カテゴリー「上尾市の私役所物語」の112件の記事

2020年12月24日 (木)

上平地区複合施設とは市長選への取引

基本案に見る、基礎的行政能力の欠如。

前記事 6つのパブコメ募集。関連 戸崎パークゴルフ再生 本文追記あり。本件、上尾市HP

それにしても昨日はバズった話題に市民が関心を寄せ、ビックリもガックリだ。石ばかりのネット情報の海では、作者が玉と思うコンテンツはスルーされる、という再確認になった(というよりも実験的だった笑)。

 パブリックコメントは12/28月までです。下記を参考にぜひ投稿してください。

基本構想案は10頁だが、図版が多いので読むのは楽だが本当のストーリーまでは読めない。まずは要約した。

島村計画は別件逮捕でとん挫したが、買っちゃった上平の土地7200㎡には畠山新市長が何かを建てると決めた(たぶん地域と約束した)。その時は、利害の無い市民は安堵したが、そこから、畠山複合施設計画が始まった。そしてハード的には、三階建て、建築面積900㎡、延床面積2000㎡となった。島村案は4680㎡。

中身は、既存施設13候補の中から、上平支所上平公民館図書室を採用した。(公共施設マネジメントからは)図書館は133㎡以内のままなので、支所部分を合わせても300㎡程度に見える。他は、多彩な区画になっている。建物は島村案の半分なので敷地は余り、現駐車場と災害時に使う応急仮説住宅7棟分くらい置けるスペースにする。

Photo_20201224001001

数年内に予算化され、完成は25年頃と聞く。
昔、ここは
野球場の下が備蓄倉庫だから、この空き地は仮設住宅などしか思いつかないと書いた。だから常識的な所に落ち着いたと思う(標高は15m)。でも、去年の水害みたいなら西側が望まれそうだ。

なお、土地取引疑惑の裁判中だが、来年には判決が出るだろう。一審で住民勝訴なら計画にはマイナスになる。不正な取引をした土地と上に立つ建物の整合性(或いは誠実性)が問われるのだ。

基本計画案からの問題点を指摘する。

  1. P1に島村計画の中止理由を「維持費が高すぎる」と書くならば、本案の維持費は高くない、と定量的に説明しなければ出足からダメだ。「建物小さくしたから、いいだろう」では通用しない。
  2. 市政は、P3の「複合施設の考え方」による面積縮小を重要視する。島村計画もこれを前面に出した(実際は未熟な立案者が勘違いし議会は無理解で間違えていた)。今回は、支所図書室を数百メートル引っ越すだけだが(当然、等面積)、元の公民館は潰さないのだから、面積は増えてしまう。何考えてんだよ!
  3. P4にある13施設から、上記目的により統廃合する予定のはずが、結論は意外だった。
    島村案では青少年センター、文化財収蔵庫が併合される予定だった。それらは今回も候補になりながら、「有識者」による冷静な判断により×を付けたとしたら、それは評価する(これはとても興味がある)。その延長で、〇印二つの施設も×になるというのが実は自然である。
  4. 上の理屈から、初めから「上平専用」ありきだった。従って、上平公民館(6室、陶芸窯、体育館)に空きスペースが生まれ地域住民用途がさらに増える。島村案の時も空室待望論は聞こえていた。
  5. 以上から、面積を減らせとご立派な事を言いながら、畠山複合施設では増床したことになる。これはダブルスタンダードである。悪質なのかバカなのか、と思う。
  6. 図書館の内容では、ICゲート、自動返却機の導入と書く。混まない図書室でそんなの入れてどうする(笑)。駅前図書館だって手余り状態で自動貸出機を入れている。行政の生産性向上とは人減らしから始めるべきなのに、ムダ金使いをしながら、良いことをしたと勘違いする。
  7. 市民参加の欺瞞性。
    かつて市民の反対運動が盛んだった。本館を守る会、図書館考える会、署名活動、監査請求などいろいろあった。多分、幹部の脳内に市民活動への忌避感情があるのだろう。今回のアンケートは無作為抽出(警官立ち合い?)
    。そこからグループメンバーが選ばれた。
    一家言ある市民がアンケートに応えたいと思っても0.8%の確率だ(1500人時)。さらにメンバーになるには恣意的スクリーニングの不正を通らねばならない。ここはフリー100人枠を設けると良い。
  8. クレジット表記の無さは無責任な証し
    本案は日付のない文書であるが、その程度はこの街では目をつぶる。委員会のメンバー名と肩書、選抜市民の氏名と住居町名、施設課担当者らの氏名を末尾に掲載すべきである。彼らには起案者としての責任がある。まさか匿名事業ですか?
  • 原因

 島村案への見直し時の畠山市長発言では「分館機能を含める複合施設」になっているので、上平図書室を廃止してここに上平分館にするつもりだった。それについて検討委員会の識者(上尾市民ではない)に違和感があったことが第一回議事録に現れている。これも昔書いたが、ここは予約受け渡しのみ、図書分館はPAPA北上尾に設けた方が公益に資する。

 検討委員会には、有識者(大学教員)と並んで二人の上平住民(事務区長?)が参加する。高齢者と思われるが、畠山市長による指定席である

 地域代表者とか地域の実力者と言うが、本当にそうなのか、多様な地域民から厚い信任を受けているという保証もない。しかし、畠山市長は彼らの肩書を重視する。だから、畠山市長は市民たちのグループワークを見学に来たことは無いらしい。地元の深山議員も見かけなかった、と聞いている。

上平地区の票読みはもう終わっているのだろう。

----------------

追記 

委員 氏名 肩書 条例上の区分
上尾市上平地区複合施設検討委員会委員名簿
委員長 佐藤 徹

公立大学法人 高崎経済大学 

地域政策学部・大学院地域政策研究科教授

識見を有する者
委員 志村 秀明

学校法人 芝浦工業大学

建築学部建築学科教授

委員 深堀 清隆

国立大学法人 埼玉大学 大学院

理工学研究科准教授

委員 金野 千恵

teco株式会社 代表取締役 

副委員長 高橋 正一

上尾市区長会連合会 会長

広く市政に関し知識又は経験を有する市民
委員 小川 厚則

上平地区区長会 副会長

委員 山下 三佐子

上尾市都市計画審議会委員(弁護士)

委員 鈴木 玲子

上尾市子ども・子育て会議委員

(NPO法人彩の子ネットワーク理事)


委員

岡村 博憲

市民ワークショップより選出

(市民ワークショップ参加者)


委員

古沢 輝

市民ワークショップより選出

(市民ワークショップ参加者)

 

2020年12月 8日 (火)

一度に6つのパブコメ募集_不正土地に建てる上平新複合施設も

1.月末までに6つのパブリックコメント(市民の意見)募集中

広報12月号では5ページ目に3点を案内しています。

市役所一階の情報公開コーナーには紙ベースでの受付ができます。今は9件くらいの募集案件があったように思います。

ネットでは、下のリンク先へ行き、計画案を読み、ご自分の感想・意見・提案などを出すことができます。記入用のひな型ファイルもありますが、必要な事項さえ書いてあれば書式は自由でしょう。

募集案件一覧表

案件名

募集期間

担当課

第6次上尾市総合計画(案)

令和2年12月25日まで

行政経営課
第2期上尾市地域創生長期ビジョン・第2期上尾市地域創生総合戦略(案)

令和2年12月25日まで

行政経営課
上尾市行政改革プラン(案)

令和2年12月25日まで

行政経営課
上平地区複合施設基本構想(案)

令和2年12月28日まで

施設課
上尾市国民保護計画(案)

令和2年12月28日まで

危機管理防災課
第2次上尾市緑の基本計画(案)

令和3年1月4日まで

みどり公園課

2 パブリックコメントは行政の消化試合になっている

市民の意見は、肯定意見、部分的な修正意見、対案となる意見、反対意見のように分かれます。

この様な場合、修正意見でそれが原案を損なわない程度なら、受け入れられます。むしろ行政から喜ばれるはずです。市民の意見を反映した、というPRができるからです。意外と"さくら市民"がいるかもしれません。
というのは、委員会のメンバー集めに苦労すると馴染みの人(行政と親和性の高い市民)にお願いすることがあります。

上の、上平地区複合施設のように政治案件はその典型です。逮捕市長が地元に新図書館を建てて恩返しを目論んだだけでなく、友人が短期間で高値転売をした土地です。地裁判決は時間の問題と思いますが、仮に合法となっても相場より高く買い上げた事実は消えませんし、私物化行政の典型であり、周りの幹部はゴマすりで支えたのです。

結果的に逮捕により消滅した、上平新図書館計画のパブリックコメントでは反対意見が殆どでしたが、無視されました。市民の疑問には答えにならない答えを書いて平気です。行政手続きの消化試合なのです。

本来は、行政と一般市民が公開で議論する場があると良いのです。議員に専門性のある人はほとんどいません。行政は短期ローテーション人事ですから専門性は育ちません。しかし、市民の中にはいろいろな専門家がいます。そういう知恵を活用すべきですが、存在感の自己否定になるからやりません。

 

2020年9月15日 (火)

みどり公園課の美人投票の下に隠れた真実

それは誠実なのか、ヤブヘビなのか?

追記 赤池から緑池へ 季節を楽しませる丸山公園。次は黄色かな(公園課のインスタ映えです)。


こんなの「誘導尋問」だと上尾オンブズマンの館で書かれ、「誘導尋問にも値しないアホなアンケート」とかまちょ図書館で酷評されているのが、上尾市みどり公園課のアンケート報告である。

 どんなものかと見に行けば、9/7付けで2つのアンケート報告があった。シンプルなので見れば分かることだが、前にも図書館部門のお粗末アンケートなどを見ているせいか、あまり驚かなかった。

でも、否応なしに目に入るのは昨年12月のシールアンケート。公園でやっても街頭インタビューと称し、たった十人しか書いてもらえないコメント文をグラフで演出したり、この程度を半年も過ぎて公開していた。小さな仕事を大きく見せたい体質なのだろう。

152856

ところが、ビックリした結果がそこにあった。なぜ、二つのブログが扱わなかったのかは不明だが、三番煎じにならないから書いてみる。でもその前に、どちらの池がいいですか」という"愚問"に寄り道しよう。

上のシールアンケートの写真は見にくいが説明文(下にコピー)を読めば、AにネガティブBにポジティブな事を並べている。これでは左のAは8%、右のBが92%となっても不思議はない。安っぽい美人投票になっていた。

ちなみに、元文をひねって「どちらの市役所がいいですか」を創作した。皮肉ではなく真実性を入れているので駅頭か庁内でやってほしいものだ。

  どちらの池がいいですか? どちらの市役所がいいですか?
Aの説明 水草がない池 不正のある役所
外来種のコイが泳ぐ池 ゴマすりが泳ぐ役所
釣りができる池 楽ができる役所
池への外来魚の放流 役所への裏口入職者の放流
ルアーを飲み込んだアオサギ 高給を飲み込んだクロサギ
Bの説明 水草が豊富な池 やる気が豊富な役所
子育てをするカイツブリ 部下を育てる管理職
カイツブリのヒナが観察できる池 人事評価が客観的である役所
水草のなかで日光浴をするスッポン 市民から称賛を浴びる幹部職
水草にとまるイトトンボ 困った市民へ直行する職員
在来種のオイカワの群れ 縁故採用ではない職員の群れ

ここから本題に入る。

上のバカバカしさに隠れてしまうのが、二つ目のアンケートのQ4である。

Q4上尾市都市公園条例では、魚類の捕獲および殺傷は禁止されておりますので、「かいぼり」を機に、釣りはご遠慮いただくようお願いしていきますが、釣り禁止についてどう思いますか? 


152860_20200913232301

68%が反対(悪い+すごく悪い)、賛成は14%に過ぎない。回答数:456

「釣り禁止」に反対が三分の二以上という結果に当局は頭を抱えたとしたら、ヤブヘビなアンケートになったわけだ。なお、Q4とシールアンケートの結果に矛盾点があるのは、後者の中身にムリがあるためだから気にする必要はない。

振り返ると、逮捕市長の上平新図書館や逮捕議長のパークゴルフ場の時にはこれほど素直に民意を聞くことは無かった。だから画期的なことである。

シールアンケートは素人の集客芸として笑えばよい。Q4の結果が全てなのだ。

●10月からの本格的なアンケートに参加できるか?

みどり公園課は「大池のかいぼり事業」を検証するために10~11月に市民アンケートをする。

先日の倫理条例のパブリックコメントに74人も応じたのは共産党の催促運動による面があっただろう(チラシも来たし、当コメントにも催促が来た)。釣り問題は日常的だから党派に拘わらずに広く参加を働きかけたいのだが・・。

設問に釣りの是非を入れない事やアトランダムによる公平性と称して問題意識の高い市民を希薄化する抽選方式を採るという手口もあるだろう(施設課の例)。輪をかけて市議会も問題意識に欠けている。

どんな形式にせよ、釣り禁止という市条例を知りながら丸山公園では「釣り推奨策」をとって市民レジャーを優先してきたことは事実であり、そうなった事情説明と陳謝を不問にして、市民に問うてはならない。

市民の無知に付け込み、自らの過失を奇麗ごとで覆い隠すやり方は自己保身であり、公務員とは言えない。倫理条例違反第一号となるだろう。

畠山さんは悩むことは無い。

条文にちょっと筆を加えて現実家になればよい。

「ただし特定場所では釣りを認め、その場所における規則に従う事」とか。

人工池の魚に選挙権は無い。

釣り愛好家たちに運営を手伝わせたらよい。

タダでも参加するだろう。

 

2020年9月10日 (木)

トンデモ立地選定の上尾市2例とアノ時の本質

比較検討を曖昧にする時は「候補地ありき」。

 前記事で、「上尾伊奈の共同ごみ処理場」の候補地選定のための比較検討表を少し取り上げた。

下に一部を紹介するが(ソースはこちら )、何も、検討項目の良し悪しや配点方法を論じたいわけではない。いろんな角度から定量化して比較検討するって、「当たり前でしょう」と思ってもらいたいためである。


Photo_20200909105401

この表を見て思い出したのが、上尾市役所だけで決めた案件のこと。悪い見本として改めて指摘したい。

2014年、新図書館を上平に決めた島村ヨイショ会議

 知らない人には政策会議議事録の記事 と 比較検討表を紹介する。この検討表は建築可能性が主であり図書館機能の視点はまるで無い。底の浅い検討で事業規模40億円の立地を上平に決めたのは、彼らの能力以前に、計画ありき・上平ありきだったからだ。

 なお、上平用地の取得額は高すぎるとした住民訴訟の結審が近そうだ。判決次第では過去が呼び覚まされ、訴訟が絶えない畠山さんには重荷になるだろう。

2019年、現本館のPAPA移転を偽装した小役人行政

 アノ時に新政クラブが反対しなかったら、今頃、現本館はスポーツ用品店ヒマラヤが撤退したPAPA空床に入居したまま戻らないだろう。詳しくはこちら

 現本館をいきなり北上尾PAPAに一時移転する話しが告知されたのは2018年の暮れ。市民無視どころか、当の図書館部門さえ蚊帳の外に置いて進めたのは、図書館への知見も"思い入れ"もない行政経営部施設課である。そんな連中だから、検討根拠などあったものではなく、バラ色のポンチ絵だけというお粗末なものだ(下図)。

Photo_20200909230801

今で言えば、「きっと喜ばれますよ」と耳元で囁いて実現したアベノマスクみたいに、無知なトップを小役人が丸め込んだ例である。

このように立地選定の根拠などお構いなしが上尾市政ですよ、という話だ。

----

蛇足ながら、あの時に書かなかったので、あえて書いておきたいことがある。

三月議会ではPAPA利用案は目玉予算だったが、それとは別に小林議長による市長室での「おみやげ発言」等が暴露されて大混乱していた。その渦中、少数与党の政策フォーラムは畠山応援のために盲目的に移転案に賛同し、共産党も賛成した。残念なことに、某市民団体までもが合理的判を怠り黙認したが、それは特定政党への同調からくる限界に見えた。

結局、新政と公明による予算案否決でボツになった。徹夜議会では海老原氏らの意見よりも尾花氏の反対論の方が正論であり、上平案件の時とは真逆になるという、ある意味で滑稽だった。

その滑稽さとは、表向きは公益性の正論を説きながら、ホンネは党派的立場を優先するという本質から来ている。

なお、今でも2000㎡の空床は埋まらずPAPA側はぬか喜びで終わったのに、こっちの立案者は出世して部長になった。

 

 

2020年9月 8日 (火)

上尾伊奈共同ごみ処理施設の立地決定へ。巨大施設-2

前記事、アマゾン巨大施設-1のつづき 

二年越しの検討の末、新ゴミ処理施設の候補地が決まった。

 上尾・伊奈広域ごみ処理施設建設候補地の決定

場所は市境の伊奈町大字小室柴中荻区内という(←Google3Dマップ)。セキチューの南、東部浄水場東側の伊奈町エリアである。報告図のAの位置になるが、現在のゴミ焼却場を青で追記した。

Photo_20200907104802

報告では、敷地面積6ヘクタール程度の候補地として抽出42箇所、公募2箇所から絞られ、上位5カ所の選定評価表の点数が公開されている。一位のAは86点(100点満点)だった。

例えば300m×200mで面積6haになるが、それは上尾陸上競技場よりも東京ドーム(4.7ha)よりも広い。ちなみにイオンモール上尾は6.8ha。

住民と有識者から成る「評価基準検討会議」で決めたらしいが、昨年のパブコメでは市民の意見は0件だった。今後は、9月市議会で説明し、地元への説明や用地買収の協議へ進む。スケジュールではR11年に工事、稼働はR15年(2033年)を予定する。なお、候補地に接する「都市計画道路上尾伊奈線」も作るようだ。浄水場から伊奈中央駅への道と思われるが、これにより上尾と伊奈町の中心部とのアクセス性が向上する。

さて、試掘したら古代人の生活ゴミが出てきて遺跡発掘になっちゃうとか、またぞろ不良業者が談合をしないか等が気になる。最近、例の官製談合疑惑で公取がヒアリング開始と噂に聞く。談合は彼らの生活習慣病みたいなものだから決して無くならない。前科のあるわが市政だから、ここは伊奈町が加わっているのが信頼保証の一つと思うしかないだろう(笑えないね)。

なお、今の西貝塚のプラントを長持ちさせながら使わないといけない。トイレの壊れた家に住むのはゴメンだ。

  1. 蝶の姿にみる合併構想

 地図では伊奈町がサツマイモに見える。バカにしたわけでは無く、地形からは市と町が一つになる方が自然に見える。ロールシャッハ・テストみたいにの形にみえた人は合併賛成の人かも知れない。

 その昔、YOUAndI計画は破談したが、改めてA&I縁談があっても良いだろう。そして対等合併の象徴として、新しい市名は夫々の一文字を取り「埼玉県あい市、愛市」がお勧めだ。市の名前だけで新婚さんの転入増を期待できるはず。

 しかし、地形が蝶で素敵だからとか、市名が胸キュンだから一緒に成りたいと言っても、『君らは火葬場※やごみ焼却場でデートした仲だろう』と影口を叩く隣市もいそうだ(※上尾伊奈斎場つつじ苑)。そんな妬みを私はまるで気にしないが、合併はローカナルなアイデンティティを失うと"寂しがる"人もいる。

 まぁ破綻したら、合併計画はゴミとして燃やせばよい。

 その代り、次は共同墓地を作ればいいのだ。

 なんだか話がそれた・・・

  1. 判定表に想うことと不明なこと

上図のA~Eの5候補地についての判定には、6つの評価軸(土地の法的属性、自然環境、防災、生活環境等、合意形成、経済性)とその明細項目がたくさんある。100点満点に換算した合計値で決めているが、6つの大項目のウェイト付けは均等ではない。合意形成と経済性が各20点と重要視されている。

ところでAとBは隣接地でありAは公募地で86点、Bは抽出地で80点となった。この差を「一部同意不明地を含むことによる差」と説明している。文脈から、売らない地主がいると想像する。それでも腑に落ちないのは、AとBは同じ写真図を使っており場所を特定させないことだ。 

  1. 本当はレーダーチャートでしょ

どんなに詳しい判定表だとしても、それは単なる点数表に過ぎない。このケースはレーダーチャートで解説するのが報告書の定石である。元データが簡単にコピーできたのでExcelで描いた。

Photo_20200907104801

見て分かるように、違いは合意形成のバラツキにある。平たくというと反対運動がないか否かという意味だろう。忌避施設の場合は常に地元対策として見返りが必要になるが、それはこれからの話だ(既に提案メニューはあるだろう)。西貝塚の場合はどうだったのだろうか。

で、眺めていて思ったのは、Aは全項目で強く、欠点が少ないこと。

二自治体からの距離関係(搬入の経済性)から必然的に市境が良いに決まっているし、上尾伊奈道路の計画からもAは最初から最有力だったのではって思う。Eは引き立て役だね…

つづく 忘れっぽい市民のための、この間の立地選定のバカ話し

 

2020年8月 5日 (水)

丸山公園の大池、凄惨な淡水赤潮

だれがチョコレート池にした。出てこい、池の鯉じゃなくて責任者!

上尾市民の皆様へ。

コロナ以外にも恐ろしいことが起きています。

Photo_20200805210801

 かまちょ図書館の7/30日の記事と写真へどうぞ

淡水赤潮と言うらしいです。

過去の行政方針(間違い)を気づかれないように変えて釣り禁止へ強行突破し、生態系保護という名のかいぼり事業の成果がこの「チョコレート池」では、頭を抱えそうですね。

今月の広報あげお8月号の表紙は丸山公園で子供が水遊びをする写真です。7/2日とあるので、赤潮は7月末にかけて発生したのでしょうか? 

8

 赤潮は今はどこまで回復しているのだろうか? 上尾市のみどり公園課は何も語りません、というか素人なので何も語れないようで、次の二本がありました。

上尾丸山公園への生き物の持ち込みはやめてください

市民にあれこれ注意する前に、市役所とは市民のためにあり、職員のためにあるわけでは無いことを理解できていませんね。この問題は、陰謀好きな人には「魚を全滅させ、釣り禁止にする陰謀説」がウケそうですが、ここに至る風景には既視感があります

上尾市役所を舞台にした市長議長のW汚職事件があったから、濁った組織を"倫理条例"とかで奇麗にしようとした最中でも、元市長と都市整備部によるブロック塀事件が発生したわけでしょう。

そう、ダブって見えるわけ。

関連 上尾市の釣り騒動のカテゴリー

 

2020年7月31日 (金)

為すすべが無いコメンテーター畠山市長

コロナはただのカゼ コロナは人災

関連 日本のコロナは官製災害へ変異して大津波へ

追記8/1夜
本記事は7/31付けだが、8/1付けで市長コメントが出た・・・7月末では42人となり、わずか一月で28人も急増し・・・」と、当欄と同じことを書く。しかし、(県庁の感染者とりまとめが遅いため)7/30-31分が追加されて実は32人に更新(累積は46人)なのだ。
なお、畠山さんも西村大臣と同じことを言っていた。「危機感を抱いている」と。安倍政権は統率力を失って傍観者みたいに「感染するに任せる」政策に陥っているから、上尾市では8月に50人レベル、市中感染を覚悟すべきかもしれない。市長は市内飲食店へのコロナ対策点検隊を作るべきだ。



 
上尾市民は7月一か月で28人が感染した(累積42人)。

毎日一人のようなものだから、都内やさいたま市由来と言える。市内感染は局所的な家庭内のみでとどまった。

さて。埼玉県庁サイトに行けばコロナ問題について「知事メッセージ」(こちら)というタイトルで語っているが、上尾の秘書室は相変わらず畠山さんをコントコメンテーター扱いしているから、「市長コメント」と呼ばせる。

取り巻きは親分を超せないという、彼らなりの配慮なのだろう。

最新の畠山市長コメントは7/17のビデオだ。

なんとジェスチャー豊かに話しているではないか!

Photo_20200731225401

 よく見たら

 手話通訳さん ( ゚Д゚)

 隣の市長は棒立ちで、カンペに視線を落とす。

 話すのが苦手な人にこんなことをさせるのは×ゲームに近い。で、これは「14名の方の感染が確認されています」の時のもの。

 目新しい話しは少なく、キモは広報あげおの特別号の宣伝だった。

それなら、「こちらにあるのが、特別号です」と現物を目の前に広げてPRすれば良いのに、口頭だけだよ。まぁ、無芸も芸のうち

と思ったが、違った。

手話さんよりも目立ってはいけないという 配慮だろう (>_<)

---- 

市長として、本当に語るべきは・・・

 

市民の皆様へ。今は軽い風邪のような症状であっても、かかりつけ医にぜひ相談して下さい。医師の診察次第ではPCR検査を市内で即、受けることができます。

実際、概要2(感染確認67例目)を見れば分かる。

発熱した当日に川越市内で受診し検査、翌日判明という最短ルートである。

これを、上尾市でできるか否かだ。

ワクチン無き今は、感染者の早期発見こそが薬である。

 

2020年6月25日 (木)

上尾市の住みよさランキングは731位

埼玉県の40市中で上尾市は35位

『住めば都』のイミを考える…

 最近、東洋経済新報社は2020年の住みよさランキングを出したが、公開は限られた上位名だけであり、フツーの市町村は何位なのか分からない。そこでソースの2019年の都市データパックから埼玉県のみを引用した。これは1700頁以上と分厚く、  電話帳よりも重たく、そして2万円の高額本である (^-^;

 ちなみに、埼玉県は40市(町村含むと63)と自治体の数が日本で一番多い。大局的な政治家が現れないから合併が進まないのだが、行革余地は大きいと言える。最少の鳥取県は、鳥取市、倉吉市、米子市、境港市の4つだけ。

Photo_20200623231701

 本統計は自治体別に数百の指標を示している。そのデータは当年度の値というよりも、統計の制約で4~5年前の値も使われている。そこから約20個の指標を使い、「安心度、利便度、快適度、富裕度」の4つに分けて平均値からの偏差値換算をし、総合順位を住みよさランキングとしている。人によっては、例えば「利便度」を最重視するという考えもあるが、4分類の間でのウェイトづけはないようだ(こちらの説明では不明)。

上尾市は、全812市区の中で731位(40人学級なら36位)、埼玉県内では35位/40市。

安心度721位、利便度597位、快適度516位、富裕度280位 

上尾市の人口は120位と大きい方だが、残念ながら上の各指標の順位はとても低い。なお、表の47.9という偏差値にはガッカリするが、大学入試のように70~40位まで広く分布したり、Fランク大学みたいに測定不能が存在するわけでも無く、一位54~最下位45という狭いレンジに密集している状態だ。
(平均値に集まり過ぎてきれいな正規分布ではないのでやや無理がある印象。一指標の微差で順位は大きく変わるかも)。
 ただし、上尾市は4つの個別順位よりも総合順位が低く出ているのは、特徴の弱さを示している。

●特に安心度が721位と低いのは、「一万人当たりの病床が62床/722位」と低いためだと思う。これは以前から埼玉県内で共通する問題点でありコロナ渦中でも指摘されてきたことだ(上の表を見れば他市も低い)。

参考 埼玉県 一万人当たり病床数88.7床、46位。一万人当たり医師数16.6人、47位。
蛇足だが、この改善を選挙公約の一番に挙げていた割には大野知事の初動はお粗末すぎた。こちら

富裕度が280位と高いのは、構成要素である「財政力指数0.9/122位」や「納税義務者一人当たり所得額337万円/151位」が寄与したためだろう。だが、要素ではない「人口一人当たりの地方税額は13.5万円、369位」をみれば軽々にリッチだなんて思わない方が良い。負担している人と全人口での違いに実態がでるためで、その点は過去記事で扱った

利便度の構成要素には「大店法の床面積」(148位)があるから、イオンモール上尾が竣工すると順位を押し上げるだろう。

 

 さて、人は順位を気にするものだが、ランキングを頼りに引っ越す人はいない。そもそも首都圏では地価と交通利便性のトレードオフで住宅取得を決める人が多い。しかし、アナログ過ぎて分かりにくい自治体のあり様をデジタル化によって可視化するのは、とても意味がある。

2020年度版では「野々市市」という聞いたことない名前の5万人の街が全国1位になった。例年、上位に石川、富山、福井の北陸三県が来る理由の一つに住宅面積の広さがある。それが構成指標の偏りとなっているとしたら全国順位にはあまり意味はなく、同じ域内で比較する方が良いと思う。例えば、関東圏のワンツースリーが文京区、武蔵野市、渋谷区となるのを見ると、それなりに納得感がある。
ちなみに下位20位には大阪府と千葉県が多い。財政再生団体に指定されている夕張市は803位だった。

下位になった自治体は、こんな順位に意味はないと無視を決め込むが、上位になれば公式HPでわが街は「住みよさランキングの〇位です」とPRをするわけだ(例 野々市市へ)

よく昔から、『住めば都』という言い方があるが、本当にそうなら過疎地は生まれない。ホンネは、あきらめ、やせ我慢に近いものがあるだろう。

 

ポストコロナでどうなる?

安全度の一つに三密回避度を採用して、寒村を一位にすることは地方復興になる(^-^?)。そして増々、ポツンと一軒家の人気が高まる・・・

 

 

2020年6月 5日 (金)

10万円とマスクの配達競争

アベノマスクと10万円給付金の遅さも、残念ながら「日本モデル」なのだ。

どっちが早く着くかと思っていたら、

生保の営業がマスクと除菌グッズを持ってきた。

ようやく対面営業ができるので、客回りだという。支店内は全員が集まれないルールだとか。固定+歩合のセールスは客の開拓が出来なければどうにもならないから大変だ。

彼女曰く、「うちにはアベノマスク届きましたよ」。でも暑くて付けていられないと・・・

マスクのネット価格は最低価格で15円まで下がっていた。今は消毒ボトルも少しは店の棚にあるようになった。我が家では五月中旬にネットの消毒ボトルが何本か届いたが、ほとんど使わない。

緊張感が欠けて全然減らないのだ。困った時に手に入らないとこんなものだろう。

十万円の目的が良く分からない・・・

本日、上尾市役所から給付金の申請書類が届いた。自治体間競争なのだが、上尾市は遅い。カネの振り込みはずっと先だろう。

で、この10万円のそもそもの目的だが、ドタバタ騒動ばかりが話題になり、正式な目的はあまり知られていないと思う。一体、何のための家計支援なのか、意味不明な文章である。総務省より引用

施策の目的

 「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月20日閣議決定)において、「新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言の下、生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛し、人と人との接触を最大限削減する必要がある。医療現場をはじめとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならない」と示され、このため、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行う。

事業費(令和2年度補正予算(第1号)計上額)

 12兆8,802億93百万円

  • 給付事業費 12兆7,344億14百万円
  • 事務費 1,458億79百万円

先日、安倍総理が解除宣言の時に、日本モデルの力と鼓舞していた。同じく国家主義的なリーダーである韓国の大統領が「K防疫」が世界標準だと自慢していたことへの対抗意識に見えた。しかし、日本で感染爆発が起きなかった科学的な本当の理由はまだ分からないままなのだ。

だから、「国民の民度のレベル違う」と得意顔(マスクで見えないけど)で言う民度の低いリーダーには、トランプの愚かさに負けず劣らずなものを感じる。

 

2020年5月 9日 (土)

給料減額ドミノ

自治体間の横並び競争と見かけの値に注意

●5/1毎日新聞より

 さいたま市議会臨時会が30日開会した。市は新型コロナウイルス感染症対策を盛り込んだ総額約300億円の一般会計補正予算案や、市長ら特別職の給与を減額する条例案など7議案を提出した。特別職の給与は、月額で市長30%▽副市長20%▽教育長など10%をカット・・・

多分、下と同じく21年3月末までと思われる。

5/8 日経新聞

・・・議員提出では、議員の報酬減額に関する条例案が可決された。施行期間は6月から21年3月までの10カ月間で、計5000万円ほどの削減となる。議長20%、副議長15%、議員10%を減額する。

上は月給のことで賞与は含まないと思う。夏賞与をどうするかは今後国ベースで決められるだろうから、それに習うのでは。

議員には政務活動費という意味不明な手当てが配られるが減額はしないだろう。しかし埼玉県会議員の政務活動費は年間600万円と高く使途不透明なので減額余地は大きい。

首長や議員の給与減額が相次ぐのは、減収リスクのない人なので必然だ。そもそも仕事と報酬の整合性が不明な職業なので、カット幅は少ない位かも知れない。国会議員も二割カットと如何にも大きく見せるが、給与部分のみなので実質10%以下になる(東京新聞)。

なお、3.11東日本大震災では国家公務員給与を平均7.8%減額していた(自治体は個別に異なる)

上尾市はこれからだが、畠山・上尾市長には前年のブロック塀不正事件の責任分として提案した10%減額、3か月すらまだ宙に浮いている、お粗末状態である。

民間は小さい所は既に始まっている所もあるが、概ね夏のボーナス減額からになる。

 

より以前の記事一覧

上尾市政をみつめるサイト

  • 上尾オンブズマン
    市民的視座から上尾の教育行政&市政を考えよう。 (情報公開請求により市政に斬り込むサイト)
  • はるかさん_かまちょ図書館
    上尾市民として市政とりわけ図書館問題を熱く語っています。ぜひ飛んでください。 かまってちょうだいの意ね。
無料ブログはココログ