上尾モンシェリーに映えるスキマ富士
上尾市の富士山_上尾駅西口と上尾陸橋
12月の夕方に上尾駅西口ビルの谷間に見える富士山は、帰宅を急ぐ人々の目を癒し、立ち止まるペディストリアンの一角は格好の撮影スポットになる。だから、この方角に高い建物が申請されたら、行政は難癖付けて不許可にして欲しい・・・。
気温34度と言ったら、前は真夏の最高気温なのにまだ続いている。実はあの8月に富士山がよく見えた日があった。風が強かった日だ。
- 晩夏の富士山 8/24 17:47
わぁーキレイ !!!!!!
(スマホだと暗い写真かも)
け
ど
ちょっと、へん・・・( ゚Д゚)
こうした絵画みたいな写真はネットに氾濫しているが、四年も前から専門家は警告している。写真コンテストにインスタ映えネライの作品応募が増えていると嘆くのだ。
風景写真が危ない、レタッチしすぎの罠 (アサヒカメラ、写真家・米 美知子 2019/9号)
レタッチとは加筆と言う意味だが、デジタル写真になったからと言うよりも、「インスタ映え」という価値観が支配的になってから増えたらしい。明らかに不自然なものは「レタッチしすぎ」である。自然界ではそんな色が出ないのに、加工ソフトで手を加え、もはや風景写真ではなく「イメージ写真」だと指摘する。
特徴的なのは、彩度とコントラストを強調する例らしい。それも、調整つまみ(スライドバー)を右端100%までもっていくような極端さだという。ドラマチックな方が受けると言う判断だが、厚化粧を通り越した粉飾である。
自分は、PC上ではGoogle「フォト」でクラウド上の写真を管理しており、当然Pixel 6aとの相性は良い。そのフォトの無料編集機能には幾つかの項目があるが、上の写真は何をどう直したかはメモしてないから分からないが、敢えて濃くした。
元の写真は下。なお上は正方形にトリミング(構図の切り抜き)をしてあるがそれは問題ない。
以下は22年12月の写真。
- モンシェリー通りのイルミネーションと富士山 レタッチ無し
- 月と富士山と上尾駅西口
「エンハンスト(強調)」を適用したが、さほど不自然さはない。エイブルの緑がキレイだ(^-^?)
- あゆみと富士山 エンハンスト適応でメリハリ付けた
- 上尾陸橋からの富士山 元のまま
真正面にこんな景色が見えると、運転も楽しくなりそう・・・
ところで、上尾市で富士山がよく見える所はどこだろうか?
西口のライオンズタワー、UDトラック本社、上尾中央総合病院の最上階、平方の土手辺りが思いつく。前の二つは不法侵入になるが、三番目は骨折すれば行けそう、それが嫌だと平方かな。
最後に選挙も近いが、とりわけ女性候補のレタッチしすぎに要注意である。
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