にある。AIを使った写真の消ゴム機能、夜景撮影、自動文字起こし、自動翻訳などのクォリティの高さのネット記事を読んでいた。Googleはandroidのプラットフォームを提供する企業だが、それらはPixel のみで利用できるサービスらしい。
特に、TOEIC955点の人が会話モードで試し、通訳不要になるとショックを受けた、は印象的だった。もはや、そういう時代になったのだ。
結局、機種選定はハードよりもAIも含めたソフトウェアの優劣にあるのだが、先ずは買い替え動機の元となったハード面から書く。
- 処理スピードはサクサク
Antutu値は65万点と高い。購入直後は初期状態なので特に早く感じやすいが、それでもGmailアプリで十年前のメールまで高速スクロールでたどり着いたのは感激だ。
- 画面は6.1インチと普通、有機ELは奇麗
サイズ的にはiPhone14と似ており、縦が5mm短い。画面サイズのインチ数は対角線の長さなので要注意である。というのは、近年はスマホが縦長化しており、片手持ち前提の機種では横幅に限りがある(両手持ちのハイエンド機は80mm近くになる)。つまり、縦長化したスマホはインチ数が大きくても、横幅の増加は少なく一行の文字数はあまり変わらない。
Excelをビューワー的に利用するので表示面積に拘りがあった。前機sence3から横幅は1.5mmしか増えていないため列数の効果は小さいが、ホームボタン廃止と相まって、縦に10行ほど増えておりExcelの実用性は高まった。
- 意外と使えるマジック消しゴム機能
先日の高尾山の紅葉風景。前機の写真を本機に取り込んだ。
4人と支柱線が邪魔ですね。
「消したいところ」を指で囲むと消せる。人物はAIが判断するので何もしなかった。ワイヤー線の指定は面倒だったが、10秒もかからない。上は背景が繊細なので拡大すると粗が分かるが、青空に電線のような単純な例は見事なものだ。
微細に消去指定を繰り返せばもっと完成度は増すだろう。余計な人が写り込んだ時など、実用性は高い。人を消したのに、人影が残っている写真がネットに増えそうだ。
- 夜間撮影モードはグッド
レストランmomotaroのネオンサインが前機カメラではお粗末なくらい潰れたが、Pixel 6aの夜間撮影では明瞭に描写する。質感が良く出ていることはサムネイルレベルでも分かるが、ここはクリック拡大を。
こうなるとPixel 6aの撮影が楽しくなる。
- 音声文字起こし機能、筆記者も失業?!
これ、100%正解なのだ。オフラインでも可という。
前から指摘しているが、市議会の議事録作成に毎年、長時間と高コストを費やしている。初校までならGoogle使えば在宅パートでできる。たぶん外注業者はIT利用をしているはずで、その低コスト化を入札に反映させるのが民業の感覚なのだが・・・。 ちなみに2015年が463万円、16年が586万円、17年度予算で628万円である(ソース)。22年予算は799万円だったが、そっちの話題はこの位にしないと、興ざめするのでやめる。
●丸山公園の紅葉
何も調整せずにそのまま撮ったが、サイズは下をカットしてワイド感を出した。クリック拡大
実際はこんなにきれいでは無い・・・。先の夜景と並び、コントラストも含めて画質の作りが少し強すぎると感じた。ホームページに載せるなどの商用利用なら良いかもしれない。
●ドラえもんの翻訳こんにゃく
これが一番画期的な新機能だ。海外サイトやネトフリの英語番組をPixel 6aに聞かせて試してみよう。
またの機会に・・・
タイトル詐欺になったかも。
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