1. 鴻巣びっくりひな祭り
びっくりよりもがっかりした。
毎年、この時期にニュースになるのに一度も行っていないので、漸くでかけた。
テレビに写されるひな壇は壮観であり、一度は見に行きたくなる光景だ。場所はエルミ鴻巣ショッピングモール。
毎年、市中から集めたひな壇を飾るらしい。約1500体。壇は31段飾り、高さ7mという。吹き抜けの会場でないと飾れない。見ての通り、ひな壇というよりもピラミッドである。
朝に大工が壇を組み立て、ボランティア総動員で飾り付けを夜までやるという大仕事。
- このように、鴻巣市は発信(自慢)できる素材や資源があるからいいよね。
コウノトリの飼育。荒川河川敷のコスモス畑。花火大会では、4尺玉(120cm径)は800mの大輪、世界記録認定レベルである(帰りが混むので見に行けない)。
コウノトリの飼育は少子化対策には寄与していないが、最近は人口が増えているフシがある。
- 駅5分、337戸の高崎沿線最大のマンション開発。
今は旧中山道沿いに大規模マンションの建設中。高崎線の北エリアでは珍しい規模。他自治体からの転入もあるが、市街地のマンションには市内周縁部からの生活(通院も含めた)利便性を求めた移転需要があるから、2人/戸でも700人位の規模になる。帰路、中仙道沿いにその工事現場を通った。
COCOCHI FIRST PROJECT(ココチファースト プロジェクト)
2900万円台~6400万円台/予定 (第2期)。1LDK+S(納戸)~4LDK | 58.83m2~88.44m2 JR高崎線「鴻巣」歩5分
川幅うどんというのがある。幅8cmなだけで美味しそうに見えないが、糖質制限なのでパスした。その日本一の川幅に架かる鉄橋を歩いて渡るイベントがあるので今年は参加したい。
- 期待値が高いとがっかりひな祭りになる
こんなにたくさん飾ると、一つ一つが埋没する。一番の問題は、会場が暗く光量が足りないために写真映りがしないのだ。壇のぼんぼりが灯れば映えると思う。ひな祭りのあの音楽をBGMで流せばもう少し賑わう演出になるとおもったがとにかく、SC内の生活感に包まれていて、インスタ映え時代に対応した華やかさが無かった。玄人が必要なんだね。
お古ではなく新作人形を見たかったが高額過ぎて需要が無いのか、そんな展示は見当たらなかった。帰り道に広田屋に寄るべきだったかもしれない。猛烈な風でセダンの車体でも揺れるありさまなので素通りした
上尾でも、かってはこの時期、丸広百貨店やイトーヨーカドーでひな人形の展示販売をしており、季節と華やかさを感じることができたもの。今はそんな売り場はないだろう。消費が冴えないニホンなのに、40年ぶりの株価新高値は昔と大違い。当時のような賑わいがまるでないのが一番の違いだ。実際はグローバル企業がけん引した相場なので分かりにくいはず。
鴻巣市のイベントに寄せられた人形は最後は供養と称して焼却の運命だろうが、市内の幼稚園や学校にセットで配れば良いのにと思った。その管理は面倒だけどね。
鴻巣市の地場産業みたいになっているらしいが、どこまで縮小したのかは知らないが、昨日の出生数をみるまでもなく、もはや絶滅の危機にあるからレッドリスト入りかも知れない。もちろんひな人形の産業のこと。
今年も飾らずじまい
わが家にも七段飾りがあるが、前に出したのはいつだったろうか。スチール棚のため組み立てが億劫。今は亡き義母からのプレゼントだが、当時は7段位が普通だった。今に思えば平飾りの方が良いが、それでは見劣りすると思ったのだろうか。まさにバブル期のことである。
せめて、オルゴール位は出してみようか。ひな祭りの曲を聴きながら桜餅もいいかも・・・
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