2上尾市 女性4候補の風と花、金沢しょうこ氏
1うさん臭い 3 津田維新 4文春佐藤 5れいわ未 6歳と共産
金沢しょうこ氏はステルスNHK党
追記 市議選予算は1億9百万円、前回比+16%。有権者1人570円だが、市民税0円世帯は全市1/4あるため実質700円弱と推定。
ミニ政党の創成期はその勢いから人物よりも風で当選すると、就職希望みたいに次々に志願者が現れる。しかし、時がたち風は凪や逆風になると、厚化粧は剥げて素顔が現れる・・・。
今回珍しいことが続く。党公認が欲しいのに公認を得られない方が三人もいた。拒否された理由では佐藤氏が下着姿副業で有名だが(4記事へ)、他の二人は不明。また、夫婦で選挙戦に係るのが二組もいるがどんな思惑だろうか。
氏名・敬称略 | 年齢・住所 | 学歴 | 職歴等 (サイトやチラシ等から) |
津田ひとみ | 42歳 2019年から上尾、町名不明 | 不明 | 元ネイリスト/元介護員(ヘルパー)/ゴルフ場キャディ(党資料より)。維新の会の公認だが自己紹介(10/11)に夫は途中で辞めた前議員との重要事項を書かない。なぜ隠す? |
佐藤 えりい | 37歳、非公開を通す | 白鴎大学 教育学部卒 | N国党から上尾市議、職歴はチラシでは不明、今は維新議員だが選挙は非公認扱い。文春で二回も上尾のPR |
ばんどう 知子 | 45歳、小敷谷、上尾在住二年 | 高校卒 | 主婦歴20年、ハンドメイド作家(ネット販売) 、れいわ新選組の公認は得られず。夫婦で活動 |
金沢 しょうこ | 40歳、最近緑丘1、9/20からブログ連投 | 不明 | 城南信金、みずほ銀行他を経て、今は国の補助執行団体とある。政治家女子48党での担当は豊島区のまま、上尾と書かないのは失礼だ。NHK党に名前が、こちら |
まず、維新は津田氏が議席を投げ出し※1、後釜に政党としては相いれない元N国党の佐藤氏を据えたが、身辺調査がザルだったため公認を外し、急遽十月に正式公認に出したの自分の奥さん。議席を家族で継承する古い田舎政治を見る思いだ。一連の経過から、維新が抱える議員粗製乱造の問題が見えてくる。3記事へ
ばんどうさんは、昨年にれいわ新選組の公認を求めたが断られていた。しかし、夫婦の顔が入った旗を駅頭で見かけたり、YouTubeでは夫婦漫才風に訴える。当初は、れいわの旗が写っており、それだと公認との誤解を招くとかの批判もでていた。5記事へ
- 金沢しょうこ候補とNHK
書家の金沢祥子さんと同名だが無関係。23年4月の豊島区議会選挙で421票。その下がへずまりゅう。
政治家女子48党のメンバーで、党内の担当は豊島区のままで上尾市とは書かない。党サイトをみると、メンバーはタレント志願者みたいにきれい。ルックスで集票する魂胆丸見えだ。何も書いていない人が混じるのは、面倒な話はしたく無いのだろう。なんだか、新手のキャバクラサイトを覗いた感覚に陥るのは、私だけだろう。(か、と書かないのがミソ)
同党はN国党の党名変更を経ているらしいが意味不明。また名前を変えるので、こちらの記事とコメント欄を推奨する。スポーツ新聞しか相手にしない。※11(N党惨敗)
佐藤さんがN国党を辞めた時に立花党首(?)が怒って、刺客を送ると言ったらしい。大政党気取りに呆れるが、表向き金沢さんは公認ではない。名乗っている「上尾未来まちづくり党」は市議選用に届けた政治団体名だろう。しかし、NHK党のチラシと金沢チラシが同時に配られていたことがある。党名を隠し個人を前面にした作戦だ。陣営スタッフは何処から来た人かな…
金沢さんは金融機関に勤めていたのに学歴不詳である。今は、一日に何通も短いブログ記事を連投し、上尾愛を装うが、開始は9/20と最近なのが丸見え。しかもコメントを書き込めない。最近、上尾に転入したが、市民税は前住所地なので、まだ上尾には一円も納めていない。そんな方が急に上尾愛を語る真意を知るべきだ。それは昔の佐藤さんも同じこと。
最後に、女子プロレスの上尾興行にならないことを願う。
なぜなら、『安心してください履いてますから』と下着姿ツイートに書く議員を産む街が、更に沈下するのは子供に良くない。カニバリズムを待つ。
自分の生活目当て ・・・一般論として
外から突然現れ、この街を良くしたいと議員志願するなら、なぜ、アソコへ行かないのか!
定員割れ自治体はたくさんあり、選挙活動せず、無投票で議員になれるのに。なぜ行かないの?
答えは簡単
給料が安いから。
月給19万円の町村へは行きたくないのだ。きれいごとを並べた若き政治家志願者さえ、(本当は貴重な実務が学べる)地方へ行く気が無い。そうしたホンネを見抜けない人は、急に政治的関心を持ち始めたが、情報にバランスを欠くのだろう。
首都近郊である上尾市議会だと年収741万円だから※4、職歴と照らせば野心を駆り立てる人もいる。なお、日本人の平均年収は458万円、正規だけだと523万円、女性はもっと低く407万円だ。
埼玉県庁の平均年収は行政職で615万円 ※3。上尾市の一般行政職は636万円(19年)だから、議員は管理職レベルかも。つまり市議が市役所の課長以下の能力なら、格落ちだ(管理職テスト合格できる? そもそも新卒入社で無理?)。しかも、それら値は220日位働いた場合の額。なお東証プライムの中にも平均年収740万以下の企業はある。
所が、たった年4回の議会でちょっと質問したとか、チラシレベルの報告書を四回書くだけで、イイ仕事と褒めそやす市民がいたりする。せいぜい拘束は50日程度なので※5、一度なったら辞められないのだ。しかも日当二千円までつく。なお給食おばさんの通勤手当は4km以上で150円だよ ※7
かくして四年間、降格も減額も無く約3000万円保証となるが、それに見合う成果は何だろう?
もちろん質問0、チラシ0でも地域代表の議員はそれで済むこともある(地域からの陳情案件では表に出る)。なお、議会質問といっても、「●●とは何?」と一問一答を延々と続ければ時間はスグ終わる(星野さんは有名※8)。能力が低くて務まるのは、反問権を執行部に与えないことも有るだろう。※9
また、民間と違い平気で休め、届出に理由は不要である。近年、秋山かほる議員が病気で約一年間休んだが、給与も賞与も満額だ。※6 自分達で条令を変えて律しない限り安泰であり、右も左も仲良くそこは一致する。以前、恥じもなく議員年金の復活を目論む市議もいた。他県だが、数年間全休で全給がいたし、犯罪でも簡単にやめさせられない。
だから、辞めるのは党内定年か、地元の代替わり、県議に出るなどだ。
カネは人間行動のあらゆる面で判断の最上位に来るから、今の仕事と比べて報酬につられる人もいる。ホンネは就職活動となる。前も書いたが、自民の面接に落ち民主で合格して市議になった人。会社辞めて落選し、政治姿勢を転向したら当選した人もいる。美しい言葉で最年少議員を目指しながら開票直後に引っ越した人もいた。失うものが小さければ、ギャンブル的な人も現れる。前記事の三人はその典型だろう(決して薄給の町村には行かない)。
- カネ目当ての号泣議員が何故当選したか
気味の悪い姿がテレビで大写しされた野々村議員を覚えているだろう。300回を超す空出張で政務活動費を搾取して、記憶にないを連発した。そんな人間がどうして当選したかは既に分析済みであり、そこに真実が宿る。
彼は選挙で、「西宮維新の会」を名乗り、橋本人気の「大阪維新の会」と混同させて「風」に乗った。選挙のプロは、風があれば案山子でも当選すると言う。だが、もう一つある。橋下さんと同じ北野高校卒とか、関西大学卒の元地方公務員という経歴。これを「花」と呼ぶ。風と花が揃ったら人間性までは見抜けないとプロが語る。※2 |
つづく
※2 号泣議員・・・はなぜ選挙で当選できたのか?ダイヤモンドオンライン
※3 埼玉県職員給与・賞与、2年連続で引き上げ 産経
※6 長期休みと報酬満額の件は※1記事内の「4市議の生態家」へ
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