カテゴリー「図書館」の134件の記事

2020年12月24日 (木)

上平地区複合施設とは市長選への取引

基本案に見る、基礎的行政能力の欠如。

前記事 6つのパブコメ募集。関連 戸崎パークゴルフ再生 本文追記あり。本件、上尾市HP

それにしても昨日はバズった話題に市民が関心を寄せ、ビックリもガックリだ。石ばかりのネット情報の海では、作者が玉と思うコンテンツはスルーされる、という再確認になった(というよりも実験的だった笑)。

 パブリックコメントは12/28月までです。下記を参考にぜひ投稿してください。

基本構想案は10頁だが、図版が多いので読むのは楽だが本当のストーリーまでは読めない。まずは要約した。

島村計画は別件逮捕でとん挫したが、買っちゃった上平の土地7200㎡には畠山新市長が何かを建てると決めた(たぶん地域と約束した)。その時は、利害の無い市民は安堵したが、そこから、畠山複合施設計画が始まった。そしてハード的には、三階建て、建築面積900㎡、延床面積2000㎡となった。島村案は4680㎡。

中身は、既存施設13候補の中から、上平支所上平公民館図書室を採用した。(公共施設マネジメントからは)図書館は133㎡以内のままなので、支所部分を合わせても300㎡程度に見える。他は、多彩な区画になっている。建物は島村案の半分なので敷地は余り、現駐車場と災害時に使う応急仮説住宅7棟分くらい置けるスペースにする。

Photo_20201224001001

数年内に予算化され、完成は25年頃と聞く。
昔、ここは
野球場の下が備蓄倉庫だから、この空き地は仮設住宅などしか思いつかないと書いた。だから常識的な所に落ち着いたと思う(標高は15m)。でも、去年の水害みたいなら西側が望まれそうだ。

なお、土地取引疑惑の裁判中だが、来年には判決が出るだろう。一審で住民勝訴なら計画にはマイナスになる。不正な取引をした土地と上に立つ建物の整合性(或いは誠実性)が問われるのだ。

基本計画案からの問題点を指摘する。

  1. P1に島村計画の中止理由を「維持費が高すぎる」と書くならば、本案の維持費は高くない、と定量的に説明しなければ出足からダメだ。「建物小さくしたから、いいだろう」では通用しない。
  2. 市政は、P3の「複合施設の考え方」による面積縮小を重要視する。島村計画もこれを前面に出した(実際は未熟な立案者が勘違いし議会は無理解で間違えていた)。今回は、支所図書室を数百メートル引っ越すだけだが(当然、等面積)、元の公民館は潰さないのだから、面積は増えてしまう。何考えてんだよ!
  3. P4にある13施設から、上記目的により統廃合する予定のはずが、結論は意外だった。
    島村案では青少年センター、文化財収蔵庫が併合される予定だった。それらは今回も候補になりながら、「有識者」による冷静な判断により×を付けたとしたら、それは評価する(これはとても興味がある)。その延長で、〇印二つの施設も×になるというのが実は自然である。
  4. 上の理屈から、初めから「上平専用」ありきだった。従って、上平公民館(6室、陶芸窯、体育館)に空きスペースが生まれ地域住民用途がさらに増える。島村案の時も空室待望論は聞こえていた。
  5. 以上から、面積を減らせとご立派な事を言いながら、畠山複合施設では増床したことになる。これはダブルスタンダードである。悪質なのかバカなのか、と思う。
  6. 図書館の内容では、ICゲート、自動返却機の導入と書く。混まない図書室でそんなの入れてどうする(笑)。駅前図書館だって手余り状態で自動貸出機を入れている。行政の生産性向上とは人減らしから始めるべきなのに、ムダ金使いをしながら、良いことをしたと勘違いする。
  7. 市民参加の欺瞞性。
    かつて市民の反対運動が盛んだった。本館を守る会、図書館考える会、署名活動、監査請求などいろいろあった。多分、幹部の脳内に市民活動への忌避感情があるのだろう。今回のアンケートは無作為抽出(警官立ち合い?)
    。そこからグループメンバーが選ばれた。
    一家言ある市民がアンケートに応えたいと思っても0.8%の確率だ(1500人時)。さらにメンバーになるには恣意的スクリーニングの不正を通らねばならない。ここはフリー100人枠を設けると良い。
  8. クレジット表記の無さは無責任な証し
    本案は日付のない文書であるが、その程度はこの街では目をつぶる。委員会のメンバー名と肩書、選抜市民の氏名と住居町名、施設課担当者らの氏名を末尾に掲載すべきである。彼らには起案者としての責任がある。まさか匿名事業ですか?
  • 原因

 島村案への見直し時の畠山市長発言では「分館機能を含める複合施設」になっているので、上平図書室を廃止してここに上平分館にするつもりだった。それについて検討委員会の識者(上尾市民ではない)に違和感があったことが第一回議事録に現れている。これも昔書いたが、ここは予約受け渡しのみ、図書分館はPAPA北上尾に設けた方が公益に資する。

 検討委員会には、有識者(大学教員)と並んで二人の上平住民(事務区長?)が参加する。高齢者と思われるが、畠山市長による指定席である

 地域代表者とか地域の実力者と言うが、本当にそうなのか、多様な地域民から厚い信任を受けているという保証もない。しかし、畠山市長は彼らの肩書を重視する。だから、畠山市長は市民たちのグループワークを見学に来たことは無いらしい。地元の深山議員も見かけなかった、と聞いている。

上平地区の票読みはもう終わっているのだろう。

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追記 

委員 氏名 肩書 条例上の区分
上尾市上平地区複合施設検討委員会委員名簿
委員長 佐藤 徹

公立大学法人 高崎経済大学 

地域政策学部・大学院地域政策研究科教授

識見を有する者
委員 志村 秀明

学校法人 芝浦工業大学

建築学部建築学科教授

委員 深堀 清隆

国立大学法人 埼玉大学 大学院

理工学研究科准教授

委員 金野 千恵

teco株式会社 代表取締役 

副委員長 高橋 正一

上尾市区長会連合会 会長

広く市政に関し知識又は経験を有する市民
委員 小川 厚則

上平地区区長会 副会長

委員 山下 三佐子

上尾市都市計画審議会委員(弁護士)

委員 鈴木 玲子

上尾市子ども・子育て会議委員

(NPO法人彩の子ネットワーク理事)


委員

岡村 博憲

市民ワークショップより選出

(市民ワークショップ参加者)


委員

古沢 輝

市民ワークショップより選出

(市民ワークショップ参加者)

 

2020年9月13日 (日)

白岡市の秋月梨とテイクアウト図書館

白岡の美味しい梨と苦い梨。

上尾市内の農産物直売場には梨は無し。

だから白岡へ買いに行った。

伊奈学園の横を走っていたら

急に「梨」の看板が目に入った。

思わず止まる。

梨農家が道端で売っていた。

売値を書かない露店商みたいだ。

一袋5個で千円。中玉くらいの豊水。

消費税が無いから安い。

 (簿外の売上だ(^^♪)

情けないことに、ここで妥協して帰った。

産直は安くて美味った。

農家の電話番号くらいは聞いておけばよかった。

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次に、近隣の農協の直売場を探して電話した。

伊奈町にある四季彩館は有名だが、もう入荷は少ないようだ。蓮田市の平野梨選果場も毎日とは限らない。

再び、白岡味彩センターへ出かけた。

豊水よりも秋月の時期だという。

あきづきは豊水+新高+幸水の掛け合わせ品種で甘味があるという。褐色がかって味が濃そうに見える。

今後は新高に変わり、9月末までは入荷するらしい。

Photo_20200912155201

豊水よりやや高め、10個入り3,500円(税込)。

他の野菜も売っており、パーキングエリアみたいに人が多い。昼どきの食堂は席待ちになる。

隣の白岡市立図書館(白岡生涯学習センター)へ寄る。

前回の訪問記はこちら

チョー閑散ぶりに豪華施設がムダに見える。

客は職員の数より少ない。

暫くして、分かった。

椅子が梨。

雑誌も新聞も閲覧不可。本の貸出はできるが、座る所は梨

今でもこんなことをしている過剰反応に驚きつつ、贅沢なテイクアウト図書館である。

Dsc_0348

白岡市のコロナ感染者数は第一波が6人、第二波が15人だ。こちら

(8/1時点の数だが、その時には現対策をしている)

そして人口当たりは県内で6位と上位だった。

しかし第二波の増加要因は、障がい者施設の十数名のクラスター発生によるものだ。

不特定な市中感染ではない。

隣の蓮田市図書館も9/4までは座ること禁止している(5日には解除)。

隣同士で影響したかは不明だが、隣もそうしているという同調型社会の日本では受け入れやすいのだろう。

会話をしない図書館でマスクを義務化したり、クラスターが発生した図書館もないのだから、三密回避で十分である。

これこそ「お役所の事なかれ主義」と思うが、市民から文句が出ないならそれまでだ。

椅子撤去の図書館を見たせいか、上尾の図書館はよけいにマッチョに思えた。

このようなコロナ禍での公共機関の稼働縮小を見るにつけ、改めて思うのは固定費削減もセットにして努めるべきだということだ。人々に不要不急の選択を迫りながら、官のみが客が入っても入らなくても安泰だ、という聖域であって良いわけは無い。

補足

白岡図書館を不便な調整区域に建てたのはどう見ても失敗に見える。

計画案は年間の来館25万人で、平日600人~休日1200人予想だった。これは非図書館を含む"生涯学習センター"としての全体目標だが、貸出人数は開館R1年目の6カ月分を通年換算しても12万人弱と予想する。

達成できなくても誰かが責任を負うわけでは無いから、梨がたくさん売れれば良いのだろう。

 

2020年5月20日 (水)

10万円と図書館にみるデジタル後進国

関連 前記事の続き 文末に東京高検宛のご意見欄

図書館長がいう予約(未渡し分)が約5000点という数字には、信じがたい気もあったが・・・。

上尾市図書館の年間予約数は20万点強だから、稼働300日として一日683点が予約される。従って、7.3日分が滞留しているわけで、5千という値もふに落ちる。

企業で言えば、出荷引当品が一週間分溜まっているわけだ。早く出荷しないと、売上げにならないし、仕入代金も給料も払えない・・・でも、その話をしたいわけでは無い。

さいたま市図書館(確か全24館)のそれは約5万点という。そして5.3日分になる。ちなみに中央館の8000点は三密回避で高砂小学校の体育館で渡すという、なんともご苦労な話だ(引用かまちょ図書館)。

ところで、上尾市の予約数に占めるWeb利用比率は73%ある。これは毎年1%づつと緩慢な増え方だから、貸出数に占めるWeb貸出数は12%に過ぎず、9割は昔ながらの書棚からである。

だが、さいたま市のそれは24%もある。

自治体住民のIT利用度を測る指標は無いが()、唯一の指標は図書館におけるWeb予約比率だろうと思う。都市に近いほど高いと思われ、地方でこの値が高ければその街のITレベルも高いと思う。調べたことは無いが、図書館とのソーシャルディスタンスが大きい地方ほど高くなるべき値だと思うが、どうなのだろうか。

こんなことを書くのは、コロナ10万円給付や企業への給付金のオンライン申請のトンデモ騒動が連日伝えられるからだ。

そのテクニカルな原因はさておいて、キレイに言えば、この国の「優しすぎる政策」にあると思う。遠慮なく言えば、下に合わせることが全体の進歩を遅らせ、無責任なコストの上で成り立つという事だ。

きっと、コロナ後には電子書籍とタブレットを入れようという本を読まない議員が現れそうなので注意してほしい。アレは「頭を使わない分野」に向くらしいので、先ずは市民を蔵書一千万冊 図書館へ誘導する方がましである。

5年おきに市民意識調査でカネを使っているから、そこを活用すれば分かるのに、前例踏襲が習いのパートタイム行政ではムリ。

 


今後の検察運営の参考にという、ご意見欄

黒川弘務東京高検検事長 ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭けマージャン」

 

2020年5月18日 (月)

上尾市図書館はそろりと動き出す

追記 末尾に彩の国・給付金支給レースの報告図

どこまで行っても官民格差。

前記事で伝えたように、上尾市図書館はそろりそろりと動き出します。

段階的な再開は、本館を守る会に書いた面談内容に近いものです。以下に引用します。青字は当方の解説です。

 図書館サービス再開に向けた今後の予定

・・・・感染防止策を行ったうえで、段階的に行っていくことを検討しております。

第1段階として、臨時休館中のまま予約本などの貸出(5月26日から5月31日まで)を先行します。詳細については、別途お知らせいたします。3月9日までに予約された方を対象です。詳しくは こちらへ

第2段階として、開館の上、Webなどでの予約・貸出や返却業務を実施します。 18日現在 予約機能は停止中

第3段階として、時間制限を伴った書架の開放を行うなどして、最終的に閲覧席等の開放を行い、全面開館していきたいと考えております。  イスが無いので長居する人はいません(笑)


面談は5/12日ですから、この案内が出るまで一週間かかりました。二か月間も休業していたためでしょうか、スピード感がありません。休み過ぎるとこんなものですか・・・。

さて、実質的な再開を意味する第二段階のWeb予約貸出は 6/1からと見込みます。これでは緊急事態解除後となりそうです。緊急事態は5/25には解除という予想もあります。リモート予約しながら、無接触受け渡しなのに、この仕事の遅さは日本のコロナ対策で見てきたことと似ています。

というわけで、再開にこぎつけても良く頑張りました、とは言えません。だって運営費の出し手ですから。

本日は百貨店も営業再開です。

店側は赤字でも、少しでも固定費を回収したいのです。

 

参考 埼玉県の給付支給レース

Photo_20200519103801

埼玉新聞より

 

 

 

 

2020年5月12日 (火)

上尾市図書館の再開に向けて

追記 5/16埼玉新聞…再開への動き


新規の感染者数が自粛効果で減りつつありますが、それも5/6までが限界と言う企業や人達が社会活動を再開しています。まだ動かないのは、それなりに余裕のある企業かもしれません。

そして、図書館は不要不急の場所ではないという人にとって、休館が二か月も続くのは耐えられないようです。下手をすれば三か月休みです。民間ならどうやったら再開できるか、だけを考えます。

5/3国の指針には「特定警戒都道府県も含め、感染防止策の徹底を前提として、図書館・博物館・美術館・公園の再開を可能とする。」があります。

これを拠り所に図書館部門と意見交換をしてきました。

上尾市図書館本館を守る会へどうぞ。ロードマップ風に報告します。

 

 

2019年10月19日 (土)

本館を守る会ニュース14号のご案内

コメントがなかなか表示されないからといって恣意的なのではありません。システム障害の一つ。

 

上尾市図書館本館を守る会の最新14号ニュースを発行しました。

記事タイトル

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・台風19号の本館被害、雨漏りだけでなく、天井板落下
・上平の三億円広場、当面はゲートボールなどに

・ブロック塀事件の続き

・百条委員会の始まり

・市議選は45人乱立?

こちらの守る会サイトへどうぞ

 

2019年8月18日 (日)

上尾市図書館の分館別貸出数の減少率

前年比は微増でも四年前とは比較にならない

 上尾市政に関与したのは図書館問題がきっかけ。23万人都市といいつつ、行政も市民もデータに基づかない情緒的な議論ばかりしていたのに呆れたから。その後、現本館は「二度にわたる試練」を「二度にわたる偶然」により生き延び、築年数だけを重ねて今にある。

 行政は将来を固定化したくないから、当面という言い方をするが、本館を巡る動きはしばし休戦だろう(今はそれどころじゃない)。ただ、相変わらず築年数と面積でしか見ないようだ。

最新の図書館要覧(中身は2018年度)が発表されていた。心なしか、以前よりデータやグラフ等が洗練されていた。

久しぶりに新データを追記してメンテナンスをした。そもそも図書館要覧も最新データを上書きして再利用で作っているだけだ(笑)。

全体の貸出統計をみると、前年の過去最低を更新すること無く微増に転じた。まるで上平移転をしなくて安堵したかのように(余りにも嘘っぽいな.笑)

単位は千

16
28

17
29

18
30

前年比

蔵書数

594

590

594

0.82%

貸出冊数

1,263

1,217

1,221

0.26%

貸出利用者数

406

394

399

1.36%

今回は各分館のデータを四年前と比べた(HPに四年前のpdf要覧があるため)。

貸出の利用者数、貸出点数ともに目も当てられない姿だった。

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  1. 利用者数(青)はわずか四年間に全体で7%減少、四つの分館は二ケタ減少である。
  2. 貸出点数(赤)は全体で9%減少。本館と駅前館の落ち込みが9~11%減とキツイのが響いている。
  3. 富士見小学校内にある「子供の読書活動支援センター」は数百人レベルと利用規模は小さいので全体への影響はないが、半減レベルの落ち込み(グラフは省略形)。減少理由は不明。

本館の貸出が6万冊も減ったのは驚き。その理由は、世代別・性別のセグメント統計を(ソースデータで)見れば分かると思うが、そこまで深掘りするのはもう面倒だ。読書離れと少子化、共働き世帯の増加ということにしておこう。

平方分館と橘分館の利用者数の減少は止まらないのだろうか。一日平均、三十人弱だが、ことしから午前開館へサービス強化をしているから、どのくらいプラスに転じるか見物だ。 

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2019年6月20日 (木)

図書館計画が文教政策では無かったを示すテクニカルな例

最適化債で見たのは、空っぽの世界

逮捕市長の上平・新図書館計画は表向きボツになりましたが、今につながる大切な事を書いておきます。
(但し上平の用地には新施設計画を相変わらず問題多い方法で行政経営部が進めています)。

島村さんは当初、5千㎡巨大単館構想でしたが、半年後に複合施設計画へと替わりました。(変更は行政経営部が主導したと推測します)。その結果、現本館の建物は他の施設と小分館、上町住民室(地元対策用)等からなる複合施設にするつもりでした。

議会では教育総務部(H部長)が、公共施設の統廃合をするときに国の最適化債を利用するため、分館として残すのは150㎡ほどになると説明しました。議員はもちろん市民も、「難しくてど良く分からないが、国からカネもらえるから狭くなるのは仕方ないね」というムードでした。

Photo_28

最適化債とは人口減少に備えて老朽施設の統廃合を進めるために、費用の一部を交付税で補うものです。適用条件は概ね「統廃合前の床面積合計>統廃合後の床面積」というものです。

2017年3月に書いた(長文です)ように、施設ごとの面積値が公表されてから私的に計算したら、行政の解釈がおかしいことを発見しました。上町分館は理論的に2300㎡位まで可能です。

つまり「全体面積が1㎡でも減ればよくて、個別施設(図書館機能)の面積が減る必要はない」のですが、彼らは後者で理解していました。

その後、井上議員へメールをし、彼も半信半疑となり県庁を訪問して確認したようです。6月議会で従来の市説明はウソではと怒りました。それは井上レポートにあります。民間ならトップに誤った進言をすれば、左遷人事ですがH部長やS参事らは謝罪すらせず安泰(畠山市長には交代させられた)。もちろん多数派議員には難しくて理解できない内容です。

さて、伝えたいことは上の手柄話ではありません、ここからです。

「市の誤り」に気づいたものの、こんな基本的なことを上尾行政が間違えるはずはない、自分が情報不足による勘違いをしているとまずいので確認をしました。なにしろ市民と行政では情報格差があり過ぎですからね。背景を告げずに、制度を理解していそうな人に統廃合パズルの問題として尋ねたのです。

応えられる部門は一つしかありません。

その職員は教育総務部が勘違いしている、とは知りません。こんな狭い庁内が有機的につながっていないことを強く実感した瞬間です。縦割りを理由に、知見を共有しない体質が市民サービスの劣化をもたらす事例です。(蛇足ながら、このブログで指摘するミスは当該部門に伝えて直すのは、皆さんに見られているからです)

もちろん田中島村による愚か者の集合・八百長議会では、何でも通ってしまうわけですが、議会で恥をかかせることはできました。しかし、多くの関係者には忘れ去られています。

結論

彼らは床面積しか見ておらず、床の上でどのような人々が、どのような目的や気持ちで過ごしているかを一顧だにしないということです。だから懲りることなく、今回も予算案に「わざと三年もかける」陽動作戦を使って市民を騙し、反対運動の分裂を図ったのです。政策担当者が良かれと思ってやっていても、市民と向き合う葛藤の無い人ではマスター○○○○になるという見本です。またやりますよ。

この続きは、公共マネジメントのフロントランナーとして一躍注目されながらも、この三月に解散させられた秦野市公共マネジメント課の考察の中に、上尾市の恥ずかしい真実があることを紹介します。

 

2019年5月 6日 (月)

行政の杓子定規な対応・・・ここは遊ぶ場、自習は禁止よ

下の記事のコメント欄に綴られた長文は、小さなできごとによる指摘ですが、世の中の根本的な問題を孕んでいると思い、人目に触れるように記事化しました。

 同じ図書館を扱いながら、この差はどこにある

投稿: まめ | 2019年5月 6日 (月) 13時56分 

上尾市には、こどもの城と言う児童館があって、そこには、図書室があり、椅子とテーブルもその部屋にあり、そこでゆっくりと本が読める訳ですが…
子供が学校を通して「読書パスポート」と名前のついた手帳をすでに貰っていて、それには、日々、読んだ本のタイトルを書いて良いとされています。この長い10連休の間にも、読んだ本のタイトルを読書パスポートに書いておくことが、学校の宿題のうちの1つにありました。
こどもの城の図書室で、1度に6冊の本を読み、そのタイトルを読書パスポートに記入をしていたら…職員の方から「ここは、勉強をするところではありません。」と注意をされたそうです。それに対して「学校の宿題で、読んだ本のタイトルを書かなきゃなので、書いているだけです。」と返したそうで、すると職員の方から「では、終わったら、すぐにしまって下さい。」と言われたそうです。この子供と一緒に付き添う大人がいての話。
このやりとり、一体何が良くないの?と思っていましたが…

後日、こどもの城に電話で、図書室の入り口に子供目線で読める注意書きは、何って文言が書いてあるのか?を聞いてみたら、その方は文言までは覚えていないそうですが、こども城は「遊び場」なので、自習などは禁止にしていますとのことでした。 
読書パスポートに記入していただけで、注意されたことまではこちらは全く伝えていませんが、その方の説明では、鉛筆などが落ちていると小さな子の遊び場として、危ないからという理由もあるそうです。
結局は、子供が安心して本が読める場所として、最適なのでしょうかね?

沢山、本を読んで本のタイトルを書いていて注意を受けたら、子供心にどう思う?職員の話の持っていき方はどうだった?
上尾市は、ハコモノを作ることばかり、一生懸命になっていないで、職員などソフト面も磨いていただきたいなと思う話でした。
上尾市教育委員会は、読書パスポートを渡して、読書を推進していますと言っていても、上尾市の子供に接する職員の現状は、こんな感じです。

end


 

 そんな型にはまった指摘をしたら、現本館だってつまみ出される人が続出。上尾の市役所だって教育現場だって議会だって、サボる人間を雇う所ではありません、と返しましょうかね。

世の中が事なかれ主義に陥ると、どんどん窮屈になりますが、弱そうな者には注意をし、強そうな者には見て見ぬふりをするのも世間です。お子さんがそれを体験したわけですが、まだ早すぎたかも…。

仮にですが、委託先のパート職員だとするとその杓子定規な応対は、低コスト化の悪い面とも言えます。

 

 

 

 

2019年5月 5日 (日)

同じ図書館を扱いながら、この差はどこにある

上平新図書館(複合施設)は今年度中には完成予定だった

 ある方から、二つの記事を頂いたので紹介します。図書館問題に理解を寄せるだけでなく、自然保護活動や障碍者支援にも勤しみ、畠山市長とも少なからず親交のある80歳過ぎの方です。上尾には議員や職員よりも優れた高齢者がたくさんいます。 

(1) 泉大津市は駅前ビルへ、市長が27分間、シナリオを見ることも無くカメラ目線で動画配信

 記事より:  いま図書館は、本を読み、借りる場所から、地域の情報センター・・・、まさに地域のコミュニティの核になってきている。大阪府泉大津市では、現図書館を駅前ビル4階に移転し、・・・実施設計プロポーザルの公募を開始した・・・。そして市長自らプレゼンテーション動画を配信・・・。

 記事はクリックで拡大。

Photo_14
 

(2)大田市は駅前に美術館と図書館が絡み合うユニークな施設を建設。予想の三倍の来館人数

東武伊勢崎線の太田駅前に三階建ての施設を二年前に建設した。当初はフロアで分離するつもりが、ワークショップに参加した市民から「分けない方が面白い」という意見が上がり、実現へ。功を奏して想定した3倍、年間30万人が利用している・・・。

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 さて一つ目の記事、記者執筆では無いためか、できすぎ感があったためネットで見に行ったら、市長の動画はともかく、新築の方が長期的に割安(改装6億円、年間5千万円)、開架書籍数が少ないとか論陣を張る反対議員もいて、それはそれで健全です。

 太田市は富士重工とブラジル人が多いことで有名ですが、太田市美術館・図書館という建物もWebサイトもお洒落です。その建築家の平田晃久氏のメッセージを引用します。

太田駅北口にこの美術館図書館がつくられることになったのには切実な理由があります。
太田市は人口20 万を超える豊かな市であり、太田駅はその中心に位置する、一日の乗降者数が1 万人を越える駅です。しかしながら現在駅前は閑散としています。多くの人々が車中心の生活をし、郊外のショッピングモールで買い物をするようになった結果、街の血液である歩行者が少なくなり、駅前の魅力ある街並みが喪われつつあるのです。
この建物は、人々の流れをもう一度駅前に呼び戻し、駅前の街並みを歩いて楽しい魅力あるものに育てていくためのきっかけとして構想されました。私たちはその構想に応えるようにして、建物の基本的な考え方をつくりました。


 逮捕市長と取り巻き部長、新政クラブや公明党達が「の拠点」と宣伝した上平新図書館建設でしたが、「の拠点」が完成しなくて幸いでした。なお、太田市は人口22万人で一般会計予算は797億円。上尾市651億円とは規模が違うだけではなく、太田市HPも実用性重視の設計であることから行政マネジメントレベルは高そうだと思います。そして驚いたのは・・・

市のフレーズです。

人と自然にやさしい、品格のあるまち 太田

 

 

 

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