カテゴリー「上尾市の私役所物語」の110件の記事

2020年9月15日 (火)

みどり公園課の美人投票の下に隠れた真実

それは誠実なのか、ヤブヘビなのか?

追記 赤池から緑池へ 季節を楽しませる丸山公園。次は黄色かな(公園課のインスタ映えです)。


こんなの「誘導尋問」だと上尾オンブズマンの館で書かれ、「誘導尋問にも値しないアホなアンケート」とかまちょ図書館で酷評されているのが、上尾市みどり公園課のアンケート報告である。

 どんなものかと見に行けば、9/7付けで2つのアンケート報告があった。シンプルなので見れば分かることだが、前にも図書館部門のお粗末アンケートなどを見ているせいか、あまり驚かなかった。

でも、否応なしに目に入るのは昨年12月のシールアンケート。公園でやっても街頭インタビューと称し、たった十人しか書いてもらえないコメント文をグラフで演出したり、この程度を半年も過ぎて公開していた。小さな仕事を大きく見せたい体質なのだろう。

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ところが、ビックリした結果がそこにあった。なぜ、二つのブログが扱わなかったのかは不明だが、三番煎じにならないから書いてみる。でもその前に、どちらの池がいいですか」という"愚問"に寄り道しよう。

上のシールアンケートの写真は見にくいが説明文(下にコピー)を読めば、AにネガティブBにポジティブな事を並べている。これでは左のAは8%、右のBが92%となっても不思議はない。安っぽい美人投票になっていた。

ちなみに、元文をひねって「どちらの市役所がいいですか」を創作した。皮肉ではなく真実性を入れているので駅頭か庁内でやってほしいものだ。

  どちらの池がいいですか? どちらの市役所がいいですか?
Aの説明 水草がない池 不正のある役所
外来種のコイが泳ぐ池 ゴマすりが泳ぐ役所
釣りができる池 楽ができる役所
池への外来魚の放流 役所への裏口入職者の放流
ルアーを飲み込んだアオサギ 高給を飲み込んだクロサギ
Bの説明 水草が豊富な池 やる気が豊富な役所
子育てをするカイツブリ 部下を育てる管理職
カイツブリのヒナが観察できる池 人事評価が客観的である役所
水草のなかで日光浴をするスッポン 市民から称賛を浴びる幹部職
水草にとまるイトトンボ 困った市民へ直行する職員
在来種のオイカワの群れ 縁故採用ではない職員の群れ

ここから本題に入る。

上のバカバカしさに隠れてしまうのが、二つ目のアンケートのQ4である。

Q4上尾市都市公園条例では、魚類の捕獲および殺傷は禁止されておりますので、「かいぼり」を機に、釣りはご遠慮いただくようお願いしていきますが、釣り禁止についてどう思いますか? 


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68%が反対(悪い+すごく悪い)、賛成は14%に過ぎない。回答数:456

「釣り禁止」に反対が三分の二以上という結果に当局は頭を抱えたとしたら、ヤブヘビなアンケートになったわけだ。なお、Q4とシールアンケートの結果に矛盾点があるのは、後者の中身にムリがあるためだから気にする必要はない。

振り返ると、逮捕市長の上平新図書館や逮捕議長のパークゴルフ場の時にはこれほど素直に民意を聞くことは無かった。だから画期的なことである。

シールアンケートは素人の集客芸として笑えばよい。Q4の結果が全てなのだ。

●10月からの本格的なアンケートに参加できるか?

みどり公園課は「大池のかいぼり事業」を検証するために10~11月に市民アンケートをする。

先日の倫理条例のパブリックコメントに74人も応じたのは共産党の催促運動による面があっただろう(チラシも来たし、当コメントにも催促が来た)。釣り問題は日常的だから党派に拘わらずに広く参加を働きかけたいのだが・・。

設問に釣りの是非を入れない事やアトランダムによる公平性と称して問題意識の高い市民を希薄化する抽選方式を採るという手口もあるだろう(施設課の例)。輪をかけて市議会も問題意識に欠けている。

どんな形式にせよ、釣り禁止という市条例を知りながら丸山公園では「釣り推奨策」をとって市民レジャーを優先してきたことは事実であり、そうなった事情説明と陳謝を不問にして、市民に問うてはならない。

市民の無知に付け込み、自らの過失を奇麗ごとで覆い隠すやり方は自己保身であり、公務員とは言えない。倫理条例違反第一号となるだろう。

畠山さんは悩むことは無い。

条文にちょっと筆を加えて現実家になればよい。

「ただし特定場所では釣りを認め、その場所における規則に従う事」とか。

人工池の魚に選挙権は無い。

釣り愛好家たちに運営を手伝わせたらよい。

タダでも参加するだろう。

 

2020年9月10日 (木)

トンデモ立地選定の上尾市2例とアノ時の本質

比較検討を曖昧にする時は「候補地ありき」。

 前記事で、「上尾伊奈の共同ごみ処理場」の候補地選定のための比較検討表を少し取り上げた。

下に一部を紹介するが(ソースはこちら )、何も、検討項目の良し悪しや配点方法を論じたいわけではない。いろんな角度から定量化して比較検討するって、「当たり前でしょう」と思ってもらいたいためである。


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この表を見て思い出したのが、上尾市役所だけで決めた案件のこと。悪い見本として改めて指摘したい。

2014年、新図書館を上平に決めた島村ヨイショ会議

 知らない人には政策会議議事録の記事 と 比較検討表を紹介する。この検討表は建築可能性が主であり図書館機能の視点はまるで無い。底の浅い検討で事業規模40億円の立地を上平に決めたのは、彼らの能力以前に、計画ありき・上平ありきだったからだ。

 なお、上平用地の取得額は高すぎるとした住民訴訟の結審が近そうだ。判決次第では過去が呼び覚まされ、訴訟が絶えない畠山さんには重荷になるだろう。

2019年、現本館のPAPA移転を偽装した小役人行政

 アノ時に新政クラブが反対しなかったら、今頃、現本館はスポーツ用品店ヒマラヤが撤退したPAPA空床に入居したまま戻らないだろう。詳しくはこちら

 現本館をいきなり北上尾PAPAに一時移転する話しが告知されたのは2018年の暮れ。市民無視どころか、当の図書館部門さえ蚊帳の外に置いて進めたのは、図書館への知見も"思い入れ"もない行政経営部施設課である。そんな連中だから、検討根拠などあったものではなく、バラ色のポンチ絵だけというお粗末なものだ(下図)。

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今で言えば、「きっと喜ばれますよ」と耳元で囁いて実現したアベノマスクみたいに、無知なトップを小役人が丸め込んだ例である。

このように立地選定の根拠などお構いなしが上尾市政ですよ、という話だ。

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蛇足ながら、あの時に書かなかったので、あえて書いておきたいことがある。

三月議会ではPAPA利用案は目玉予算だったが、それとは別に小林議長による市長室での「おみやげ発言」等が暴露されて大混乱していた。その渦中、少数与党の政策フォーラムは畠山応援のために盲目的に移転案に賛同し、共産党も賛成した。残念なことに、某市民団体までもが合理的判を怠り黙認したが、それは特定政党への同調からくる限界に見えた。

結局、新政と公明による予算案否決でボツになった。徹夜議会では海老原氏らの意見よりも尾花氏の反対論の方が正論であり、上平案件の時とは真逆になるという、ある意味で滑稽だった。

その滑稽さとは、表向きは公益性の正論を説きながら、ホンネは党派的立場を優先するという本質から来ている。

なお、今でも2000㎡の空床は埋まらずPAPA側はぬか喜びで終わったのに、こっちの立案者は出世して部長になった。

 

 

2020年9月 8日 (火)

上尾伊奈共同ごみ処理施設の立地決定へ。巨大施設-2

前記事、アマゾン巨大施設-1のつづき 

二年越しの検討の末、新ゴミ処理施設の候補地が決まった。

 上尾・伊奈広域ごみ処理施設建設候補地の決定

場所は市境の伊奈町大字小室柴中荻区内という(←Google3Dマップ)。セキチューの南、東部浄水場東側の伊奈町エリアである。報告図のAの位置になるが、現在のゴミ焼却場を青で追記した。

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報告では、敷地面積6ヘクタール程度の候補地として抽出42箇所、公募2箇所から絞られ、上位5カ所の選定評価表の点数が公開されている。一位のAは86点(100点満点)だった。

例えば300m×200mで面積6haになるが、それは上尾陸上競技場よりも東京ドーム(4.7ha)よりも広い。ちなみにイオンモール上尾は6.8ha。

住民と有識者から成る「評価基準検討会議」で決めたらしいが、昨年のパブコメでは市民の意見は0件だった。今後は、9月市議会で説明し、地元への説明や用地買収の協議へ進む。スケジュールではR11年に工事、稼働はR15年(2033年)を予定する。なお、候補地に接する「都市計画道路上尾伊奈線」も作るようだ。浄水場から伊奈中央駅への道と思われるが、これにより上尾と伊奈町の中心部とのアクセス性が向上する。

さて、試掘したら古代人の生活ゴミが出てきて遺跡発掘になっちゃうとか、またぞろ不良業者が談合をしないか等が気になる。最近、例の官製談合疑惑で公取がヒアリング開始と噂に聞く。談合は彼らの生活習慣病みたいなものだから決して無くならない。前科のあるわが市政だから、ここは伊奈町が加わっているのが信頼保証の一つと思うしかないだろう(笑えないね)。

なお、今の西貝塚のプラントを長持ちさせながら使わないといけない。トイレの壊れた家に住むのはゴメンだ。

  1. 蝶の姿にみる合併構想

 地図では伊奈町がサツマイモに見える。バカにしたわけでは無く、地形からは市と町が一つになる方が自然に見える。ロールシャッハ・テストみたいにの形にみえた人は合併賛成の人かも知れない。

 その昔、YOUAndI計画は破談したが、改めてA&I縁談があっても良いだろう。そして対等合併の象徴として、新しい市名は夫々の一文字を取り「埼玉県あい市、愛市」がお勧めだ。市の名前だけで新婚さんの転入増を期待できるはず。

 しかし、地形が蝶で素敵だからとか、市名が胸キュンだから一緒に成りたいと言っても、『君らは火葬場※やごみ焼却場でデートした仲だろう』と影口を叩く隣市もいそうだ(※上尾伊奈斎場つつじ苑)。そんな妬みを私はまるで気にしないが、合併はローカナルなアイデンティティを失うと"寂しがる"人もいる。

 まぁ破綻したら、合併計画はゴミとして燃やせばよい。

 その代り、次は共同墓地を作ればいいのだ。

 なんだか話がそれた・・・

  1. 判定表に想うことと不明なこと

上図のA~Eの5候補地についての判定には、6つの評価軸(土地の法的属性、自然環境、防災、生活環境等、合意形成、経済性)とその明細項目がたくさんある。100点満点に換算した合計値で決めているが、6つの大項目のウェイト付けは均等ではない。合意形成と経済性が各20点と重要視されている。

ところでAとBは隣接地でありAは公募地で86点、Bは抽出地で80点となった。この差を「一部同意不明地を含むことによる差」と説明している。文脈から、売らない地主がいると想像する。それでも腑に落ちないのは、AとBは同じ写真図を使っており場所を特定させないことだ。 

  1. 本当はレーダーチャートでしょ

どんなに詳しい判定表だとしても、それは単なる点数表に過ぎない。このケースはレーダーチャートで解説するのが報告書の定石である。元データが簡単にコピーできたのでExcelで描いた。

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見て分かるように、違いは合意形成のバラツキにある。平たくというと反対運動がないか否かという意味だろう。忌避施設の場合は常に地元対策として見返りが必要になるが、それはこれからの話だ(既に提案メニューはあるだろう)。西貝塚の場合はどうだったのだろうか。

で、眺めていて思ったのは、Aは全項目で強く、欠点が少ないこと。

二自治体からの距離関係(搬入の経済性)から必然的に市境が良いに決まっているし、上尾伊奈道路の計画からもAは最初から最有力だったのではって思う。Eは引き立て役だね…

つづく 忘れっぽい市民のための、この間の立地選定のバカ話し

 

2020年8月 5日 (水)

丸山公園の大池、凄惨な淡水赤潮

だれがチョコレート池にした。出てこい、池の鯉じゃなくて責任者!

上尾市民の皆様へ。

コロナ以外にも恐ろしいことが起きています。

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 かまちょ図書館の7/30日の記事と写真へどうぞ

淡水赤潮と言うらしいです。

過去の行政方針(間違い)を気づかれないように変えて釣り禁止へ強行突破し、生態系保護という名のかいぼり事業の成果がこの「チョコレート池」では、頭を抱えそうですね。

今月の広報あげお8月号の表紙は丸山公園で子供が水遊びをする写真です。7/2日とあるので、赤潮は7月末にかけて発生したのでしょうか? 

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 赤潮は今はどこまで回復しているのだろうか? 上尾市のみどり公園課は何も語りません、というか素人なので何も語れないようで、次の二本がありました。

上尾丸山公園への生き物の持ち込みはやめてください

市民にあれこれ注意する前に、市役所とは市民のためにあり、職員のためにあるわけでは無いことを理解できていませんね。この問題は、陰謀好きな人には「魚を全滅させ、釣り禁止にする陰謀説」がウケそうですが、ここに至る風景には既視感があります

上尾市役所を舞台にした市長議長のW汚職事件があったから、濁った組織を"倫理条例"とかで奇麗にしようとした最中でも、元市長と都市整備部によるブロック塀事件が発生したわけでしょう。

そう、ダブって見えるわけ。

関連 上尾市の釣り騒動のカテゴリー

 

2020年7月31日 (金)

為すすべが無いコメンテーター畠山市長

コロナはただのカゼ コロナは人災

関連 日本のコロナは官製災害へ変異して大津波へ

追記8/1夜
本記事は7/31付けだが、8/1付けで市長コメントが出た・・・7月末では42人となり、わずか一月で28人も急増し・・・」と、当欄と同じことを書く。しかし、(県庁の感染者とりまとめが遅いため)7/30-31分が追加されて実は32人に更新(累積は46人)なのだ。
なお、畠山さんも西村大臣と同じことを言っていた。「危機感を抱いている」と。安倍政権は統率力を失って傍観者みたいに「感染するに任せる」政策に陥っているから、上尾市では8月に50人レベル、市中感染を覚悟すべきかもしれない。市長は市内飲食店へのコロナ対策点検隊を作るべきだ。



 
上尾市民は7月一か月で28人が感染した(累積42人)。

毎日一人のようなものだから、都内やさいたま市由来と言える。市内感染は局所的な家庭内のみでとどまった。

さて。埼玉県庁サイトに行けばコロナ問題について「知事メッセージ」(こちら)というタイトルで語っているが、上尾の秘書室は相変わらず畠山さんをコントコメンテーター扱いしているから、「市長コメント」と呼ばせる。

取り巻きは親分を超せないという、彼らなりの配慮なのだろう。

最新の畠山市長コメントは7/17のビデオだ。

なんとジェスチャー豊かに話しているではないか!

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 よく見たら

 手話通訳さん ( ゚Д゚)

 隣の市長は棒立ちで、カンペに視線を落とす。

 話すのが苦手な人にこんなことをさせるのは×ゲームに近い。で、これは「14名の方の感染が確認されています」の時のもの。

 目新しい話しは少なく、キモは広報あげおの特別号の宣伝だった。

それなら、「こちらにあるのが、特別号です」と現物を目の前に広げてPRすれば良いのに、口頭だけだよ。まぁ、無芸も芸のうち

と思ったが、違った。

手話さんよりも目立ってはいけないという 配慮だろう (>_<)

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市長として、本当に語るべきは・・・

 

市民の皆様へ。今は軽い風邪のような症状であっても、かかりつけ医にぜひ相談して下さい。医師の診察次第ではPCR検査を市内で即、受けることができます。

実際、概要2(感染確認67例目)を見れば分かる。

発熱した当日に川越市内で受診し検査、翌日判明という最短ルートである。

これを、上尾市でできるか否かだ。

ワクチン無き今は、感染者の早期発見こそが薬である。

 

2020年6月25日 (木)

上尾市の住みよさランキングは731位

埼玉県の40市中で上尾市は35位

『住めば都』のイミを考える…

 最近、東洋経済新報社は2020年の住みよさランキングを出したが、公開は限られた上位名だけであり、フツーの市町村は何位なのか分からない。そこでソースの2019年の都市データパックから埼玉県のみを引用した。これは1700頁以上と分厚く、  電話帳よりも重たく、そして2万円の高額本である (^-^;

 ちなみに、埼玉県は40市(町村含むと63)と自治体の数が日本で一番多い。大局的な政治家が現れないから合併が進まないのだが、行革余地は大きいと言える。最少の鳥取県は、鳥取市、倉吉市、米子市、境港市の4つだけ。

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 本統計は自治体別に数百の指標を示している。そのデータは当年度の値というよりも、統計の制約で4~5年前の値も使われている。そこから約20個の指標を使い、「安心度、利便度、快適度、富裕度」の4つに分けて平均値からの偏差値換算をし、総合順位を住みよさランキングとしている。人によっては、例えば「利便度」を最重視するという考えもあるが、4分類の間でのウェイトづけはないようだ(こちらの説明では不明)。

上尾市は、全812市区の中で731位(40人学級なら36位)、埼玉県内では35位/40市。

安心度721位、利便度597位、快適度516位、富裕度280位 

上尾市の人口は120位と大きい方だが、残念ながら上の各指標の順位はとても低い。なお、表の47.9という偏差値にはガッカリするが、大学入試のように70~40位まで広く分布したり、Fランク大学みたいに測定不能が存在するわけでも無く、一位54~最下位45という狭いレンジに密集している状態だ。
(平均値に集まり過ぎてきれいな正規分布ではないのでやや無理がある印象。一指標の微差で順位は大きく変わるかも)。
 ただし、上尾市は4つの個別順位よりも総合順位が低く出ているのは、特徴の弱さを示している。

●特に安心度が721位と低いのは、「一万人当たりの病床が62床/722位」と低いためだと思う。これは以前から埼玉県内で共通する問題点でありコロナ渦中でも指摘されてきたことだ(上の表を見れば他市も低い)。

参考 埼玉県 一万人当たり病床数88.7床、46位。一万人当たり医師数16.6人、47位。
蛇足だが、この改善を選挙公約の一番に挙げていた割には大野知事の初動はお粗末すぎた。こちら

富裕度が280位と高いのは、構成要素である「財政力指数0.9/122位」や「納税義務者一人当たり所得額337万円/151位」が寄与したためだろう。だが、要素ではない「人口一人当たりの地方税額は13.5万円、369位」をみれば軽々にリッチだなんて思わない方が良い。負担している人と全人口での違いに実態がでるためで、その点は過去記事で扱った

利便度の構成要素には「大店法の床面積」(148位)があるから、イオンモール上尾が竣工すると順位を押し上げるだろう。

 

 さて、人は順位を気にするものだが、ランキングを頼りに引っ越す人はいない。そもそも首都圏では地価と交通利便性のトレードオフで住宅取得を決める人が多い。しかし、アナログ過ぎて分かりにくい自治体のあり様をデジタル化によって可視化するのは、とても意味がある。

2020年度版では「野々市市」という聞いたことない名前の5万人の街が全国1位になった。例年、上位に石川、富山、福井の北陸三県が来る理由の一つに住宅面積の広さがある。それが構成指標の偏りとなっているとしたら全国順位にはあまり意味はなく、同じ域内で比較する方が良いと思う。例えば、関東圏のワンツースリーが文京区、武蔵野市、渋谷区となるのを見ると、それなりに納得感がある。
ちなみに下位20位には大阪府と千葉県が多い。財政再生団体に指定されている夕張市は803位だった。

下位になった自治体は、こんな順位に意味はないと無視を決め込むが、上位になれば公式HPでわが街は「住みよさランキングの〇位です」とPRをするわけだ(例 野々市市へ)

よく昔から、『住めば都』という言い方があるが、本当にそうなら過疎地は生まれない。ホンネは、あきらめ、やせ我慢に近いものがあるだろう。

 

ポストコロナでどうなる?

安全度の一つに三密回避度を採用して、寒村を一位にすることは地方復興になる(^-^?)。そして増々、ポツンと一軒家の人気が高まる・・・

 

 

2020年6月 5日 (金)

10万円とマスクの配達競争

アベノマスクと10万円給付金の遅さも、残念ながら「日本モデル」なのだ。

どっちが早く着くかと思っていたら、

生保の営業がマスクと除菌グッズを持ってきた。

ようやく対面営業ができるので、客回りだという。支店内は全員が集まれないルールだとか。固定+歩合のセールスは客の開拓が出来なければどうにもならないから大変だ。

彼女曰く、「うちにはアベノマスク届きましたよ」。でも暑くて付けていられないと・・・

マスクのネット価格は最低価格で15円まで下がっていた。今は消毒ボトルも少しは店の棚にあるようになった。我が家では五月中旬にネットの消毒ボトルが何本か届いたが、ほとんど使わない。

緊張感が欠けて全然減らないのだ。困った時に手に入らないとこんなものだろう。

十万円の目的が良く分からない・・・

本日、上尾市役所から給付金の申請書類が届いた。自治体間競争なのだが、上尾市は遅い。カネの振り込みはずっと先だろう。

で、この10万円のそもそもの目的だが、ドタバタ騒動ばかりが話題になり、正式な目的はあまり知られていないと思う。一体、何のための家計支援なのか、意味不明な文章である。総務省より引用

施策の目的

 「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月20日閣議決定)において、「新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言の下、生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛し、人と人との接触を最大限削減する必要がある。医療現場をはじめとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならない」と示され、このため、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行う。

事業費(令和2年度補正予算(第1号)計上額)

 12兆8,802億93百万円

  • 給付事業費 12兆7,344億14百万円
  • 事務費 1,458億79百万円

先日、安倍総理が解除宣言の時に、日本モデルの力と鼓舞していた。同じく国家主義的なリーダーである韓国の大統領が「K防疫」が世界標準だと自慢していたことへの対抗意識に見えた。しかし、日本で感染爆発が起きなかった科学的な本当の理由はまだ分からないままなのだ。

だから、「国民の民度のレベル違う」と得意顔(マスクで見えないけど)で言う民度の低いリーダーには、トランプの愚かさに負けず劣らずなものを感じる。

 

2020年5月 9日 (土)

給料減額ドミノ

自治体間の横並び競争と見かけの値に注意

●5/1毎日新聞より

 さいたま市議会臨時会が30日開会した。市は新型コロナウイルス感染症対策を盛り込んだ総額約300億円の一般会計補正予算案や、市長ら特別職の給与を減額する条例案など7議案を提出した。特別職の給与は、月額で市長30%▽副市長20%▽教育長など10%をカット・・・

多分、下と同じく21年3月末までと思われる。

5/8 日経新聞

・・・議員提出では、議員の報酬減額に関する条例案が可決された。施行期間は6月から21年3月までの10カ月間で、計5000万円ほどの削減となる。議長20%、副議長15%、議員10%を減額する。

上は月給のことで賞与は含まないと思う。夏賞与をどうするかは今後国ベースで決められるだろうから、それに習うのでは。

議員には政務活動費という意味不明な手当てが配られるが減額はしないだろう。しかし埼玉県会議員の政務活動費は年間600万円と高く使途不透明なので減額余地は大きい。

首長や議員の給与減額が相次ぐのは、減収リスクのない人なので必然だ。そもそも仕事と報酬の整合性が不明な職業なので、カット幅は少ない位かも知れない。国会議員も二割カットと如何にも大きく見せるが、給与部分のみなので実質10%以下になる(東京新聞)。

なお、3.11東日本大震災では国家公務員給与を平均7.8%減額していた(自治体は個別に異なる)

上尾市はこれからだが、畠山・上尾市長には前年のブロック塀不正事件の責任分として提案した10%減額、3か月すらまだ宙に浮いている、お粗末状態である。

民間は小さい所は既に始まっている所もあるが、概ね夏のボーナス減額からになる。

 

2020年5月 7日 (木)

新しい生活様式とニューノーマルの差

箸の上げ下げみたいな自粛掟よりも、GDP18位の日本のニューノーマルは何か

安倍首相や尾身副座長の会見を見ていないが、テレビでは「新しい生活様式」 と盛んに伝えていた。

 またもや政権の失敗表現だと思いつつ、二月頃に流行った「(コロナを)正しく恐れよ」というヘンな表現を想い出した。「新しい生活様式」 とは空中タッチパネルや脳波リモコンが実現する生活ではない。NHKの女子アナは、「これって今までやってきたことですね」風のツッコミを入れたのに驚いた。どう見ても「自粛様式2.0」みたいだ。

 響きは軽やかでも、「食事は横並びで」と言うように今以上に躾的な内容だ。「筋トレやヨガは自宅で」というもある。当初の感染報道では、多くのシニアがジム通いで健康を維持しているのに驚いたが、ジム通いは人目が良い刺激として続ける動機になる。昔、健康器具が流行ったが、いつしか粗大ゴミになったことを感染症専門家は知らないようだ。

 そんなに「手洗い」をしつこく言うなら、トイレで手を洗わない人は属性別に何割、と露骨に言う方がインパクトがあるだろう。

 で、気になってネットで見ていたらニューノーマル(新常態)という用語があった。リーマンショック後に生まれた金融経済の言葉らしい。それが今、コロナにより全世界を混乱に陥ったため、もはや前の時代には戻れないという哲学的な意味でも使われている。

新たな状態や常識を指す用語で、構造的な変化が避けられない状態を指す。もとの姿には戻れないとの見解から生まれた言葉」とある。だから、「ニューノーマル」には強い意味があり、政府がその類義で「新しい生活様式」と言うならば余りにも軽い。

 欧米国家はニューノーマルを徹底的に探って適応すると思うが、日本はムリだろう。合理的な考え方を重んじるか否かだと思う。日本は、諸外国のコロナ戦争の混乱ぶりを遠くから見て時間稼ぎができたのに、官僚達の縦割りやメンツ、政治家の覚悟の無い姿勢となり、混乱と後手後手であった。今でも。

 議論のことを「言い逃れる術」と見なしたり、責任を曖昧にして情緒的な解決を図る国では、「構造的な変化」を最も嫌う。だから個人が賢く生きていくのがよい。

 でも個人的に、ニューノーマルとして上げれば、IT化、年功序列の廃止(能力主義の徹底)となる。技術と人の変化である。これらはコロナ対策の中で欠点として見えていたように、目新しくもなく、ずーっと前からできないのである。

●国民一人当たりGDPは18位

図は国民の豊かさを示す一人当たりGDPのランキングであり、OECD(経済協力開発機構)の36ヶ国で日本は18位である(2018)、日本生産性本部資料より 。もはやGDP総額で世界三位には何の意味もない。なお一人当たりでは韓国に抜かれるという予測も出ている。

Gdp

また、OECDの製造業生産性ランキングでは、日本は2000年前まで一位だが2017年は14位である。生産性が国際的に低くなった最大の要因は、デジタル化の遅れだという。日本の中では製造業の国際競争力は強いと言われるが、生産性では平凡なのだ。長時間と儲からない仕事という事だろう。

アフターコロナはアベノ不況から始まる。それが日本のニューノーマル・・・。

 

2020年5月 2日 (土)

上尾市職員の年収は上位500位内です

全国の1788自治体中で446位と昇格試験

前記事の続き 追記 東洋経済と当方の計算値が違う理由が判明。文末に。


コロナ不況と地域経済で取り上げる内容でしたが、タイミングよく東洋経済オンラインから発表されたので紹介します。

「公務員の年収」が高い自治体ランキング500 、 低いランキング500

総務省の「地方公務員給与実態調査」(2018年度版)の「一般行政職」の給与に基づき、諸手当を含む平均給与額の12カ月分に、期末手当と勤勉手当を加えて年収としています。1788自治体の上位500と下位500の記事を引用しながら書きます。

1 年収が高い自治体ランキング500

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なお平均年齢の人がこの年収と言う意味ではありません。

1位は浦安市、厚木市の765万円です。浦安市は若くて活気のある市です(参考、3年前の図書館見学の記事)。蛇足ですが、3位の印西市は都心から45kmも離れ上尾市よりも遠いのに、東洋経済の「すみよさランキング」で7年連続1位なんだとか。本当の住みよさとは関係ないので気にはなりませんが、大型SCが複数あるとランキングが上るので、イオンモール上尾ができると上尾も高まるでしょう。

東洋経済によると上尾市は446位636万円(40.3歳)です。近隣ではさいたま市736万円、蓮田市640万円、熊谷市639万円、春日部市636万円(41.8歳)、宮代町635万円などもあります。実は当方が同じと思う資料から計算したのが、下の6,307千円です。53千円少なく出ました。原因は今の所、不明です。文末に理由。

  人数 平均年齢 月額(百円 賞与(百円 年収(千円
一般行政職 641 40.4 3916 16075 6,307
全職種 1,417 40.1 3833 15760 6,176

2.年功序列型の賃金体系

地方公務員は年齢が高いほど給与が高くなります。つまり業務遂行能力ではなく勤続年数に比例します。それは、「年を取るほど能力が高くなる」という主張です。

(記事から引用) 調査対象の自治体は1788で、全自治体における単純な平均年収は600万円(前年は588万円)だった。国税庁が発表した「平成30年民間給与実態統計調査」によれば、民間事業所に勤める人の平均年間給与は約441万円(前年比約8.5万円増)。公務員の年収は民間平均よりも高い。

3 低いといっても地域内企業より恵まれる

ワースト500の上位には過疎地が目立ちます。(例 東京都青ヶ島村441万円)

(記事から引用) 一方で、(下から)498位の自治体でも年収は567万円(例 奥出雲町、安曇野町、館林市、燕市)。多くが都市部から離れた地域で、それらの地域の一般的な企業の平均よりも水準が高いとみられる。何かと出費のかさむ都心暮らしに比べれば生活コストは安く済むため、ゆとりのある暮らしをしている地方公務員は少なくない。

4 上尾市の職員給与は高いのか?

 埼玉県の他市町も500位内に入るように、上尾だけが高いわけではありません。ただし、地方公務員が民間よりも高いことは明らかであり、官民格差ひいては官尊民卑とも言えます。そして今、景気変動リスクの有無も明らかです。つまり、ノーリスク・ハイリターンなのです。ローリスクではありません。公金不正をしても懲戒免職されませんからノーリスクです)。

年齢別給与が非開示のために推察になりますが、50代の給与が相当高いと思われます。民間は55歳位で昇給限界にする傾向がありますが、この街は最近まで60歳まで天国です。

・給与とは関係ありませんが、裏口入職があります。上尾市地域振興公社で採用された職員が、何年かしたら本庁の職員になる例があります。何人もの方から聞いています。頻度と人数は不明ですが、本試験で採用されないレベルが無試験で入るようなものです。別名、コネ深耕公社または地域裏口公社。

口利き疑惑。5年ほど前、「私にも、息子を入れてくれという口利き依頼があったよ。断ったけどね」と某議員から聞きました。庁内人事に介入する議長がいたくらいですから、口利きは普通にあったと想像できます。そして今は無い、と断言できないのが弱さです。

元部長の子弟だから採用、という話もOBから聞いています。こんな調子ですから、盆暮れに贈り物をしたのではと言うヨタ話も真実味を帯びるわけです。

大卒を毛嫌いする市長がいたという話も聞きました。低学歴主義とは珍しいです。

5 上尾市役所には昇格試験はありません

 1級(新人)~7級(部長、参与)までありますが、昇格試験はありません。人事考課と勤続年数で決めます。人事考課と言っても中身は非開示ですから意味不明ですが、上司と周りの評判だと思います。これを情実人事と言い、私情です。好き嫌いです。

よって、勤続年数を増すごとに周りの目を気にし、組織から浮くような言動をしなくなります。昔から書いていますが、初めはまともでも、年齢を重ねるごとに無能になる階段を昇るというわけです。労組も一体なのかも知れません。

サンプルを書きましょう。

上平新図書館計画では、来館人数の見積りに野球場に来た人を入れたり、国の最適化債の適用条件を勘違いして進めた部課長もいました。去年は公金不正をした部課長も見つかりました。一家言のある市民を排除するために採点基準を恣意的に運用した部課長もいました。図書館本館をPAPAに移転する偽装計画を組んだ輩もいました。

上尾育ちの方はもっと知っているのでは?

さて昇格判定は、普通は筆記試験、論文試験、面接から成ります。そう、フツーはね。

人口23万人、一般会計650億円でも昇格試験無しは珍しいかも知れません。競争のない社会は既得権益を生み劣化します。

 

※ 追記 東洋経済は当初、2018年データと書いており、当方もその年のデータから試算しました。誌面のは実は2019年データを使っており、当方は2018年なので合わないわけでした。実は、「合わないので変です」と問い合わせに書き込み、返信は来ませんでしたが、こちらの末尾に訂正報を載せていました。

 

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