六義園、最後の紅葉とガイドツアー
少し前の写真。
駒込駅からほど近い六義園(りくぎえん)は、正面門に「紅葉見頃」と書いてあった。そのためか、大勢の人が訪れており、入場制限の列までできていたのには驚いた。しかし、本当は「もう過ぎました」が正しい。12月一週目あたりが見ごろなのだろう。
六義園は小石川後楽園とともに江戸の二大庭園と言われ、1695年、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた柳澤吉保自らが設計した。池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけた「回遊式築山泉水庭園」という。明治時代に岩崎彌太郎氏(三菱創設者)の所有となり、昭和に東京市に寄付された。(同園サイトより)
和歌に詠まれた景観を再現してあるらしく、あちこちに和歌の札が建てられていた。好きな方にはたまらない場所なのだろうが、俳句好きはいても和歌が好きな人は身の周りにいない。
旧古河庭園と違い、かなり広いため、ガイドさんの案内に頼って小一時間ほど回った。初めは二人だけだが、少しずつ人が加わり賑やかな集団になった。途中、ボランティアのガイドさんはQ&Aを織り交ぜるなどいろいろ工夫をしていた。
一番高い山から撮ったもの。遠くに見えるのは山ではなくビルである・・・
池の水は旧古河庭園よりもきれい。循環していると言っていた・・・
良い天気のため、午後の日差しが強かったためだろう。本当はここまで鮮やかではないが、最後の一本という感じだった(レタッチ無し)。
実は夕方からライトアップをしていたらしい。春と秋の一時期に行うイベントなので、既に終わっていた。
似たようなことは他園でも行っており、夕方に一たん退場してもらい、その後開園する。つまり別料金というわけ。前は通しで見られたらしいが、台所事情が苦しいらしい。コロナ禍で入場が減り、維持管理費が大変なのだとか・・・。来年は行ってみようと思うが、たぶん小石川の方がよさそう。
小池都知事は、来年の都知事選のために高校授業料無償化するけどね。
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