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2023年10月 2日 (月)

8 お母さんがねたので死にます。の真相

関連 1 ~ 7でっちあげ の続き

モンスターマザー丸子実業高校生 いじめ自殺事件の真相

本稿は長いため、大切な事を先頭に書いた。

学校内の人間関係がときに陰湿で過酷であるのと同様に、家庭内の状況もまた不可視的で残酷である。私たち第三者はまずもって、中高生の自殺をめぐっては、学校も家庭も同列に扱わなければならない。 書評 内田 良より引用
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読者に、福田ますみ氏の本書と「でっちあげ」を史上最悪の読後感と言わしめるのは、「事実は小説よりも奇なり」の典型なのだろう。
Amazonはこちら新潮社サイトは試し読みや対談もある。事件についてはネットに多くあるが、簡単にイントロを書く・・・

 シングルマザー・高山さおり(仮称)をSと略す。自殺したのは高2の長男・裕太君である。彼はバレーボール部に入るために丸子実業に入学した。毎朝、自分で弁当をつくり、片道90分を通う高校生だった。
 二年次に家出をした。バレー部のいじめや担任の言動が原因だとSは激怒し、学校に捜索活動や謝罪を迫る。
大事に至らず彼は帰宅したが、学校との対面は叶わず不登校となる。対立は激化し、Sは県知事などにメールする。県教育委員会には「丸子実業高校の教師はは人殺しをするのですか」と(原文ママ)。
 何とか12/3夕にS宅で話合いの場に至った。彼は元気に「5日から登校します」と答え、二か月ぶりの復学で事態は好転するかと思われた。しかし5日には来なかった。電話では「心の準備ができていない。明日は行きます」と本人が語った。6日早朝に自殺が発見された。その日にSはマスコミを招いて学校批判を展開し、学校やバレー部や地域が大混乱に巻き込まれた。そして壮絶な訴訟合戦へと突入した。
  • 引き返せない人達

Sには人権派と呼ばれる弁護士がつく。多くのマスコミは慎重な報道をしたが、それでも学校やバレー部は世間から叩かれた。後に、鎌田慧というジャーナリストがSの主張を週刊金曜日に垂れ流した(左派系雑誌)。
世の中には、「権力=悪」という単純な図式に染まる人々がいる。被害者や弱者を守るという「正義感」に囚われやすく、周囲に囃し立てる観衆(ネット)が現れると高揚感に包まれる。

彼らは、間違いを認めるとブライドや評価が落ちるため後に引けなくなる。検察は起訴してしまうと後に引けなくなると言われるように、冤罪は「どちらの側」からも起きうるのだ。

人権派という弁護士は校長を殺人罪で告訴した。過去に不正を暴いた成功体験に囚われた、との見方があるが、Sに接すればヤバさに気付くはず。結局はビジネスだと思う。控訴できずに判決は確定した。最後は、逆に名誉棄損で訴えられ、東京弁護士会の戒告処分を受けてキャリアに汚点を残す。現在その事務所は親族らしき弁護士名だが、その人も近年、懲戒処分を食らっていた。

 話は飛ぶが、ウロ戦争でも、鈴木宗男議員や鳩山元首相らが現実を直視できずにロシア批判ができないのは、長年のアイデンティティが崩れ、人脈(仕事)の窓口を失うからだと思う。

  • うつの診断書は簡単にゲット?

我が子を受診させ、初診40分のみで確定診断を得ている。クリニックに3回来るたびに診断書が出ており、診断書を得るために来たと見られる。そもそも投薬治療もない。

他の精神科医からも批判がでた。思春期の彼には、母親から離れる不安と自立して学校やバレー部へ行く期待という葛藤の中にあり、母子分離の選択肢はありうる・・・等の意見が出ている。母親に迫られた診断書だとすると、でっち上げとそっくりだ。

  • 人はなぜ嘘をつくのか

 脳科学者・中野信子氏との対談記事から引用 

中野 精神医学では「反社会性人格障害」と称するが、サイコパス=犯罪者ではない。弁護士とか医師は「人を助けたい」というモチベーションを持つために「頼ってくる人に弱い」という性質を、人よりはちょっと多めに持っている。
 心理学や精神医学に携わる人は教科書の最初に「患者さんと共依存にならないよう注意せよ」と戒めとして書いてある。教科書に書いてあるということは、書かないとそういうことになってしまうということです。
 自分が患者を助けていることに依存するんですね。快感を感じてしまう。自分が役に立っているという状態に興奮する。弁護士がそういう戒めを持っているかどうかは知りませんが、危ない部分を抱えていると思います。
  • 女性のDV

女性によるDVは少ない。夫側があまり告発しないためらしい。外聞を気にするのだろうか。本件も、二番目・三番目の夫はSの被害者だ。Sが暴力をふるっているのに、ナントSが警察に電話するのだ。訪れた警官に自分は被害者、正当防衛だと主張するが、何度もなので警官は夫に同情する。二番目の夫は新婚旅行の海外で留置場に入れられたことも。

中野 自分が弱者だという自認がそうさせるんでしょうね。女性を攻撃してはいけないという社会通念をうまく利用できる人がいるのはたしかです。また、攻撃されるかもしれないから先手を打つというパターンが多いようです。・・・潜在的には女性の方に多いかも・・・

 この性差で想うのはジャニー喜多川の件だ。彼が少女を犯したのならもっと早期に事件化したはずが、男から男への性行為だから軽く扱われ、羞恥で告発も少なかった。性犯罪での性別は無関係(?)と思うが、日本社会がまだそういう目で見ていなかった。

  • お母さんがねたので死にます

遺書は、伝えたいことを書くものだがこの文にはメッセージ性が無い。自殺発見の早朝にSは救急車を呼ぶが、その13分前に7カ所に長文メールを送っていた。その内容は際どいものだ。昼には遺体が戻り、マスコミを家に入れて教員らを罵倒した。悲しみに暮れる母親の姿など無いのだ。

最後のメモを、関係者は「やだので」と読めると証言した。佐久地方では「やだから」という言い方があり、日記にもその表現が多くある。著者は筆跡の怪しさも指摘したが、コピーしかないのだ。Sは原本を当日のマスコミ会見時に紛失したというのだ。なお、生前に裕太君から相談を受けた関係者も、「お母さんがやだので死にます、と普通に読める」と断言した。

実は彼が14歳の時に「要保護児童通告」が出ている。誰が、何を案じて求めたものかを巡って裁判で記録文書の開示を迫ったがSが拒否した。真相解明の材料を遺族が拒んだのだ。我が子を精神的に追い詰めていた過去がバレるからだろう。

なぜ、母親から逃げないのかという思いもあるが、そこは前作の冤罪教師にも通ずる。
この子は逃れるために死を選んだのだ。 

  • 2番目の夫の証言

包丁を持ち出す、首を吊る、灯油を飲む、高速走行中の車やホテルの窓から飛び降りる、は全て真似であり、した試しは無い。Sの兄も狂乱ぶりを知っており、「いっそ死んでくれた方が周りは助かる」とさえ言う。

自宅では、夫を殴る蹴る噛みつく唾を吐くなどを繰り返す。暴言は録音され、夫との裁判で公開されており、ヤクザに豹変していた。なのに、「父親が暴力振るっていた」という子供の署名入り文書まで出させるが、筆跡が疑われた。

夫が勝訴したがSは一文も払わない。本性を見抜けなかったと悔やむが、付き合っていた時は気立ての良い女性だった。結婚したとたん、給料を自分に振り込ませるなど激変し、ことあるごとに書面に書けと迫る。

なんと、敗訴した3月末には出会い系サイトを通じて三番目の夫と結婚したのだ。生活費のためだろうが、夫は二週間で実家へ逃げかえった。その際の罵倒が全てを語る。

「だれが、おまえのような金も地位もないオヤジのいう事に耳を貸す? 世間はみな、いじめ自殺で息子を亡くした気の毒な社会的弱者の女の味方だ!」

「死んでやる」が口癖なのは、実父も含め親族4人も自殺者がいたせいもあるが、関係者は「自分の意見が通らない時の反応」と語る。二番目の夫が精神科に連れて行き措置入院を相談した時、「人格障害の疑い」となるが確定診断ではない。ママさんバレーに居た頃、仲間の一人に「家に火をつけてやる」と暴言を吐く過去もある。地元での評判は悪い。

  • ネットの自作自演 

事件後、ネットにはSを応援するブログができ賛同者を集めた。生身の本人を知らない人が文字だけ読んで同情を寄せるが、後に、Sが開設した自作自演と判明する。それは下記と思うが、おどろおどろしい内容だ。当然、コメントにも自作自演が混じるはず。ブログは2009/6月までだが閉鎖はされていない。単純に信じた人は離れただろう。

 丸子実業高校生 いじめ 自殺事件

当時はブログが流行った時、Sはメールも多用したりミクシィも使っており普通の人よりはネットを使う。その頃、Sを殺人罪で告訴すればハードディスクの中身から真実に迫れそうだが、そういう裁判では無かった。

いじめたのは母親なのだが・・・

そこが最悪の読後感となるのだ。

何食わぬ顔で暮らしているのは、でっちあげ夫婦と同じ。

つづく

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