カテゴリー「図書館」の132件の記事

2020年5月20日 (水)

10万円と図書館にみるデジタル後進国

関連 前記事の続き 文末に東京高検宛のご意見欄

図書館長がいう予約(未渡し分)が約5000点という数字には、信じがたい気もあったが・・・。

上尾市図書館の年間予約数は20万点強だから、稼働300日として一日683点が予約される。従って、7.3日分が滞留しているわけで、5千という値もふに落ちる。

企業で言えば、出荷引当品が一週間分溜まっているわけだ。早く出荷しないと、売上げにならないし、仕入代金も給料も払えない・・・でも、その話をしたいわけでは無い。

さいたま市図書館(確か全24館)のそれは約5万点という。そして5.3日分になる。ちなみに中央館の8000点は三密回避で高砂小学校の体育館で渡すという、なんともご苦労な話だ(引用かまちょ図書館)。

ところで、上尾市の予約数に占めるWeb利用比率は73%ある。これは毎年1%づつと緩慢な増え方だから、貸出数に占めるWeb貸出数は12%に過ぎず、9割は昔ながらの書棚からである。

だが、さいたま市のそれは24%もある。

自治体住民のIT利用度を測る指標は無いが()、唯一の指標は図書館におけるWeb予約比率だろうと思う。都市に近いほど高いと思われ、地方でこの値が高ければその街のITレベルも高いと思う。調べたことは無いが、図書館とのソーシャルディスタンスが大きい地方ほど高くなるべき値だと思うが、どうなのだろうか。

こんなことを書くのは、コロナ10万円給付や企業への給付金のオンライン申請のトンデモ騒動が連日伝えられるからだ。

そのテクニカルな原因はさておいて、キレイに言えば、この国の「優しすぎる政策」にあると思う。遠慮なく言えば、下に合わせることが全体の進歩を遅らせ、無責任なコストの上で成り立つという事だ。

きっと、コロナ後には電子書籍とタブレットを入れようという本を読まない議員が現れそうなので注意してほしい。アレは「頭を使わない分野」に向くらしいので、先ずは市民を蔵書一千万冊 図書館へ誘導する方がましである。

5年おきに市民意識調査でカネを使っているから、そこを活用すれば分かるのに、前例踏襲が習いのパートタイム行政ではムリ。

 


今後の検察運営の参考にという、ご意見欄

黒川弘務東京高検検事長 ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭けマージャン」

 

2020年5月18日 (月)

上尾市図書館はそろりと動き出す

追記 末尾に彩の国・給付金支給レースの報告図

どこまで行っても官民格差。

前記事で伝えたように、上尾市図書館はそろりそろりと動き出します。

段階的な再開は、本館を守る会に書いた面談内容に近いものです。以下に引用します。青字は当方の解説です。

 図書館サービス再開に向けた今後の予定

・・・・感染防止策を行ったうえで、段階的に行っていくことを検討しております。

第1段階として、臨時休館中のまま予約本などの貸出(5月26日から5月31日まで)を先行します。詳細については、別途お知らせいたします。3月9日までに予約された方を対象です。詳しくは こちらへ

第2段階として、開館の上、Webなどでの予約・貸出や返却業務を実施します。 18日現在 予約機能は停止中

第3段階として、時間制限を伴った書架の開放を行うなどして、最終的に閲覧席等の開放を行い、全面開館していきたいと考えております。  イスが無いので長居する人はいません(笑)


面談は5/12日ですから、この案内が出るまで一週間かかりました。二か月間も休業していたためでしょうか、スピード感がありません。休み過ぎるとこんなものですか・・・。

さて、実質的な再開を意味する第二段階のWeb予約貸出は 6/1からと見込みます。これでは緊急事態解除後となりそうです。緊急事態は5/25には解除という予想もあります。リモート予約しながら、無接触受け渡しなのに、この仕事の遅さは日本のコロナ対策で見てきたことと似ています。

というわけで、再開にこぎつけても良く頑張りました、とは言えません。だって運営費の出し手ですから。

本日は百貨店も営業再開です。

店側は赤字でも、少しでも固定費を回収したいのです。

 

参考 埼玉県の給付支給レース

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埼玉新聞より

 

 

 

 

2020年5月12日 (火)

上尾市図書館の再開に向けて

追記 5/16埼玉新聞…再開への動き


新規の感染者数が自粛効果で減りつつありますが、それも5/6までが限界と言う企業や人達が社会活動を再開しています。まだ動かないのは、それなりに余裕のある企業かもしれません。

そして、図書館は不要不急の場所ではないという人にとって、休館が二か月も続くのは耐えられないようです。下手をすれば三か月休みです。民間ならどうやったら再開できるか、だけを考えます。

5/3国の指針には「特定警戒都道府県も含め、感染防止策の徹底を前提として、図書館・博物館・美術館・公園の再開を可能とする。」があります。

これを拠り所に図書館部門と意見交換をしてきました。

上尾市図書館本館を守る会へどうぞ。ロードマップ風に報告します。

 

 

2019年10月19日 (土)

本館を守る会ニュース14号のご案内

コメントがなかなか表示されないからといって恣意的なのではありません。システム障害の一つ。

 

上尾市図書館本館を守る会の最新14号ニュースを発行しました。

記事タイトル

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・台風19号の本館被害、雨漏りだけでなく、天井板落下
・上平の三億円広場、当面はゲートボールなどに

・ブロック塀事件の続き

・百条委員会の始まり

・市議選は45人乱立?

こちらの守る会サイトへどうぞ

 

2019年8月18日 (日)

上尾市図書館の分館別貸出数の減少率

前年比は微増でも四年前とは比較にならない

 上尾市政に関与したのは図書館問題がきっかけ。23万人都市といいつつ、行政も市民もデータに基づかない情緒的な議論ばかりしていたのに呆れたから。その後、現本館は「二度にわたる試練」を「二度にわたる偶然」により生き延び、築年数だけを重ねて今にある。

 行政は将来を固定化したくないから、当面という言い方をするが、本館を巡る動きはしばし休戦だろう(今はそれどころじゃない)。ただ、相変わらず築年数と面積でしか見ないようだ。

最新の図書館要覧(中身は2018年度)が発表されていた。心なしか、以前よりデータやグラフ等が洗練されていた。

久しぶりに新データを追記してメンテナンスをした。そもそも図書館要覧も最新データを上書きして再利用で作っているだけだ(笑)。

全体の貸出統計をみると、前年の過去最低を更新すること無く微増に転じた。まるで上平移転をしなくて安堵したかのように(余りにも嘘っぽいな.笑)

単位は千

16
28

17
29

18
30

前年比

蔵書数

594

590

594

0.82%

貸出冊数

1,263

1,217

1,221

0.26%

貸出利用者数

406

394

399

1.36%

今回は各分館のデータを四年前と比べた(HPに四年前のpdf要覧があるため)。

貸出の利用者数、貸出点数ともに目も当てられない姿だった。

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  1. 利用者数(青)はわずか四年間に全体で7%減少、四つの分館は二ケタ減少である。
  2. 貸出点数(赤)は全体で9%減少。本館と駅前館の落ち込みが9~11%減とキツイのが響いている。
  3. 富士見小学校内にある「子供の読書活動支援センター」は数百人レベルと利用規模は小さいので全体への影響はないが、半減レベルの落ち込み(グラフは省略形)。減少理由は不明。

本館の貸出が6万冊も減ったのは驚き。その理由は、世代別・性別のセグメント統計を(ソースデータで)見れば分かると思うが、そこまで深掘りするのはもう面倒だ。読書離れと少子化、共働き世帯の増加ということにしておこう。

平方分館と橘分館の利用者数の減少は止まらないのだろうか。一日平均、三十人弱だが、ことしから午前開館へサービス強化をしているから、どのくらいプラスに転じるか見物だ。 

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2019年6月20日 (木)

図書館計画が文教政策では無かったを示すテクニカルな例

最適化債で見たのは、空っぽの世界

逮捕市長の上平・新図書館計画は表向きボツになりましたが、今につながる大切な事を書いておきます。
(但し上平の用地には新施設計画を相変わらず問題多い方法で行政経営部が進めています)。

島村さんは当初、5千㎡巨大単館構想でしたが、半年後に複合施設計画へと替わりました。(変更は行政経営部が主導したと推測します)。その結果、現本館の建物は他の施設と小分館、上町住民室(地元対策用)等からなる複合施設にするつもりでした。

議会では教育総務部(H部長)が、公共施設の統廃合をするときに国の最適化債を利用するため、分館として残すのは150㎡ほどになると説明しました。議員はもちろん市民も、「難しくてど良く分からないが、国からカネもらえるから狭くなるのは仕方ないね」というムードでした。

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最適化債とは人口減少に備えて老朽施設の統廃合を進めるために、費用の一部を交付税で補うものです。適用条件は概ね「統廃合前の床面積合計>統廃合後の床面積」というものです。

2017年3月に書いた(長文です)ように、施設ごとの面積値が公表されてから私的に計算したら、行政の解釈がおかしいことを発見しました。上町分館は理論的に2300㎡位まで可能です。

つまり「全体面積が1㎡でも減ればよくて、個別施設(図書館機能)の面積が減る必要はない」のですが、彼らは後者で理解していました。

その後、井上議員へメールをし、彼も半信半疑となり県庁を訪問して確認したようです。6月議会で従来の市説明はウソではと怒りました。それは井上レポートにあります。民間ならトップに誤った進言をすれば、左遷人事ですがH部長やS参事らは謝罪すらせず安泰(畠山市長には交代させられた)。もちろん多数派議員には難しくて理解できない内容です。

さて、伝えたいことは上の手柄話ではありません、ここからです。

「市の誤り」に気づいたものの、こんな基本的なことを上尾行政が間違えるはずはない、自分が情報不足による勘違いをしているとまずいので確認をしました。なにしろ市民と行政では情報格差があり過ぎですからね。背景を告げずに、制度を理解していそうな人に統廃合パズルの問題として尋ねたのです。

応えられる部門は一つしかありません。

その職員は教育総務部が勘違いしている、とは知りません。こんな狭い庁内が有機的につながっていないことを強く実感した瞬間です。縦割りを理由に、知見を共有しない体質が市民サービスの劣化をもたらす事例です。(蛇足ながら、このブログで指摘するミスは当該部門に伝えて直すのは、皆さんに見られているからです)

もちろん田中島村による愚か者の集合・八百長議会では、何でも通ってしまうわけですが、議会で恥をかかせることはできました。しかし、多くの関係者には忘れ去られています。

結論

彼らは床面積しか見ておらず、床の上でどのような人々が、どのような目的や気持ちで過ごしているかを一顧だにしないということです。だから懲りることなく、今回も予算案に「わざと三年もかける」陽動作戦を使って市民を騙し、反対運動の分裂を図ったのです。政策担当者が良かれと思ってやっていても、市民と向き合う葛藤の無い人ではマスター○○○○になるという見本です。またやりますよ。

この続きは、公共マネジメントのフロントランナーとして一躍注目されながらも、この三月に解散させられた秦野市公共マネジメント課の考察の中に、上尾市の恥ずかしい真実があることを紹介します。

 

2019年5月 6日 (月)

行政の杓子定規な対応・・・ここは遊ぶ場、自習は禁止よ

下の記事のコメント欄に綴られた長文は、小さなできごとによる指摘ですが、世の中の根本的な問題を孕んでいると思い、人目に触れるように記事化しました。

 同じ図書館を扱いながら、この差はどこにある

投稿: まめ | 2019年5月 6日 (月) 13時56分 

上尾市には、こどもの城と言う児童館があって、そこには、図書室があり、椅子とテーブルもその部屋にあり、そこでゆっくりと本が読める訳ですが…
子供が学校を通して「読書パスポート」と名前のついた手帳をすでに貰っていて、それには、日々、読んだ本のタイトルを書いて良いとされています。この長い10連休の間にも、読んだ本のタイトルを読書パスポートに書いておくことが、学校の宿題のうちの1つにありました。
こどもの城の図書室で、1度に6冊の本を読み、そのタイトルを読書パスポートに記入をしていたら…職員の方から「ここは、勉強をするところではありません。」と注意をされたそうです。それに対して「学校の宿題で、読んだ本のタイトルを書かなきゃなので、書いているだけです。」と返したそうで、すると職員の方から「では、終わったら、すぐにしまって下さい。」と言われたそうです。この子供と一緒に付き添う大人がいての話。
このやりとり、一体何が良くないの?と思っていましたが…

後日、こどもの城に電話で、図書室の入り口に子供目線で読める注意書きは、何って文言が書いてあるのか?を聞いてみたら、その方は文言までは覚えていないそうですが、こども城は「遊び場」なので、自習などは禁止にしていますとのことでした。 
読書パスポートに記入していただけで、注意されたことまではこちらは全く伝えていませんが、その方の説明では、鉛筆などが落ちていると小さな子の遊び場として、危ないからという理由もあるそうです。
結局は、子供が安心して本が読める場所として、最適なのでしょうかね?

沢山、本を読んで本のタイトルを書いていて注意を受けたら、子供心にどう思う?職員の話の持っていき方はどうだった?
上尾市は、ハコモノを作ることばかり、一生懸命になっていないで、職員などソフト面も磨いていただきたいなと思う話でした。
上尾市教育委員会は、読書パスポートを渡して、読書を推進していますと言っていても、上尾市の子供に接する職員の現状は、こんな感じです。

end


 

 そんな型にはまった指摘をしたら、現本館だってつまみ出される人が続出。上尾の市役所だって教育現場だって議会だって、サボる人間を雇う所ではありません、と返しましょうかね。

世の中が事なかれ主義に陥ると、どんどん窮屈になりますが、弱そうな者には注意をし、強そうな者には見て見ぬふりをするのも世間です。お子さんがそれを体験したわけですが、まだ早すぎたかも…。

仮にですが、委託先のパート職員だとするとその杓子定規な応対は、低コスト化の悪い面とも言えます。

 

 

 

 

2019年5月 5日 (日)

同じ図書館を扱いながら、この差はどこにある

上平新図書館(複合施設)は今年度中には完成予定だった

 ある方から、二つの記事を頂いたので紹介します。図書館問題に理解を寄せるだけでなく、自然保護活動や障碍者支援にも勤しみ、畠山市長とも少なからず親交のある80歳過ぎの方です。上尾には議員や職員よりも優れた高齢者がたくさんいます。 

(1) 泉大津市は駅前ビルへ、市長が27分間、シナリオを見ることも無くカメラ目線で動画配信

 記事より:  いま図書館は、本を読み、借りる場所から、地域の情報センター・・・、まさに地域のコミュニティの核になってきている。大阪府泉大津市では、現図書館を駅前ビル4階に移転し、・・・実施設計プロポーザルの公募を開始した・・・。そして市長自らプレゼンテーション動画を配信・・・。

 記事はクリックで拡大。

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(2)大田市は駅前に美術館と図書館が絡み合うユニークな施設を建設。予想の三倍の来館人数

東武伊勢崎線の太田駅前に三階建ての施設を二年前に建設した。当初はフロアで分離するつもりが、ワークショップに参加した市民から「分けない方が面白い」という意見が上がり、実現へ。功を奏して想定した3倍、年間30万人が利用している・・・。

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 さて一つ目の記事、記者執筆では無いためか、できすぎ感があったためネットで見に行ったら、市長の動画はともかく、新築の方が長期的に割安(改装6億円、年間5千万円)、開架書籍数が少ないとか論陣を張る反対議員もいて、それはそれで健全です。

 太田市は富士重工とブラジル人が多いことで有名ですが、太田市美術館・図書館という建物もWebサイトもお洒落です。その建築家の平田晃久氏のメッセージを引用します。

太田駅北口にこの美術館図書館がつくられることになったのには切実な理由があります。
太田市は人口20 万を超える豊かな市であり、太田駅はその中心に位置する、一日の乗降者数が1 万人を越える駅です。しかしながら現在駅前は閑散としています。多くの人々が車中心の生活をし、郊外のショッピングモールで買い物をするようになった結果、街の血液である歩行者が少なくなり、駅前の魅力ある街並みが喪われつつあるのです。
この建物は、人々の流れをもう一度駅前に呼び戻し、駅前の街並みを歩いて楽しい魅力あるものに育てていくためのきっかけとして構想されました。私たちはその構想に応えるようにして、建物の基本的な考え方をつくりました。


 逮捕市長と取り巻き部長、新政クラブや公明党達が「の拠点」と宣伝した上平新図書館建設でしたが、「の拠点」が完成しなくて幸いでした。なお、太田市は人口22万人で一般会計予算は797億円。上尾市651億円とは規模が違うだけではなく、太田市HPも実用性重視の設計であることから行政マネジメントレベルは高そうだと思います。そして驚いたのは・・・

市のフレーズです。

人と自然にやさしい、品格のあるまち 太田

 

 

 

2019年3月19日 (火)

撒かれたエサが分断を作り、北上尾館の人気化は本館衰退へ-5

偽装計画シリーズ 1反対 2ハガキ  3陽動  4過信 5餌付け 6動議

予算案が通ったら(県警しか)止められなかった、が教訓。

ネットには常に刺激的な表現があふれています。だから「餌付け」も軽く読みましょう。さて「3陽動」で十分と思ったのに、そうでもないから投稿を早めました。

1.現本館は二年半休館とし、その後は()上町分館として複合施設へ。

分館面積や中身は不明ですが、地元対策として地域民室は用意するでしょう。あの程度の工事に二年半もかける狙いは、以下のように北上尾館のファンを増やして固定化するための時間です。後戻りできないように・・・

2.北上尾館を人気化させて閉鎖できなくなるのがシナリオ

議会でも閉鎖するとは答えていません。「一時的」との答弁はそれで正しいのです。館仕様は「3陽動」の中ほどに書きました。現本館2F970㎡ですが階段やトイレも含めてのこと。つまり借上げ2000㎡のうちの図書館1000㎡は広く感じるかも。大石分館の460㎡で5万冊よりも少ないのは、本よりも居場所重視と思います。または三年後に面積広げるとか。

 

2億円の内装費はPAPA側工事によるために割高感があるのは、工事管理費に15%入れたら3000万円というように民間の自由です。

Wi-Fiは磁石のように今までと違う人を吸い寄せます。夏場は人気です。スマホ画面だけを眺める利用者が長居をしても、「そこ座らせて」とは言えません。

電子書籍は全体の貸出増にはならないと思いますが、新しもの好きで政策達成感に浸りたい人は行政や議員にもいます。例えば、教育委員会は電子黒板の学校導入を『戸田市と本市のみ』と自慢するのは、効果への責任が無い気楽さです。音楽配信もやっていますが、その報告と検証は不明です。

学習室は人気がでます。今が貧弱すぎだから。隣席との仕切りを入れた机は本館の事務机とは大違い。中高生にはWi-Fi付きで人気化しますが、居心地の良さは睡魔も強いですよ。専用の持込PC席は社会人の学習に好まれ、時間別利用にするかもね。

とまあ、商業施設の中に小ぎれいで先端的な北上尾館は、現本館よりも多様な客層に支持されます(読書層には向かないかも)。

北上尾館を図書館だけではなく、コミュニティゾーンやドリンクゾーン等々を一体的なものとして市民は認識しますから、図書館として駄作でも…
人気あるのに二年半で閉鎖しないで(泣)。立派な施設をナゼ解体するのだ(怒)、と言われます。三年後、残留を望む市民の声に応えてあと五年延長と言って、地元議員共々点数稼ぎができます。

公共マネジメント(こんな表現に市民はからきし弱い)を前面に、老朽施設の統廃合は待ったなしとして成功例を挙げたり、「旧本館」と突き放す表現をし、電子書籍を例にして「一カ所に蔵書がたくさんある必要がないのが今の時代」とかなんとか言っちゃって現本館複合化を練ります。

「利用しない役人に言われる筋合いはない」ですよね。

3.反対運動は弱体化へ

島村案の中止は、別件W逮捕と工事直前という幸運の産物です。初期予算で動き出すと止められないことは前回の教訓のはず。

空になった本館から北上尾館へ人は流れます。公益無視の島村案には反対の大義があり、利己的動機も混じっていたけど大義がそれを隠しました。今回は前とは違い利用者エゴの綱引きも予想されます。単館と複合施設型の好みの相違は反対運動を弱体化します。変わらないのは、上尾行政の誠実性の無さです。

議会の反応。政策フォーラムは市長に寄り添い、新政クラブや公明党は条件次第でしょう。共産党は選択を迫られます。高齢化も進み、以前ほどの反対運動は起きないでしょう。

12月市議選でまた図書館を争点にしますか。仮に計画を撤退したら、また損害が発生して二回連続です。できますか、と言いたいけど小牧市はではまだやってます(呆)。

4.透明性が無いから3/20水に止めよう。

市提案の予算案から上記計画を除いた新政クラブの修正案で可決させます。市案が良くても、半年ズレたところで誰も困りません。このような「姿無き図書館像」を担当部門が描くはずがありません。
 勘違いしないで下さい。北上尾館がダメと言っているのではありませんよ。二つの計画が怪しいと言っているのです。

止めてオープンにしましょう。

to be continued

 

2019年3月18日 (月)

ウソまで付いてやる過信はどこから来る-4

偽装計画シリーズ 1反対  2ハガキ  3陽動  4過信  5餌付け  6動議

個人では市民の声を聞くが、組織での行動基準が無い。

本館を長期間もぬけの殻にして、PAPAに一時移転と言いながら巨費を投ずる計画は陽動作戦だと前記事3で論証した。「信じられない」という気持ちは「騙された」と思いたくない被害者心理に近い。

どうしてこんな不誠実な計画を描けるのか、と犯人探しをする前に、「本館守る会」は反対表明をしている。「図書館を考える会」は考えているのだろう。島村案中止で安心しきった市民はともかく、議員の中には与党バイアス(権力への恋慕)を感じる。だからこそ新政クラブと公明の多数派は反対した。

すでに理由を3番で書いたが、もう一つの絶望的な理由(5餌付け)は後回しにする。私的には、彼らの過信が一体どこから来るのか恐ろしい位、理解不能である。繰り返すが彼らへの評価は、それなりの入職試験をバスして一人一人は真面目で優秀だ。対面しても良い人が多い。

しかし地位が上がるにつれて無能(保身)になり、個人としては善良でも、組織人としてふるまうときはバカを通り越して卑劣になることを、島村計画でさんざん見てきた。 

1.「市民の声を聞く気」は全くない。

「市民の声を聞くべきという発想はないよ」

「個々の職員にその思いがあっても、職場の意思として共有されることはあまりないね」

と、退職者は語る。

市長交代が関係ないことは分った。圧力団体になれば彼らは聞くが(庁内評判を気にするため)、それは例外だろう。パブリックコメントが形式に過ぎないことを投じた市民も受けた職員も分かっている。アンケートをやると言ったら、わざと外した幼稚な設問をする。なお真偽不詳だが、今議会で郵送方式アンケートにするような答弁に聞こえた気がする(利用者でない人にも送付する)

本館改修はハード面という理由で市民参加を拒否するのは、二年半もかかる真相がバレるから。PAPA利用計画にも市民参加は無い。彼らが機能レイアウトをはめ込んだが、他市ではあのような施設計画は市民参加をして決めるのがフツーだと思う(喜ばれるから)。だから「二年半で閉鎖なの」、「なんで一時利用にこんなにカネかけるの」と問われたら困るのだ。 

2.単年度主義が不透明にする。

民間企業に勤めた人なら分かるはず。投資計画とは多様な視点と時間軸で説明して(ムダな修飾語はない)、意思決定を仰ぐものだろう。つまり、市議会や委員会みたいにチマチマと聞き出すことは無く、提案者が必死に全情報を上手に説明するわけだ。決定者に出し惜しみするバカはいない。

彼らは情報を小出しにして将来を語らない。説明と言えば口頭だから正確に聴き取れない、配られたら学生の提案書まがい、ひどいものだ。よって「群盲象を評する」となり、全体が見えてきた頃には後の祭り。単年度主義が隠れ蓑になるだけで、悪知恵に優れるなどと感心してはいけない。 

3.素朴な質問をすれば、すぐ分かるのに。

「本館は長期休館ですが、一時移転した後、全て戻すと保証しますか」或いは「実験成果をお土産として、修繕前より機能強化されて戻りますよね」と問えばよいのだが、全議員とも聞かなかった。

すれ違い答弁をすれば、それでウソだと分かる。もし「元に戻る」が真実ならば、長期工事は機会損失(利用者の多数から利用機会を奪うという意味)であり、PAPA移転工事は多額でムダである、と攻めればよい。

4.不誠実さは消えない。

本当は「本館は複合施設にして、北上尾館を新時代に相応しい図書館にしたいとホンネを提案し、時間をかけて審議すればよいのに、「一時移転だから戻るはず」と人の良さに付け込んで政策を実現しても「不誠実」さは消えない。

たぶん、市民の声を聞かない一番の理由は「市民の意見を聞いていたらいつまでも決まらない」からだと思う。エゴ丸出しから公益へ思いをはせる人まで市民は様々だ。思い付きや感情だけで発言する、人の意見を聞く力のない人もいる、問題への理解度もピンからキリ、知性も様々、そして広域と公益で議論すべきはずの市議会は「恥の拠点」である。

to be continued 

5番の餌付けは翌日にタイマー設定済み。

より以前の記事一覧

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  • 上尾オンブズマン
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