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2023年10月27日 (金)

3上尾 維新の津田ひとみ候補とは

1うさん臭い  2 女性4候補 4 文春佐藤  5 れいわ未 6歳と共産
N国議員の次は妻という上尾維新のあんちょこ 

更新 青島健太氏を文末へ、維新県議が最高裁へを3に 当選予想を2へ 

1 日本維新の会の中身
津田まさのり議員が昨年末、任期途中で放り出し、春に川口市から県議選に出ました。南13区(上尾)では勝ち目無いから、都市型エリアを狙ったと思います。当選さえすれば、「野心とか無責任」という批判は消せると踏んだのでしょう。善悪ではなく、勝てば官軍という世界観です。※4

風で当選と思いました。都内からの転入が増える県議選(南2区/川口)は、直近の参院比例は公明と同じ3万票もあります。でも津田氏は12,222票。投票率を調整しても56%止まり。敗因は知りません

そんな姿に、(上尾に)『二度と来るな!』との怒りの声もでましたが、三文芝居は続きます。後任は、NHKから国民を守る党を辞めた佐藤えりい議員、N国党からは裏切り者扱いです。

N国党とは、政見放送を「醜悪の場」にし、NHK日曜討論では大声で歌い、困り果てた司会者や他党幹部を見て、支持者がイイネを送るような党ですが、成れの果てはガーシー議員逮捕。ぶっ壊す、と叫んで自ら壊れます。なおこの党は、NHKをダシにした選挙ビジネスみたいなもの。票数を集めて交付金を増やし、一部を候補者へバックと言われます(よう知らんけど)。

さて、彼女を選んだ公式見解があったとしても、ホンネは語らないはず。二人はよそからの落下傘という共通点を除いても、似た者同士。無会派の同室で、共に去りたい事情を秘めていました。
上をめざす野心家には議席消滅は大失点です。落ち目の党を離れて再選危うい人には維新看板は福音です。政策も何もあったものではなく、二人の生活勘定です。Win-Winではありません

2 他人に透明性を求め、自分は不透明
転籍したのも束の間、佐藤さんは市議選の公認を失います。世間は下着姿写真の手売商売を上げますが、それは本質を外れます。根本的に維新不適格である事実を後記事で扱います。

かくして、スキャンダルな人ではムリとみて、急に出した正式候補が津田ひとみさん。しかし、プロフィールには途中で職場放棄した議員の妻という重要事実を隠します。負い目に感じているのか? さすがに、これは引けます。

ツイッターも始めたばかりで空疎です。あきらかに未経験の妻を前にした二人羽織で議席継承を狙います。これも勝てば官軍なのでしょう。党資料から経歴は元ネイリスト/元介護員(ヘルパー)/ゴルフ場キャディ。

連想したのは、現職が急逝し、後援会が慌てて親族を担ぎだす選挙のこと。でもそいう方は、何期も務めあげた地方の実力者というのが相場。だから、日の浅い政党、土着性もなく、風で当選、自己都合で辞めたのに家業にするのか、という市民の怒りも、そりゃあ出ますよ。上尾維新ではなく津田維新になってます。

以上の経緯から、市政に透明性を求める公約は空々しいです。

更に、維新支持者の価値観と照らしても矛盾があります。

既得権益への反感(ずるいぞという怒り)、フリーライダーを嫌う(タダ乗りするな、汗をかいて稼げ)、社会における競争の重要性(切磋琢磨の能力本位が既得権益を崩す)等があるでしょう。泥臭く言えば、自分達の稼ぎが、「老人に取られる」、「少数者に盗まれる」という不安を抱える人もいるでしょう。

そして、痛税感を持つ人が多いと思いますから、安易な人事で議員特権や四年間・約3000万円の税金のコスパは如何なものかとなります。

予想  尾花・鈴木氏という三千票とれる実力者不在、秋山氏も失速により維新看板だけでトップ当選も。地盤の無い維新の選挙は駅頭で徹底的に頑張っている感を熱演する。直近の22/7月 参院選、維新の比例票を投票率35%換算すると8050票。もちろん市議選35%の中身はかなり偏り、実際の歩留まりは桶川市議選を例に前値の45%推定で3600票。
 ここまではフワッとした維新人気と不祥事報道の綱引きだが、津田維新にはオリジナルな失点が多い。職場放棄、N国採用、露出議員、妻代用、当選無効県議などが減票効果となる。それは3600票との差だが、あくまでも市民に関心がある場合に限る。なお、四年後に川口再挑戦し当選すると上尾はまた交代か? 家庭に選挙を持ち込むと世間も迷惑する


3 新人候補の「花」にはルックスも?
党規模からしても問題議員が多いことは有名。その手のニュースで女性議員の例を見た時、他党よりもルックス重視が強い人選をする印象でした(主観ですが)。つまり、前記事ではプロが「花=経歴」と語りましたが、容姿も入ります。

最近では、初の維新県議と誉めそやされた中村美香氏は可愛い地域タレントさん。でも、居住ルール違反で当選無効、今は訴訟で延命中です。記事1で、Sクレイジー君の当選無効を書きましたが、彼女の証言録からも社会人経験の幼さが伝わります。「県内に住民登録があればいい」と思ってたんです。※3

追記 この公正な選挙をバカにした件、元アイドルを党公認・指導の責任は津田幹事長である。高裁判決がでてからXで私的に謝ったが(※31)、選管から指摘された春に謝ったわけでも無く、今回は支持者向けであり県民への謝罪でもない。当然、訴訟や選管業務にムダな支出もあった。※2 
 なお長野県では当選無効の新人が議員報酬を町に返納する例がある。※6
11/23 「一票を下さった方々に誠意を示したい」と維新は最高裁へ上告した。※7 その記事に光るコメントある。『あなたに一票を入れた方々も、あなたが不正をして立候補をしてたと知っていたら、票なんか入れてなかったと思う』。
 そもそも裁判で争わねばならないほどの曖昧な「住んでましたよ」感が不誠実なのだ。自ら評判を落とすことに気づけない維新。この人はボーナス受け取るだろうから、今後、当選無効になったら報酬返納という条令を作るべき。

参考: ヒラ県議の推定年収: 月92+政務活動費も月50+賞与約400≒2100万円。

4 維新に問題の多い人が集まる理由
当方がそう感じたのはかなり昔。橋本さんが大阪改革をして校長に民間登用した頃です。杉並に民間校長(リクルートの優秀な人)が来て改革した例が有名でした。

期待に反して伝わってきたのは、経歴サギ、生徒の母親へ手を出した等々、ロクでもない話し。数人どころではなかった気がします。失うものが少ない人ほど、カネと名誉に群がりますが、そんなの面接で見抜けるはず、との疑問は残ったままでした。やっと、今頃(笑)、そうなる理由を知りました。週刊文春8/10号-維新と佐藤議員の記事より。

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「俺も橋本さんも聖人君子な人柄は求めてこなかった。僕が支持された理由は政策の実行力。支持されない理由は言葉遣いが荒っぽいからとかヤンキー体質。人柄が良くても・・・・言い方キツいけど約束したことを守る政治家の方が僕はええと思うよね」(松井一郎・前代表)

校長採用にヤンキーが来て、面接官もヤンキーだから意気投合。類は友を呼ぶ、です。それと、内部告白 ↓

・・・全国に急増する地方議員。彼らの身体検査と言えば、「もっとザルです。面接で「もんもん (入れ墨)入ってない?』と聞かれた同僚がいたけど、本当にそれくらい。多くは単に維新公認の看板で上位当選しており、粗製乱造との指摘も出ています」(元維新府議)。 その一人が、小誌が先々週報じた佐藤恵理子上尾市議・・・

たぶん政治とは数であり、(選挙体力さえあれば)誰がやっても同じと言う考えでしょう。とにかく選挙活動量を最重視するスパルタ式選挙と揶揄されます。※5。それだと、個人の資質を軽んじて民主主義の劣化につながります。

さて、佐藤氏は、副業の件は聞かれないから答えなかったらしく、党は、「副業の件を報告していない」という形式犯レベルで、議員はOK、選挙は非公認という処分。決してエロ写真にはふれません。もちろん幹部だけが楽しんだわけでは有りません。悪びれることなく、佐藤氏は当該写真を直ぐには削除せず公開してました。

なお、上の「AV出演市議」とは山崎という高槻市議のこと。その人も、聞かれないから答えなかったって言ってます。これは余談ですが、「職業に貴賤無し」って勘違いして使われますね。

5 万博をギャンブルにする維新の政策
カジノと大阪万博が維新のアキレス健になりました。カジノは短期的には成功するかもしれませんが、影響範囲が広いために社会的な評価は不透明になります。

今は大阪万博の方がギャンブル政策になりました。行政改革を一番に訴えた党が赤字プロジェクトを造ったのですから、評価は落ちます。建設費は当初比1・8倍の2300億円、負担は国、自治体、民間で1/3ずつ。

負けが込んで、分不相応に掛け金をつぎ込み、資金繰りがつかなくなったようなもので、銭にうるさい関西でも不評らしいです※11。  このイベントが維新人気のピークになるのかは分かりませんが、東京五輪の失敗をこんな早くこの国が繰り返したことには驚きます。一度Goしたら後から費用増加でも誰も責任取らない構図。これは維新だけではなく日本政治の実力なのだと思います。

6「身を切る改革」は大げさで誤認させる
維新の国会議員は毎月18万円を党経由で被災地に寄付します。しかし、地方議員の方は不明です。(公認の条件として)報酬の一部を党経由で他自治体に寄付するらしいと聞いてますが、議員も地方組織もネット公開しないので実態不明。そもそも、自市のカネが他市で使われることを、身を切る改革と言うのはムリ筋でしょう。

シンプルに議員定数や報酬を減らせば良いのです。上尾なら定員30人を3人減らしても委員会等に影響しません。

一人年730万円の報酬は、開催月が年四回しかないので、30日×4回とし、他の非開催月を半額にするのもアリ。年収半額でも議員は兼業可です。議員になれる能力があればフツーの会社面接は素通りでしょう。佐藤さんの副業も理解を得られます・・・。なのに、議員提案さえしません(してたらゴメン)。

 維新の今は野党として攻撃していれば良いから、勇ましい姿がクォリティの低さをカバーします。しかし与党になれば、守勢に回るため能力の低さがでます。そらみたことか、と民主党政権の失敗と重ねられます。

最後に・・・駅頭で二人に確認を。

結局、人材不足なのか分かりませんが、「風さえあれば誰でもいい」ならば、自分は出にくいから妻にしたという家計優先ととられます。どうやら津田元議員は、三年間上尾にいても地域に根差した党組織や人脈を作れなかったのでしょう。

そこで、彼の古い選挙プロフィールを思い出しました。自己PRに、会社員時代に億単位の業績を上げたと書きつつも社名は無し。まるで粗いセールストーク風ですから、真偽不詳となる話は盛らない方が誠実です。また、佐藤氏に中村県議も加わり、人を見る目も疑われます

X(Twitter)しかやらないのもヘン。無いと思ったブログはありましたが(※4)、春の県議選用のもので短文ばかり、上尾を綴る気はありません(議席を放棄した説明さえ見ません)。読めば、選挙のために来た人だと分かります。そもそも議会レポートを年4回出したのだろうか?

さて、最後になりますが、維新の安全保障政策は、自民の強行姿勢や立憲の曖昧さよりは現状日本にあって中庸ですよ。行革姿勢はこの国にもっともっと必要です。それらに限らず、失敗中の大阪万博などいろんな国勢テーマを、二人の新旧維新候補に駅頭で聞くことを勧めます。

だって、野党第一党を狙う…党の、上尾代表になりたいのですから。

追記 応援者に青島健太(元スポーツライター)氏がいます。19年の知事選は自民党で落選、22年に維新から参院比例で当選した人。得票数は33,553票で、日本維新の会が獲得した8議席に対して党内8位・特定枠による当選者を除く全政党の比例当選者47名で最少となる(Wikiより)

参考 維新候補者になりたければ、「維新する覚悟/堺屋太一」が入門書として必読。


※1 日本維新の会公認 つだひとみ候補

※11 産経j/世論調査 万博「費用削減開催」が最多56% 維新支持層もコスト増を懸念

読売 埼玉県議選で当選無効の中村美香氏・・・

3 県選管の決定書、11/16 朝日 東京高裁は維新の請求棄却 元フリー素材維新県議の訴え棄却 次点は立民 

※31 東京高裁判決を受けての津田氏のX

※4 上尾市議選には出馬いたしません

※5  維新 カギは小選挙区(23.11/14毎日新聞)

※6 当選無効、議員報酬は辰野町に返納へ←信越放送は削除済みにつき、元公務員の解説記事

※7 最高裁へ上告 当選無効の維新県議

11/10〈させてもらえませんか?前戯を…〉維新市議による猥褻メール

 

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